はちきんizyのアメリカ丼

料理にすると丼カップル
はちきんイジーとアメリカンいごっそうバッキーの
山あり谷ありの国際結婚ブログです。

突然 夫が、、、、

2016-04-15 | Buck& Me中年夫婦の毎日

道中 オーディオブックを聴いていると

一枚目が終了する前に

プチっと音が切れる。


予備の電池は持ってきたが

バックシートに置いてあるスーツケースの中、、、、、だ。


取るのがめんどくさい ので

運転席のバッキーと話を始めた、、、、。



オーディオブック "ザ ガーディアン"の作家

ニコラス スパークスの作品は

映画化されたものを

幾つかバッキーと観ていた、、、が


映画のタイトルを言っても

それさえ 思い出せないように

首をかしげるバッキー、、、。

その横顔から

この話に興味を持っていないのを

感じたにも関わらず

私は話を続けた。







"ディア ジョン も ノートブックも

これと言って 心が打たれる事ってなかったけど

メッセージ イン ア ボトル は 何度見ても泣けたわ、、。"



と私が言うや


キッとした表情

助手席に座っている私に

顔を向けたバッキーが


"お前は Aさんのペットが亡くなった時に

泣けもしなかった癖に

映画観て泣くんか、、、、。"


投げ付けるように言う。


@@ えっ @@ @@ @@ @@ えっ @@ @@ @@ @@ えっ @@




突然 Aさんの名前が出てき

いったい何事か と 思いながらも



"貴方、 Aさんの生霊でも

のりうつってるんじゃないの?"


バッキーの身体を覗き込むようにして

言ってしまった、、、。



すると

それは怖い顔で私を睨み

"Aさんが のりうつってるだと、、

そしたら この旅の間中

お前をイジメ抜いてやる。"


バッキーが 叫ぶ、、、、、。はぁ~? @0@



読みようによっては

冗談のような話だが

バッキーのあの怒り方は 本気、、、だった。


機嫌が悪いと

口が悪くなる人だが

バッキーらしくない言葉に

ポカンとしてしまった私は

"あのね 大きな息を吐いて

毒素を全部出すと良いわよ、、、"


独り言のように呟き

バックシートに置いてあるスーツケースの中から

AA 電池を取り出し

CDプレイヤーに入れ

オーディオブックの続きを聴き始めた。






私に話す事はないが

最後に送ったAさんへのメールを

バッキーは 私以上に

気にしている のかも知れない。


人の気持ちを傷つけるのが

嫌いな人だから、、、、。




いつか時間をとって

バッキーと ゆっくり話してみようとも思う。





ケンカ腰のような会話があったのは

その時だけで


夕方 無事

コロラドに到着しました。 *^0^*