ベガスに出発する前日
”新しい靴がいる。” と言うバッキーと
Famous Footwear と言う靴屋さんに ショッピングに行った。
バッキーの足は
長さもあれば 幅もあり
店にはそのサイズが少ない為
選べるスタイルも少ない。
まあ その分 短時間で決められもする、、けど、、。
私が履いている
スペリー Sperryのデッキシューズを勧めたが
幅が狭く作られているのか
バッキーの足に合わない。
折角 お揃いになるとこだったのに、、、残念!
スケッチャーズ (SKECHERS )の スリップオンは
つま先の部分をカバーするゴムが
取れやすい と言われ
ダッカーズ(Duckers)の スリップオンを買って来た。
( ↑ ネットで拝借したこの写真は
ダッカーズのブランドではないが こんな靴)
旅の準備だけでも
頭の中が一杯になるバッキーだが
それに加え
この朝 職場で起こったミスの連絡が入り
”頭の中が一杯で
朝からナーバスや。” と
助けでも求めるような表情で
私に言う。
自分がナーバスであると
自覚しなくとも
些細な事で カッとなるバッキーは
この日、私が
バッキーに
”道順が違う。” と言っただけで
いつもに増しての大声 で 怒鳴り始める。
それに 納得できなかった私も
自分の思う事は言葉にしたが
カッとなっているバッキーには
何を言っても通じない。
諦めた私が
黙り込んでいたら
少年バッキーの姿が浮かんで来た。
父親に怒鳴られながら育ったバッキー兄弟が
皆 父親を恐れていた話は聞いている。
そういった恐怖を感じながら
暮らした事がない私には分からない
、、、、、バッキー少年の痛み
癒す事が出来たら
癒してあげたい、、、と
そんな事を思った。
皆 いろんな痛みを抱え
生きている、、、、。