社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

10月10日(月・祝) 久しぶりの帰省。

2022年10月12日 12時07分28秒 | 2022年

 7時半起床。

 朝食はオートミール。

 身支度を整え、9時前に家を出る。今日は、家族3人で埼玉の私の実家へ遊びに行く。

 新幹線と在来線を乗り継ぎ、10時過ぎに西川口に到着。懐かしい街並みだが、建物やお店はだいぶ入れ替わっている。

 実家に着くと、愛犬のふゆちゃんが大興奮で出迎えてくれ、一瞬で顔がゆだれまみれになった。仏壇の先代犬・サンにもご挨拶。

 父も母も元気そうである。娘は大量にストックされているおもちゃを片っ端から手に取っている。

 昼食は、母が金目鯛の煮付けを作ってくれた。

 豚汁を飲んで、これが実家の味、母の味だと思い出す。1人暮らしの時は同じ味噌を買って同じような味噌汁、豚汁を作っていたが、結婚してからは妻仕様になったので、かなり久しぶりである。

 デザートはぶどうと梨。この量はさすがに多いのではと思ったが、娘がすごい勢いで食べ、私もちょこちょと食べ続けていたらほとんどなくなった。

 娘は、普段は遊べないおもちゃがたくさんあって、かなり楽しかったようである。時間になっても「まだ帰らない」と言い張っていた。

 15時半過ぎにおいとまする。本来であれば祖母の入っている老人ホームにも行きたかったのだが、コロナ禍の影響で叶わなかった。つい最近、大人数での面会も解禁されたそうなのだが、たまたま職員の方にコロナが出てしまって一時的に面会禁止になっているらしい。

 実家の近くにあるパン屋「デイジイ」に寄っていく。私が子どもの頃からあるお店で、当時はここを含めて川口市内に2店舗しかなかったが、テレビチャンピオンに出たあたりからどんどん人気が出始めて、今では15店舗、東京駅構内にもお店を持つほどの有名店になった。

 私が子どもの頃から好きだったパンで残っているのは片手ほど。一番好きだったピロシキは、もうだいぶ前から作らなくなってしまった。もちろん魅力的な新しいパンもたくさんあるが、今回は懐かしいものを選んで購入。

 たくさん食べて遊んで疲れたのだろう、娘は東京駅に着く少し前から眠り始め、新横浜に着くまでぐっすりだった。

 17時過ぎに帰宅。さっそく、「デイジイ」のパンを食べる。私にとっては懐かしい味である。

 子どもの頃は毎回買ってもらっていた「粗びきフランク」。今も昔も、パンがかなりしっとりしているのが特徴である。

 「トライアングル」というパンも、私が子どもの頃からあるもののひとつ。

 外側がほんのりサクッとした生地で、中に甘いチーズクリームが入っている。娘に半分あげたら、美味しいと喜んでいた。自分が子どもの頃に食べていたパンを、今娘が食べているというのは不思議な感覚である。

 夕食はシチュー。妻がパンに合うメニューを考えてくれた。

 食後のデザートもパン。「ショコラ」(チョコレートデニッシュ)は昔はもっと無骨な外観で、両サイドからチョコレートの板が飛び出していた。それからどんどん洗練されて、今のおとなしい形になっている。

 母が娘にプレゼントしてくれたレゴを開ける。対象年齢7歳以上の難易度高めのものなので、私が横で手伝いながら作っていく。説明書の内容を理解して順番に作っていくという作業はまだ少し早いのではないかと思ったが、コツを掴んでからは問題なく作れていた。まだまだ道は長いので、これから完成まで少しずつ作っていこう。

 入浴と洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。

 居間へ戻り、私がデイジイの中で最も好きな「フロランタン」を開ける。これだけは娘に取られないように、帰宅してすぐに別の場所へ隠しておいた。昔はもっと分厚くて食べ応えがあったような気もするが、相変わらずの美味しさである。

 日付が変わる頃に就寝。