社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

8月27日(金) いばらの道。

2021年08月29日 08時07分02秒 | 2021年

 6時45分起床。

 妻と娘を見送ってから、1階の部屋と庭の掃除をする。室内はともかく、庭の掃除は暑くてつらかった。

 在宅勤務を開始する。今週の前半は娘と過ごしながらの在宅勤務だったので、1人勤務がいかにスムーズかを実感する。当たり前のことだが、やはり作業効率が段違いである。

 昼食は久しぶりに「上重朋文の店」へ。最近は暑くて中華料理を食べる気にならなかったし、そもそも外食自体控えめだったのだが、久しぶりに美味しい醤油ラーメンが食べたくなった。

 いつの間にか座席間のアクリル板が増え、感染症対策のレベルが上がっている。

 こんなものも置かれている。県から配布されるのだろうか。

 注文はらーめんとしそ餃子。これこれ、これが食べたかったんです。

 大満足で帰宅する。往復の歩きで汗だくになってでも食べに出掛けて良かった。

 今日は外部の方と電話で連絡を取る機会が多く、よく喋る1日になった。

 3時のおやつ。昨日セブンイレブンで買っておいたソーセージドッグに、新丸ビルで買った「わざあり」さんの刻みにんにくをのせて食べる。

 やはりよく合う。にんにく臭がないので、結構たくさんのせても大丈夫。

 勤務終了後、娘のお迎えに行く前に冷凍のたこ焼きを食べる。

 保育園へ娘をお迎えに行く。金曜日なのでりんごジュースを買ってから帰ってくる。

 妻が遅くなるというので、娘と一緒に先にお風呂に入ることにする。娘がその前にアンパンマンを見たいというので、見終わったらお風呂に入るという約束をして、途中のCMの間にも何度か確認をしていたのだが、見終わった瞬間に寝室へ逃げてしまい、結局お風呂には入らないと言い出した。

 「そういう風にお約束を守れないんだったら、お父さんももうアンパンマンは見せられないよ」と言うと、それでいいとのこと。「本当にいいの?パソコンのアンパンマン(YouTube)も見られなくなっちゃうよ?」と聞いても、もう見なくていいと言う。新しいパターンである。これは追い込まれたぞ。

 これで中途半端にまた見せたりするようなことがあると、こちらが「嘘をついた」ことになり、子どもはそういう親の姿勢を見ている、という育児情報を何度も見たことがある。だから、「もう見せない」とか「もう捨てる」などと安易に言ってはいけないそうだ。確かに、これを言ってしまったことによって、嘘をついた親の姿を見せるか、本当にもうアンパンマンを見せないかを選ばなければならなくなってしまった。

 しばらく考えてから、覚悟を決めてもう一度娘に問う。「さっき、アンパンマンを見終わったらお風呂に入ろうってお約束したよね?」「うん」「じゃあ入ろうよ」「いやだ」「お約束を守らないってこと?」「うん」「じゃあ、お父さんはもうテレビでもパソコンでもアンパンマンを見せてあげないけど、それでもいい?」「うん、もうみなくていいよ」「わかった、お風呂は入らなくてもいいよ。その代わり、もうアンパンマンは見なくていいんだね?」「うん」という会話を経て、レコーダーに録画してあるアンパンマンをはじめとする子ども番組を全て消去し、パソコンも片付ける。後から気づいたのだが、見せないと約束したのはアンパンマンだけだったので、他の番組は残しておいても良かった。お恥ずかしい話、冷静ではなかったのだ。

 先に1人でお風呂に入り、少し頭を冷やす。おいおい、本当にそんなこと出来るのか?これでまたワンオペ在宅勤務になったらどうするの?などという疑問が頭をよぎり、ちょっと焦る。そこから冷静に今後のプランをいくつか練り、ひとまずは本当にアンパンマンを見せない方向へ進んでみることに決めた。約束したのはあくまで「お父さんが見せない」ことなので、「お母さんが見せる」のは問題ないだろう、という逃げ道も考えた。しかし、いずれにしても先に妻に相談すべきことだった。やはり、まだまだ親として未熟だなと痛感させられる。

 妻に事情を説明する。娘も自分で事の顛末を説明し、今日はお風呂に入らないこと、もうアンパンマンは見ないことを宣言したそうだ。一貫性があるのは大したものである。

 結局、最後まで娘は入浴することなく眠った。妻も私も一緒に寝落ちする。ただ自分で自分を追い込んでしまっただけなのだが、めちゃくちゃ疲れた。

 1時過ぎに目が覚め、洗濯を済ませる。

 2時前に就寝。