コロラドへの道中
バッキーと2歳違いの義妹からメッセージが届いた。
末娘ニックママがデンバーに発ったか
どうか
訊いて来たのだ。
“彼らは今 空港に向かってるとこだと思うよ”
と
返事をすると
“あーー間に合わなかったぁ
ドロシーおばあちゃんの婚約指輪を
サムシングバローとして
式で身につけてもらおうと思ってたんだけど”
と
とても残念そうな義妹の言葉が返ってきたので
“その事だったら
私
ドロシーおばあちゃんの
ネックレスを持ってきたから
大丈夫よ”
と
返事をすると
安心でもしたかのように喜んでくれた。
何か古い物
何か新しい物
何か借りた物
何か青い物
幸せな結婚生活が送れるように
これら4つを花嫁が身に着けると良い
と
言われる一つが
サムシングバローsomething Borrowed
何か借りた物
幸せな結婚生活を送っている人から
何かを借りて
花嫁がそれを結婚式で身につけると
同じように幸福な結婚生活がおくれる。
と
言い伝えられている
このネックレスは
義母の母であるドロシーおばあちゃんが亡くなった88年に
義母が私に手渡してくれた物のひとつ
“私なんかが頂いていいのかな”
って
そんな事を思ったのも思い出される。
コロラド時間で11時
無事別荘に到着
カメ君はコロラドボーイズとまだ遊んでるけど
別荘に着くや
気分が悪くなったけいちゃんは
お先に就寝