9時起床。午前中は、洗濯と掃除。
昼前に家を出て、小田原へ。小田原市民会館で開催されている、「小田原・箱根 木製品フェア」を見に行く。会場内は木の良い香りに包まれ、伝統工芸品に指定されている小田原漆器や箱根寄木細工を中心に、木材を使用した様々な製品が並んでいる。日用品もあれば、デザイン性を追求したものもあり、見ていて飽きない。特に、寄木細工の小物の可愛さや、ミニチュア機関車、ミニチュア楽器の精巧さが印象に残った。
小田原漆器。
箱根寄木細工など。
昼食は、駅の近くにある寿司屋「㐂仙」(喜仙)で、「梅え鯵丼」を食べる。鯵の刺身と干物、小梅を混ぜた丼ぶりで、それぞれの素材の味が見事に引き立てられていて、絶品だった。ひとつの丼ぶりで、刺身と干物の両方を味わえるというのも嬉しい。夏になって鯵の季節が来たら、もう1度同じものを食べてみよう。きっと、もっと美味しいに違いない。
お刺身と干物。
小田原駅14:49発の特急踊り子108号に乗り、東京へ。185系に乗るのが久しぶりで、ワクワクする。この車両も、あと何年現役で活躍するだろう。
赤羽駅で友人と待ち合わせてお茶をしてから、地元へ戻って青森から帰省中の友人も合流して、3人で中華料理屋へ。その後、不二家でデザートを食べ、地元のアミューズメント施設で卓球をしてから、銭湯でゆっくりと汗を流す。現在青森で働いている友人がこの4月で東京本社に異動となり、地元に戻ってくることになったので、何だか嬉しくてついつい思い切り遊んでしまった。
不二家のデザートは、やっぱり美味しい。
その友人を送ってから、もう1人の友人とドライブしながら話をする。話し始めたのが2時過ぎで、車の中で6時まで話し、その後ファミレスで9時まで、延々と喋り続けた。彼とは小学生の時からずっと一緒で、もうお互いのことは何でもわかっていると思っていた。しかし、今日じっくりと時間を掛けて話をして、お互いに思い違いをしていたことがあることに気付いた。最初は何とも険悪なムードになったし、今本当に心身ともに消耗したが、話すことを通して互いへの理解が深まり、また一歩進んだ関係性を構築できた。今日のこの経験は、これから先もずっと続くであろう私たちの関係にとって、大きな意味があると思う。