はちきんizyのアメリカ丼

料理にすると丼カップル
はちきんイジーとアメリカンいごっそうバッキーの
山あり谷ありの国際結婚ブログです。

好青年は韓国人

2017-07-20 |  私の仕事

私が働く店で夕方働く従業員は

 皆 高校生か大学生


夏休みに入ると

新しいい学生バイトたちも多く雇われる。


 この夏から中華で働き始めた16歳の高校生


アジア人だったこともあり

  親近感を持った私が

自分の名前と一緒に日本人である事も付け加え

  自己紹介をすると

”僕は韓国人です”  と

 優しい眼差しで

 じっと 私の瞳を見て

   はっきりとした口調で彼が言う。


誠実なイメージを受ける彼、、、まこと君と呼ぼう、、、。


働き者で礼儀正しいまこと君は

身体の動きや言葉の使い方からして

  他のアメリカ人学生たちと違う




アジア人の両親に育てられたに違いない  と思った私は

ますます 彼に興味を持ち始め

 時間があるごとに 

 まこと君と何気ない会話を持った。


それで分かったのが


まこと君は1歳の時に

  アメリカ人の夫婦に養子にもらわれたと云う事だ。



養子縁組の多いアメリカ

 人種の違う親子が家族になるケースは多く見るから

  まこと君の話に何の問題もないのだけど

ちょっと 引っかかる事があった。



まこと君があまりにも働き者なので

  ご両親は一体 どんな方なんだろう と

まずは訊きやすい職業について尋ねると


”一人は銀行で 

 もう一人は病院で働いてるんです。”
  と

   重そうに言葉を並べる。


普通は

”父は銀行で 母は 病院で、、、”  と

   言う物だし 

何げか重そうな彼の表情も重なってか

厳格なご両親が

暗い部屋の奥の方に立っているのがイメージされ

  ハッとなった私は、、黙った。


 
アメリカの家族の話をする時

  何げか重い表情になるまこと君だけど

”僕には知らない兄弟が 韓国に何人もいるんです。”  と

 まだ会った事もない韓国の家族の話をする彼は

  何やら陽がさしたような表情になる。



   


 いつか 自分の生まれ故郷である ソウルを訪れる事を

  夢見ていると 話す。

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