岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

さんまーぐ (さんまハンバーグ)

2008-10-14 00:02:16 | レシピ



秋刀魚の美味しい季節ですねえ~。
炭火焚いてそこで塩焼きにしたやつを大根おろしとスダチを絞って・・そこへ醤油をちょこっと・・・んでビールなんかキュ~~ッ・・・って、たまりまへんな。
ところがこれをうちでやる場合、うちの長男は秋刀魚というか、青魚系が苦手みたいで・・・先日3歳になっていろいろ制限無く食べられるようになって来たんですけどねえ。
魚類もお刺身は好きなのですが、骨を取り除かないと食べられない塩焼きとか、干物とかは苦手の様、あと青魚はやっぱり癖がありますからなあ。
しかし、以前買ってきたいわしハンバーグをもりもり食べていたのを思い出しまして、秋刀魚もハンバーグにしたら食べるかな?
ということで作ったのがこの「さんまーぐ」・・・ネーミングセンスがクッキングパパっぽいのはこの際気にしないでください。
肝心の秋刀魚ですが、今回は開いて売ってるやつを買ってきました。
生の丸のままのやつを捌いても良いんですけど、お刺身用の柵で売ってるやつを使うと、皮を剥ぐ手間が無いのでよろしいかと。
最終的な仕上がりは、スパイスを使って秋刀魚の癖を押さえ、肉のハンバーグのように見せて息子に食べさせて見よう・・・というのが狙いです。
前振りが長くなってしまいましたね。
それではレシピに参りましょう。

★★材料(4人前)★★
さんまーぐ
 秋刀魚・・・・・・・・・3尾
 たまねぎ・・・・・・・・1個
 玉子・・・・・・・・・・1個
 パン粉・・・・・・・・・大さじ2
 小麦粉・・・・・・・・・大さじ2
 塩・・・・・・・・・・・小さじ1
 セージ・・・・・・・・・少々
 胡椒・・・・・・・・・・少々
 ナツメグ・・・・・・・・少々
 バター・・・・・・・・・適量(たまねぎ炒め用)

ソース
 ├ブイヨン・・・・・・・100ml
 ├白ワイン・・・・・・・50ml
 ├ウスターソース・・・・大さじ3
 ├ケチャップ・・・・・・大さじ3
 └タバスコ・・・・・・・少々(好みで)

★★作り方★★
 1.別の鍋で、ブイヨン、白ワイン、ウスターソース、ケチャップを入れて2/3位まで煮詰めてソースにする。
 2.バターを溶かしたフライパンで、みじん切りしたたまねぎを、写真の色になるくらいまで、じっくり炒める。炒め上がったら荒熱を取っておく
 

 3.秋刀魚の皮を引いて、粗めのみじん切りに
 

 4.(1)、(2)の他、玉子、パン粉、小麦粉、塩、スパイス類を加えてよく捏ねる。捏ねあがったらボールに十字に切れ目を入れ、4等分する。これが1人前になる
 

 5.手にサラダ油(分量外)を塗って空気を抜きながら成型し、熱したフライパンで焼く。


 6.出来上がったさんまーぐにソースをかけ、マッシュポテトや青野菜のソテー、ピクルスなどを添え物を飾って完成


★★ポイント★★
秋刀魚の身は細かくたたくより、やや粗いくらいのほうがよりハンバーグっぽくなります。
スパイスは好みですが、セージを使うと魚の臭みをグッと押さえられるのでオススメです。
胡椒は荒挽き胡椒を使うとこれまた秋刀魚の身が肉っぽくなります。
また、焼く際ですが、秋刀魚を使うと、肉のハンバーグより柔らかく崩れ易いので、火加減に注意して最初に焼いた面がしっかりと固まってからひっくり返すと良いです。
焼き具合を見るには、鉄串を中心まで指して、下唇に当て、ジンワリと熱が伝わってくればOK。
熱々を食べたいので、ソースや付け合わせは最初に作っておいて、盛り付ける皿も事前に暖めておくと良いですよ。

というわけでさんまーぐ完成!
嫁と食べて「これはイケル!!」と確信!

早速長男に食べさせようと思ったら・・・思惑を知らない嫁が・・・「さんまで作ったさんまーぐだよ」・・・って。
息子は当然のように「さんまいらない」・・・ってあんまり食べてくれませんでした。
おくさ~~ん・・・とほほ・・・。


■★訳あり★根室産秋刀魚約3kg20匹入り★刺身にもできる


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