ヘルスチェックを終えてから
隣町の美容院でカットとカラー


ベガスに行く前に
小奇麗にしておかなくては、、、、ね。

いつもより 伸びている髪の毛を
鏡の中に見て
”最後に来たのは いつでしたっけ?” と
美容師さんに尋ねると
”確か 貴方が
フットボールの試合を観に行く前だったわ。”
”あーー そうでしたね
段ボールを持って行くと良いって
勧めて下さったんですよね。” と
美容師さんの記憶の良さに
驚きながら
私が言った。
そこから その日のフットボールの話になり
隣に座っていた観客が
酔っぱらい 吐いた事を話すと
美容師さん、、、、、、たら
それは呆れかえり
自分にそんな事があったら
ゲーム観戦どころではない
その場を立ち去る
と言う意味合いで
”I am done" と
吐き捨てるように言う。


まあまあ そんなに怒らないで、、とでも言うように
ゲロは私の方向に飛んでこなかったとか
食べ物は入っていなかったとか
何故か
そんな言い訳のような事を並べ始める、、私、、


そんな話からか
次は美容師さんが
彼女の娘さんに起こった ある事件を話し始め
今度は 私が
”Oh, my Gosh "
”That's terrible”
” WTF" (あっ これは言ってませんが)

口をぱっくり 開け

それらを連発
その事件とは、、、、、
鍵を車の中に置いておいたままにした事から

何者かによって盗まれた娘さんのジープが
数日後、
町のスーパーの駐車場に
乗り捨てられていたのを
警察が発見。
ただし エンジンが壊れた状態、、。

その上犯人は
最近 その町で起こった発砲事件に

関係している人だろうと
警察は推定、、、、。
発砲事件と聞き
驚きはしたが
悲しい事に
その響きに慣れてもしまっている私だ。

”衝動的に 暴力をふるう人が
多くなって、、、。” と
美容師さんが
重そうに 言葉を並べられた。
暴力と言う言葉に
今のアメリカの動きが
目の前に広がりもしたが
何も言わず
一緒に深いため息をついた。
カットもカラーも
基本的には同じではあるが
毎回 微妙に 違う。
でも 信頼の出来る人なので
”貴方が好きなように
してください。” と
頼んだ。
カラーは ちょっと 明るすぎた、、けど
出来上がったカットは 上出来



ベガス出発まであと2日、、、だ。 めちゃ いそ