8時起床。
妻が朝食を作ってくれている間に横浜市長選挙の投票へ行く。本来であれば教育的な意味合いからも娘も連れて家族3人で行きたいところなのだが、情勢を鑑みて別々に行くことにした。この日記を書いている時点でもう既に結果が出ているので正直に書くが、田中康夫さんに投票した。
今回の横浜市長選挙では、各候補者の情報をかなり集めた。選挙公報はもちろん、HPやSNS、演説や討論の動画配信などまでチェックした。恥ずかしながら、選挙にここまで真剣に向き合ったのは初めてである。そして、そこまですると、各候補者の市政に対する真剣度合いが何となく見えてくる。候補者によって主張している内容の具体性が全く異なるのだ。それと同時に、自分が自治体行政に何を望んでいるのかを真剣に考えるいい機会にもなった。本気で向き合うと、選挙って結構面白い。この年齢になって初めて、選挙権行使のあるべき形を学んだ。
最終的に私が田中康夫さんを選んだのは、公約内容の具体性が突出していたからである。ひとつひとつの公約の説明が充実していて、なぜそれが必要で、どうやって実現したいと思っているのかが丁寧に述べられていた。内容的に100％賛同できるものばかりではなかったが、いずれも筋は通っているし、何より公約が実現される道筋をイメージさせてくれるというのは魅力的だった。また、シンプルに「この人めちゃくちゃ頭いいな」と感じたのも大きかった。それ故の危うさも感じるが、こういう本物の頭の良い人が横浜市長になったらどうなるんだろう、という好奇心が湧いた。
というわけで、一片の悔いもない投票を終え、帰宅する。
朝食はパンや卵焼き、トマトなど。
保育園からメールが届く。金曜日に関係者のコロナ陽性が判明し、保健所の調査が終わるまで休園する旨の連絡が来ていたが、その続報である。保健所の調査が完了し、濃厚接触者がいないことが確認できたため、月曜日から通常通り開園するとのこと。もちろんありがたいのだが、思ったよりめちゃくちゃ早いなというのが正直な感想である。保健所の皆さんは、週末も休まず働いているのか。そして、保育園の先生方も、きっと週末の間に園内の消毒作業とかをされているのだろう。感謝を伝えるくらいしか出来ないのがもどかしいが、本当にありがとうございます。
昼食はお好み焼き。妻が山芋たっぷりで作ってくれた。ふわふわでとても美味しい。
昼食後、布団に倒れ込むようにして眠る。2時過ぎに寝て、起きたら5時前だった。
妻と娘は夕方に少しお散歩に出掛けたようだ。
帰宅後、すぐに娘と一緒に入浴。公園で膝をすりむいてしまった娘は湯船に入りたがらず、シャワーだけで出て行った。でも、患部を洗うのもじっと我慢していて偉かった。
先日巨人に移籍した中田翔選手がホームランを放ったというニュースを見て、ちょっと泣きそうになる。本当に良かった。今日は日ハムも勝ったし、気分がいい。
夕食はアジフライ、肉野菜の素焼きなど。娘の食欲が爆発し、大盛りの納豆ご飯と大量のアジフライ、ブロッコリー、トマトをすごい勢いで食べていた。
早めに娘を寝かしつける。お昼寝をしていないし、外にも出掛けたので、かなりスムーズに眠りについた。
横浜市長選挙は、午後8時の投票終了と同時に山中竹春さんの当選確実が報道された。いわゆる「ゼロ打ち」というやつで、出口調査の結果が圧倒的だったということである。小此木さんも拮抗するのではという私の予想は大きく外れた。菅総理の地元だし、自民党が総力を挙げて応援していたのでもっと支持を集めると思っていたのだが、どうやら自民党に対する逆風はなかなか強いらしい。
私が投票した田中康夫さんは小此木さん、現職に続く4位。後ろ盾が全くない状況でここまで支持を集めたのだから、善戦と言っていいのではないだろうか。間違いなく、彼の発した言葉の力だろう。負けてしまったが、私の中では彼の描く横浜の未来像が一番魅力的だった。外様市民の私がこんなことを言うのも何だが、横浜のことを真剣に考えてくださって、ありがとうございました。ちなみに、次は2年後の神奈川県知事選などいかがでしょうか。こちらも現職はなかなかのあれですので、是非前向きにご検討ください。でも、その前に衆議院選で国会に行ってしまうのかな。
さて、山中新市長は公約をどれだけ実現できるだろうか。個人的には、やはり子育て政策（待機児童問題や医療費助成、中学校給食など）が気になるところである。特に中学校給食の全員実施に関しては、今のハマ弁を全員に強制するというような逃げ道ではなく、センター方式でもいいので本物の給食の実現を目指して欲しい。しかし、何をするにしても問題は財源だ。IRに頼ることなく安定した財源確保を実現できるかどうかで全てが決まる、と言っても過言ではないだろう。どうか頑張ってください。
妻がフジロックのライブ配信を見ながら踊っている。フジロックのおかげでサザエさん症候群にならずに済んでいるようだ。アーティストの皆さま、ありがとうございます。
日付が変わる頃に就寝。