木曜の朝、まだベッドの中にいた私に
バッキーからマルコポーロMarco Poloが送られて来た。
マルコポーロはビデオ会話が出来るアプリで
家族友人たちと利用する事が多い。
ビデオ通話式のフェイスタイムとは違い
ワーキートーキー の要領でビデオを送り合うようになっている。
コロラドとイリノイでは1時間の時差があるので
イリノイが朝9時でもコロラドは8時
眠気まなこでマルコポーロをチェックすると
スマホのスクリーンには見た事のない若いカップルの姿が
バッキーと一緒に写っていた。
カップルは私たちの家を買ってくれる事になったジョンソンご夫婦だった。
彼らがまだこの町に滞在している事を知ったバッキーは
彼らに会いに町のホテルを訪問。
自分だけでなくコロラドにいる私にも彼らを紹介しようと
ビデオを送って来たのだ。
オフショルダーの花柄のトップを着たジョンソン婦人は
ハッピーオーラがあふれており
”家を売ってくれてありがとう。” と
バッキーのスマホに向かってかがみこみ
私に話しかけてくれた。
彼女の後ろに立ったジョンソン氏は
サングラスをかけてはいたけれど
誠実さを感じる方だった。
彼等との短い時間に
信頼できるご夫婦の印象を強く受けたのは
バッキーも同じだった。
ジョンソン夫妻は来月
オートバイを持って又この町にやって来るというので
我が家の車庫に彼のオートバイを置いておく話になったようだ。
”その時彼らと外食でもしよう。” と
家が売れた事だけでなく
買ってくれる人達が
私たちの家をとても気に入ってくださった事も分かり
それはご機嫌のバッキーの弾んだ声に
私の小さな不安も消えて行く事だった。
契約書に入れるサインも
電子メールでするようになっており
コロラドにいる私も簡単にそれで済ませる事が出来た。
話は着々と進んでいる。
写真は次男君のフットボールの練習場
サッカーで遊んでいるのは3男のオリ―君とミックママ