岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

【福岡出張記】麺劇場 玄瑛

2008-10-30 23:48:07 | ラーメンレポ
はじめに言っておきます。

呼子の烏賊が昨夜のメインイベントなら

この玄瑛は本日のメインイベントです!!


東京にも名を馳せる博多のオリジナリティ溢れる名店、玄瑛にやってきました。
気合を入れて11時半の開店に合わせ、11時15分から店前で待っていました。

「麺劇場」と付いておりますが、その名のごとく、調理場を舞台に見立て、お客は階段式の客席から調理場を見下ろすようなポジション。
まさにラーメン店を劇場というコンセプトで設計したお店です。
しかし、このお店が見かけだけでなく、味の方でも高い評価があり、いつか来なければならないお店でありました。
今回その念願がようやく叶いました。




玄瑛流拉麺は650円。
泡立ったスープにちょっとびっくりするも、そのスープを一口いただくと、こくのある豚骨スープですが適度に甘さがあり、やさしい味です。
麺は中細の低加水麺。茹で時間はなんと5秒~10秒くらいの早茹で!
麺を食べてみると、最初はかなり固めですが、食べ進めるにしたがってスープを吸って時間により食感が変化していきます。
具はチャーシュー、きくらげ、海苔、そして白髪ねぎ。
青ねぎでなく白髪ねぎを添えているのはやっぱり異色ですね。
とても繊細な豚骨ラーメンだとおもいました。




そしてサイドメニューで頼んだのが、この日本一のこだわり卵かけ御飯。
卵かけ御飯が300円というのは一瞬たじろいだのですが、「日本一のこだわり」と冠を付けられては、試してみたくなっちゃうじゃないですか!
ちなみに、最初から卵には醤油がブレンドしてあります。
やたらと旨味の強い醤油だったので、おそらくラーメンに使っている醤油だれだと思われます。
だしをとった後の鰹節を佃煮にしたものも付いてきて・・・御飯にかけてもいいんですけど、ラーメンにトッピングしても美味しそう・・・。

ラーメンも卵かけ御飯もどちらもこだわりが感じられて美味しくいただけました。
このラーメンは今年の食べたラーメンの中でもトップクラスですね。
ごちそうさまでした。
ではでは。

【麺劇場 玄瑛 公式Blog】
【地図】福岡県福岡市中央区薬院2-16-3


■行列のできるラーメン店づくり


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【福岡出張記】ウエスト うどん屋天神店

2008-10-30 22:18:23 | うどん・そばレポ


オハヨーゴザイマス。
昨夜は一人中洲フィーバーでありました。

少々お酒が残っておりますが、今朝も博多を食べ尽くして行きましょう・・・ってラーメンばっかりになっちゃうんですけどね。
というのを反省して朝はうどんであります。

博多を歩くといつも目に付く「ウエスト」の看板。こちらはうどん屋を中心にしたチェーン店であります。

とりあえずあんまり考えないで入ってみました。


テーブルの上には、青ねぎとてんかす。
このてんかすフリー制度は「たぬき」で金を取る商魂たくましい関東圏から来た人間には新鮮ですな。


さて頼んだのは博多の地味な名物丸天を乗せた丸天うどん。


先ほどのねぎ&てんかすを乗せて・・・。


固い讃岐系のうどんと比べると若干柔らかめの滑らかなうどん。ちょっと伸び気味なのかな?
汁は昆布、鰹を合わせた出汁に薄口醤油の西日本系。
丸天は話には聞いていましたが、食べるのはおそらく初めて。
薄くて、でかくて、丸いさつま揚げという感想が正直なところでして、しかしこの平凡さがいかにも博多のデリカっぽくてよいかもしれません。


そうそう、こちらのお店にもおでんが・・・和歌山や高松でもうどん屋さんやラーメン屋さんにおでんが定番の様で、こういった店舗はやっぱり軽食店の延長なのでしょうね。
ごちそうさまでした。
ではでは。

【お客様に喜びと感動を・・・・ウエスト】
【地図】福岡県福岡市中央区天神2-3-10


■白だし和食


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【福岡出張記】春吉ラーメン(屋台)

2008-10-30 22:12:46 | ラーメンレポ
呼子の烏賊

路地裏のBAR

東京発の塩そば

ときて、最後は博多っぽく屋台で締めておきましょうか。


中洲から春吉橋を天神方面に渡って、直ぐ近くにあるその名も春吉ラーメン。
「ラーメン」とありますが、おでんや焼き鳥もやっている、いわゆる居酒屋屋台であります。


秋の夜道でちょっと冷えたので、おでんが恋しいですな。
こちらはお任せで頼んだラインナップ。
きんちゃく、厚揚げ、牛すじ、そしてしらたき。
牛すじの出汁がしみたおでん汁がしみ込んだきんちゃく&厚揚げ最高。
牛すじももちろん。
ビールも進みます

それにしても店名に「ラーメン」とありますから、やっぱりラーメン頼んで締めましょうか。
ということで、ラーメンを頼むのですが、豚骨スープは昨日、今日はさっき塩そばをいただいたので、ここは昨今、知られることとなった、博多の新名物「焼きラーメン」を頼んでみましょう。


しばしの後にやってきた焼きラーメン。
ゆでた麺を中華なべで、肉、キャベツ、もやしを加えて手早く炒め、豚骨スープと醤油で味付け。
皿にあけてから仕上げに、青ねぎを散らします。
って作るの見てました。
味の感想は、大体の想像通りだと思いますが、ラーメン味の焼きそば・・・そのまんま過ぎます。

後から来た人が焼きチャンポンを頼んでいたのですが、そちらの方が麺が太い上、キャベツ、もやしの他に、海老やかまぼこ等、具材も多く、食べ応えがあって美味しそうでした。
あれは今度家でやってみよう。

そうそう、この屋台、春吉ラーメンは朝9時まで営業というもう、深夜営業とかを通り越してやっているお店なので・・・いつまででも呑めます・・・が、自分は12時前に帰りました。

・・・だって明日もあるし・・・いやいや、人生初の焼きラーメンごちそうさまでした。
ではでは

【地図】福岡市中央区春吉2-11 (屋台なので正確な住所なしこの辺で営業中・・・)


■博多学


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【福岡出張記】まるきゅうらあめん 福岡市博多店

2008-10-30 22:07:27 | ラーメンレポ
さて、腹に隙間を作ったところでラーメン行きますよ!

その後、中洲をウロウロしていると、見たことのある看板が・・・。

まるきゅう・・・って東池袋にある、あのお店だよね・・・。
って調べてみるとやっぱりそうでした。


それにしても白濁豚骨の聖地である博多に塩ラーメンの専門店とは大胆不敵。
「その誘いに乗ってやろうじゃないのよ」(酔って気が大きくなってます)ということで入店。





注文はもちろん塩そば。
この博多にあって透明なスープが新鮮って、塩スープの中でもかなりの透明度、味か薄いかと言われれば、そういうことも無く、鶏の旨味、昆布の旨味が生きています。
麺は細めの低加水麺で、池袋で食べたときより固めなのは、これは土地柄に合わせてか?
でも、この麺がスープを吸い込んで、麺との一体感が生まれています。
そして、このおとなしい組み合わせの中で、唯一個性的なのが炙りチャーシュー。
このチャーシューのおかげで、香ばしさが加わり味に奥深さが生まれています。
この完成度のラーメンをわざわざ博多に持ってくるとは、何度も書いちゃいますが、大胆ですね。
しかし、味の芯は動かさずその土地にさりげなくカスタマイズする能力は流石と思いました。
ごちそうさまでした。
ではでは。

【地図】福岡県福岡市博多区中洲3-7-33


■行列のできるラーメン店づくり


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【福岡出張記】BAR b.y

2008-10-30 22:01:21 | 外食レポ
喉元まで呼子の烏賊を詰め込んだのでここで一時小休止。
ということで、中洲の中をウロウロ。

ふと見るとやたらと背の低い扉が・・・見た目はBARっぽいけど・・・。


なんか利休の茶屋みたいだなと思いながら、腰をかがめて覗いて見ると、シングルモルトが何本か・・・そして、バーテンさんと目が合っちゃった。

逃げようかな~とか思ったんですけど、丁度何にも腹に入らないし、カクテルでも呑んで腹の隙間が出来るのを待とうかな・・・と。


ドアの横には光る「b.y」の文字。
どうもこれが、店の名前らしい。

ドアをくぐって顔を上げると、お店の外見からは意外な、若いバーテンさんが笑顔で迎えてくれました。
先客は無く、マスターとさしで呑むこととなりました。
マスターは雇われ店長で、オーナーは別にいるらしく、お店の内装や趣味はそのオーナーによるものだという。

話ばっかりしているのもなんなので、なんか一杯。

シングルモルトのストレートと思ったのですが、ここはバーテンの力量を見てみたい、ということでカクテルを。
「マティーニ」・・・と頼んだ後に「ギブソン」にすればよかったとちょっと後悔。
ちなみにマティーニはドライジンとベルモットをステアグラスに3:1であわせ、スタッフドオリーブを沈めて、レモンピールを云々・・・(詳しくは【Wikipedia~マティーニ~】を参照)
このオリーブをパールオニオンに替えたものがギブソンです。
別に大差ないんですけど、こういうときにギブソンの方が玄人っぽい気がして・・・見栄を張りたいだけです。
ハイ。
そんな話でマスターとも盛り上がったりして、最近こういったお店の呑むのも珍しくなったのですが、こういうところで酒の問答をしながら呑む酒もいいモンです。
そのマティーニをキュッと空けて、二杯目は本命のシングルモルト。
ラガヴーリンの16年。スモーキーフレーバーのキツメで「いかにもピート」ってやつが好きです。

写真が大人っぽいですが、だいたいBARで写真取ってるやつが野暮であることは、この際伏せて置いてください。
これを機に話はカクテルからシングルモルトの問答に。

話の流れからシングルトンかなんか頼もうかと思ったのですが、烏賊がずいぶん消化されてきたので、「河岸を変えようかな」ということで、ここでストップ。
ここのところ居酒屋バッカリの呑みでしたが、ゆっくりこうやって呑むのもいいモンですな。
ごちそうさまでした。
ではでは

【地図】福岡県福岡市博多区中洲3-4-2


■転勤・出張族のための九州・沖縄学


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