アンチョビ、好きですか?
ワタシャ大好きでして、でも買ってくると意外に高いし保存が効くっていわれてもねえ・・・。
実は以前にも何度か挑戦したことがあるのですが、今回かなり満足がいく出来のものが出来てので、こちらでご紹介です。
いわしは片口いわしを使います、スーパーとかでは地方にもよりますが、ひこいわし、しこいわし、背黒いわしなんて呼ばれているやつです。
真いわしでも出来ないことはありませんが、何といっても安いので・・・。
あと多分うるめいわしは向かないと思います・・・あくまで多分。
★★材料★★
片口いわし(以下いわし)
塩
オリーブオイル
※本当にこれしか使いません。
★★作り方★★
1.いわしを水でざっと洗う
2.頭と尻尾を包丁で切り、手開きし、背骨、背びれを取り除く
3.手開きしたものを、バットに並べて、上から塩を振る
4.きっちり蓋をして冷蔵庫で1カ月熟成させる
・・・1ヶ月後・・・
塩分との浸透圧で水が上がってきます。
この水分は魚醤なので、とっておいて料理に使えます。
5.いわしを1尾ずつ笊に上げて水気を切る
6.タッパーなどに並べなおして
7.オリーブオイルで蓋をする
★★ポイント★★
もっと短い塩漬け期間でオイル漬けにするレシピも存在するのですが、1カ月の熟成期間は重要だと思いましたで。
漬けこみオイルも胡椒やローレルなどを加えるものもあるようですが、あえてオリーブオイルだけにしています。
シンプルなレシピなのでコツとかはほとんどないのですが、あえて言うならこの保存期間のためにも、調理器具や手先は本当にきれいにした状態で調理に取り掛かってください。
塩の量も保存性とかかわってきますので、写真のように多めに。
ちなみに、オリーブオイルに漬ける前の、ノンオイルアンチョビをちょっとかじってみましたが、いかの塩辛のような熟成された風味が合って、日本酒とかに合いそうでした。
冷蔵庫などで上手く保存すれば、1年くらい持つらしいので、作りだめておいても悪くないでしょう。
パスタやピザは王道、変ったところでチャーハンの具や餃子の隠し味にも。
たしかに時間はかかりますが、あると結構便利ですよ。
ではでは
■調味料を使うのがおもしろくなる本
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