はちきんizyのアメリカ丼

料理にすると丼カップル
はちきんイジーとアメリカンいごっそうバッキーの
山あり谷ありの国際結婚ブログです。

亡くなったニギーは、、、ベガスその8

2017-02-21 | おでかけ 休暇


ベガスに着いて3日目

14人乗りのバンをレンタル

  フーバーダム(Hoover Dam)に行った。





巨大なそのダムには




  両腕を天に向けて伸ばした

  羽の生えた二つのブロンズ像 (the Winged Figures of the Republic)や

  作業員の像


   


そして このダム建設で

   命を亡くした方々へのプラク―(plaque)などと一緒に


黒い犬” ニギー(niggy)”のプラク―と


 

     お墓もある。





 ダム建設中、

 現場近くにいた子犬を作業員が見つけ


  皆に可愛がられたニギー 





悲しい事に 

その数年後のある暑い日 

 トラックの影で

    眠っていたニギー は

 それを知らなかった作業員にひかれ

    命を亡くした。




ニギーのお墓

  亡くなったその日

  作業員によってたてられ

  


短いストーリーと一緒にプラクーも

  そえられている事に

作業員たちのニギーへの愛情

     強く感じる。



この世で生きたその命

 誰かが心に想う事で 

あの世のその魂

  心底 喜ぶように思えて

    仕方ないから、

 こうした形で 残された事が嬉しい。


 
niggy は 

 差別語である二ガー(Nigger)のように

   ニグロ(黒人)を意味し

それが問題になった70年代に

  取り除かれた最初のプラク―は

名前の代わりに

作業員たちのマスコット として

 ストーリーと共に

 再度
たてられることになった、、と言う。





 こんなにも愛されたニギーの

  プラク―に残らなかったのが 

    無性に寂しい。


天にいる魂に想いをよせる時

  その名を呼ぶのは 

     大切な事に思えるから


 私はニギー って呼びながら

   プラク―に描かれたこの仔に

      想いを寄せたい。