土曜日、シカゴに野球観戦に行った話を続けています。
私たちの席ブリーチャーは背もたれのないベンチシート
観客は開いた席に好きなように座るから
トイレに立ったうちに他の人に席を取られる事だってある。
酔っぱらいも多く
取っ組み合いの喧嘩が起こる事でも知られるブリーチャーだけど
肘置きのないベンチに座る事からか
初対面の人達との会話が弾む席でもある。
そうしてブリーチャーに来る人達には
カブスの熱狂的なファンが多い。
カメ君は自分のグローブ持参
そう ブリーチャーはホームランボールが飛んで来る席だ。
席に着くや近くに座っていた3人の婦人たちと
バッキーは早くも知り合った。
婦人たちが試合観戦に来たのは
癌で亡くなったカブスファンであるシスター(姉妹)を偲んでとの事
”シスターはね シカゴカブスの大ファンでね
2016年のワールドシリーズ観戦にも行ったのよ。” と
まるで自分がその観戦をしたかのように
自慢げにその話を聞かせてくれた婦人は
手に持ったスマホにあるその時のシスターの写真を見せてくれるだけでなく
わざわざ私にテキストメッセージで送ってもくれた。
それには ちょっと驚きもしたけど
ブリーチャーだからこその出来事なのかも。
球場にはアッシャーUsher と呼ばれる人達が
あちこちに立っている。
試合が終わり4人でセルフィ―をしようとすると
アッシャーおじさんが声をかけて下さり
写真を撮ってくださった。
いい記念になった。
私の休暇も終わり 明日から仕事に戻る。