社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

3月9日(土)

2013年03月10日 23時07分37秒 | 2013年

  9時起床。午前中は、洗濯と掃除。

  昼前に家を出て、小田原へ。小田原市民会館で開催されている、「小田原・箱根 木製品フェア」を見に行く。会場内は木の良い香りに包まれ、伝統工芸品に指定されている小田原漆器や箱根寄木細工を中心に、木材を使用した様々な製品が並んでいる。日用品もあれば、デザイン性を追求したものもあり、見ていて飽きない。特に、寄木細工の小物の可愛さや、ミニチュア機関車、ミニチュア楽器の精巧さが印象に残った。


小田原漆器。


箱根寄木細工など。

  昼食は、駅の近くにある寿司屋「㐂仙」(喜仙)で、「梅え鯵丼」を食べる。鯵の刺身と干物、小梅を混ぜた丼ぶりで、それぞれの素材の味が見事に引き立てられていて、絶品だった。ひとつの丼ぶりで、刺身と干物の両方を味わえるというのも嬉しい。夏になって鯵の季節が来たら、もう1度同じものを食べてみよう。きっと、もっと美味しいに違いない。


お刺身と干物。

  小田原駅14:49発の特急踊り子108号に乗り、東京へ。185系に乗るのが久しぶりで、ワクワクする。この車両も、あと何年現役で活躍するだろう。

  赤羽駅で友人と待ち合わせてお茶をしてから、地元へ戻って青森から帰省中の友人も合流して、3人で中華料理屋へ。その後、不二家でデザートを食べ、地元のアミューズメント施設で卓球をしてから、銭湯でゆっくりと汗を流す。現在青森で働いている友人がこの4月で東京本社に異動となり、地元に戻ってくることになったので、何だか嬉しくてついつい思い切り遊んでしまった。


不二家のデザートは、やっぱり美味しい。

  その友人を送ってから、もう1人の友人とドライブしながら話をする。話し始めたのが2時過ぎで、車の中で6時まで話し、その後ファミレスで9時まで、延々と喋り続けた。彼とは小学生の時からずっと一緒で、もうお互いのことは何でもわかっていると思っていた。しかし、今日じっくりと時間を掛けて話をして、お互いに思い違いをしていたことがあることに気付いた。最初は何とも険悪なムードになったし、今本当に心身ともに消耗したが、話すことを通して互いへの理解が深まり、また一歩進んだ関係性を構築できた。今日のこの経験は、これから先もずっと続くであろう私たちの関係にとって、大きな意味があると思う。

 

 


3月8日(金)

2013年03月09日 11時57分43秒 | 2013年

  7時起床。今日から、春用のコートを登板させた。おそらくそもそもコート自体必要ないのだろうが、着ないで出て寒くなるというのは嫌なのだ。それに、春用のコートのほうがデザインがカッコいいので、少しでも着ないともったいない。

  直行で溝の口へ出て、上司と専門家さんと待ち合わせて支援先へ。施策認定取得後のフォローアップを行う。私たちの組織では、各種の施策認定支援を実施しているが、その一方で、最も肝心な認定取得後の実際の事業実施を支援することはそれほど多くない。それは、行政からの私たちに対する評価基準が、数値等で把握できてわかりやすい(議会で説明しやすい)”認定件数”に傾いているからということもあるし、そもそも私たちにノウハウやマンパワーが不足しているという問題もある。しかし、本来であれば、申請書を書いて認定や補助金を取ることよりも、それを実際に実行に移して成功させることのほうが遥かに重要であるわけで、そのような支援を今後どうやって増やしていくかが重要だと思う。

  昼食は、溝の口駅前のNOCTYレストラン街に入っている「神戸元町ドリア」で昼食。カルボナーラ風ドリアを注文する。ここのドリアは運ばれてきてからも火で熱せられているので、ずっと熱々を食べられる。値段はそこそこするが、スープやサラダ、ミニデザートもついてくるし、味も美味しいので、ちょくちょく食べに来たいお店だ。

  午後は、申請中の補助金施策の概要説明のため、上司と一緒に建具屋さんの団体へ伺う。ここでは、事務所の1階にみなさんが作られた建具や家具が置かれているのだが、特に椅子の座り心地がめちゃくちゃ良く、毎回勝手に座っている。見た目ではわからないが、かなり緻密な計算の上で作られているのだ。販売もしているとのことで、結構本気で買おうかと迷っている。ただ、ちょっと値段が高い…。


背もたれがなくても、不思議とゆっくりリラックス出来る。(18,000円)


おしりがすっぽりと収まる感じが最高。(確か38,000円)

  19時に帰宅。今日は、WBC第2ステージ初戦の台湾戦。急いでテレビをつけると、ちょうどホームベース上で両チームの監督が握手を交わしているところだった。ギリギリセーフ。そして、この試合は予想をはるかに超えた激戦になった。9回裏2死からの井端選手の同点タイムリーにも感動したが、その前の2死1塁の初球で鳥谷選手が盗塁をした時は、背筋がゾクゾクした。あの局面で盗塁のサインを出したベンチも、勇気を出してスタートを切った鳥谷選手も、本当にすごい。日本のプロ野球のレベルの高さが集約されたプレーだといっても過言ではないだろう。また、個人的には、3安打猛打賞と復調した稲葉選手や、勝ち越しの犠牲フライを打った中田選手の活躍が嬉しかった。一方の台湾も、先発の王健民投手の高速シンカーは今までに見たことのない軌道のボールだったし、中軸を中心に打撃陣のレベルも高く、本当に素晴らしい野球をしていた。日本ハムに所属している陽岱鋼選手もいるし、出来ることなら台湾と一緒に決勝ラウンドに行きたいものだ。

  ちなみに、結局23時半頃までずっとテレビから目が離せなかったので、夕食は出前のとんかつにした。豚ロースを巻いて揚げた「ミルフィーユかつ」のお弁当に、とりかつとコロッケを追加。今日は野球に気を取られて食事に集中出来なかったが、出前でこれだけ美味しいとんかつを提供できるというのは、実はすごいことなんじゃないかと思う。

  今日感謝したいのは、やはりWBC日本代表の選手たち。いや、日本だけでなく、台湾の選手たちにも感謝したい。こんなにも素晴らしい試合を見せてくれて、本当にありがとうございました。


3月7日(木)

2013年03月08日 00時49分06秒 | 2013年

  7時起床。昨日は「もうコートはいらないかも」という暖かさだったが、今日は一歩進んで「もうコートはいらないな」という暖かさだった。風もかなり強かったが、もしかしたらあれが春一番だったのだろうか。

  朝一で県の担当者から連絡があり、議会での答弁のために1時間以内で情報をまとめるよう依頼があり、てんやわんや。当初は上司も先輩も外出中でかなり焦ったが、途中で戻ってきてくださり、きちんとまとめることが出来た。

  その後、すぐに上司と一緒に辻堂へ出張。国の補助金施策へのチャレンジを希望している事業者さんのところへ伺い、施策の説明と申請内容のヒアリングを行う。事業内容が施策趣旨とは少し方向が異なるため、希望している施策を活用できるかどうかわからないが、非常にアクティブな事業者さんなので、何らかの形でお手伝いが出来れば良いなと思う。

  昼食は、辻堂駅前の湘南テラスモールに入っているハワイアンカフェ「ダブルレインボー」で、ロコモコを食べる。風の噂によると、私は来年度の異動対象となっているようなので、こうして今の上司と一緒に出張先でランチタイムを過ごすのも、残り何回もない。そう考えると、今この一瞬一瞬がとても貴重な時間に感じられる。ちなみに、ロコモコはハンバーグも大きいし、その他の具材も凝っていて美味しかった。

  オフィスに戻り、事務処理。年度末の報告書の作成は順調に進んでいるし、支援先が施策認定を受けたという報告もあり、気分良く仕事に取り組めた。

  上からの通達で、例年は年度末ギリギリに行われている異動の通達が、今回は再来週の頭に行われることを知る。幸か不幸か私はその日は休みを取っている(ベトナムにいる)ので、通達を受けるのは21日になるだろう。「何だかんだで、今回も異動せずに済むかも」という淡い期待を抱けるのも、あと2週間足らずだ。そして、風の噂が本当であるならば、一切望んでいない部署への異動を通達され、めちゃくちゃ凹むのだろう。あまりのショックで衝動的に辞表を叩きつけるなんてことがないように、今から心の準備をしておかないと。

  18時半過ぎに退社し、尾上町にある北海道ラーメンの「味の時計台」で夕食。高校生の時に初めて行った札幌で最初に食べたのがここのラーメンで、前々から久しぶりに食べたかった。当時衝撃を受けた味噌スープの美味しさは、今でも健在だった。でも、今は当たり前のように首都圏でも見かけるこのお店だが、もしかしたら、あの当時も既に首都圏にお店があったのだろうか。

  お店の目の前にあるバス停から大船駅行きのバスに乗り、1時間ほど掛けて帰宅。今日感謝したいのは、午前中の出張先の事業者さん。前向きな経営者にお会いすると、こちらの気持ちも明るくなる。私もいつかは、反対に事業者さんの気持ちを明るくするような人間になりたいものだ。


3月6日(水)

2013年03月07日 01時27分19秒 | 2013年

  7時起床。朝から気温が高く、日中はコートが必要ないくらい暖かかった。

  今日は、一日中事務処理。行政関連の機関の宿命ともいえるだろう。3月も半ばに差し掛かると、報告書に追われてこういう日が増えていく。しかし、今年度は前半の事業実施がかなり順調だったため、年度末の駆け込み事業が全くと言っていいほどなく(それが本来あるべき姿だ)、私の抱えている報告書も残りたった2つとなっている。しかも、ひとつは明日確実に提出出来るものだし、もうひとつも外部から頂く書類を待っている状態でほとんど完成している。一方で、私が事務局を担当している任意の団体のほうは、まだまだ事務処理が残っている。理想としては、これらを何とか来週中にまとめてからベトナムへ行き、その後は最終的な微修正や来年度に向けた種まき等、ある程度余裕を持って過ごせるようにしたい。

  昼食は、お寿司屋さんの「まぐろユッケ丼」。まぐろと卵の相性やいかに!ということでチャレンジしたところ、思っていた以上に相性が良く、トロトロで美味しかった。

  ほぼ定時で退社し、担当先の事務局長さんと飲みに行く。来年で70歳になる局長さんの昔話がとても面白く、つい質問攻めにしてしまった。特に、廃止間際の赤線地帯の体験談が面白かった。当時は、まずはビールと簡単な食事で寛いでから、そういうことをしたらしい。吉原のイメージがそのまんまなわけだ。今現在の性風俗が単に「性的サービスを受ける」ものであるなら、当時の赤線は本当に「一晩を過ごす」ものだったのだろう。売買春の是非やら何やらはひとまず置いておいて、そういう粋な売買春の形があった時代というのは、単純に羨ましい。私もあと50年早く生まれていれば良かった。と、こんなことを書いているとそんな話ばかりしていたように思われるかもしれないが、そんなことはありません。ちゃんと仕事の話もしたし、珍しく政治の話だってしたんですから。

  21時前にお開きとなり、続いては別の担当先の懇親会の二次会に参加する。こちらでは、業界の裏話をたくさん聞くことが出来た。また、周囲の方々から、とにかく早く結婚しろというアドバイスを山ほど頂いた。早く結婚した方はそれが正解だったと言うし、遅く結婚した方は晩婚は色々と苦労が多いから早いほうがいいと言う。中には、「うちの娘と会ってみない?結婚したらもれなく会社もついてくるよ」なんておっしゃる方もいて、一瞬本気で心が動きそうになった。いやいや、お金に目がくらんではいけない。

  0時半過ぎに帰宅。今日感謝したいのは、飲みに誘ってくださったそれぞれの組織の方々。総会や賀詞交歓会といった公式行事ではないにも関わらず呼んで頂けるのは、担当者としては非常に嬉しいことである。しかも、私が飲めないことを知りつつも、「そんなこと気にしなくていいから、ご飯食べにおいで」と歓迎してくださった。本当に、ありがとうございます。


3月5日(火)

2013年03月06日 00時44分11秒 | 2013年

  7時半起床。今日は、月に1度の丹沢山登りデー。そのため、いつもより30分長く寝ていられた。

  久しぶりに小田原経由で秦野へ出る。驚いたことに、丹沢では昨日雪が降ったらしく、ヤビツ峠の周辺を中心に、支援先の周りにも雪が積もっていた。先方曰く、「例年だと、まだあと2、3回は降るよ」とのこと。今回は作業が多く写真を撮って歩く時間が取れなかったが、雪をかぶった森には何ともいえない魅力がある。

  次の会合まであまり時間がなかったので、とりあえず会場の横浜まで戻ってから昼食をとることにする。普段なら無駄に乗ってしまうロマンスカーの誘惑もスルーし、急いで横浜へ。ロマンスカーは早いのだが、横浜へ出る場合にはあまり重宝しない。


普段なら、喜び勇んでこれに飛び乗るのだが。

  横浜駅に到着後、昼食の時間の猶予は約30分。もう少し余裕があれば久しぶりに「シェーキーズ」でピザでも食べたかったのだが、今回は諦めて、西口五番街商店街にある老舗「横浜珈琲店」で、アップルパイのセットを食べる。大量の生クリームとアイスクリームをつけて食べるアップルパイは絶品で、短い昼休みを満喫することが出来た。

  支援先の会合が終わったのが19時過ぎ。その後、横浜まで出てきてくれた友人と合流し、崎陽軒で夕食。やはり、ここのシウマイは美味しい。冷めたシウマイ弁当でも美味しいのだから、出来立てほやほやのものが美味しくないわけがない。

  23時半過ぎに帰宅。今日感謝したいのは、夕方の会合でご一緒させて頂いた専門家さん。彼の発言は全てに深みがあり、特に販促の面については非常に勉強になった。