散歩さえ行きたがらなかったレイラに
抗炎症や鎮痛作用のある薬を与えるようになってから
足取りが目に見えるように軽くなり
散歩を楽しみにするようにもなった。
昨日の朝
まだ暗い中私のベッドに飛び込んで来たレイラが
今朝は声をかけても
自分のベッドから出てこようともしない。
元気のない表情でぼうーと私の顔を見上げ
またベッドの中で丸くなる。
暫くしてやっと起き上がったレイラを外に出し
近所を散歩するものの
足腰が弱っているのが一目で分かるような歩き方をする。
何故また 振り出しに戻ってしまったんだろう、、と
やるせない想いになる。
いつもより短い散歩で終え
ベッドで丸くなったレイラを残し仕事に出掛けた。
私は関節痛も経験した事がないけれど
関節炎を持った知人たちがよく
雨の日は関節が痛む と言っていたのを思い出し
犬も人間と同じかもしれない とも思った。
そう思うと 気持も楽になる。
どんより曇った空から
冷たい小雨が降る朝だった。
どんな天気の元でもエネルギッシュに飛び跳ねている。