はちきんizyのアメリカ丼

料理にすると丼カップル
はちきんイジーとアメリカンいごっそうバッキーの
山あり谷ありの国際結婚ブログです。

ナポリタンの想い出

2020-10-25 | 食べ物の思い出

金曜日の夜だったかなぁ

夕飯にナポリタンを作った。

 

”日本の喫茶のメニューにあるパスタよ

ケチャップが主なソースなの”

 

云う私に

渋い顔をバッキーが向ける。

 

それもそうだ

ナポリタンは

貧しい家庭のスパゲティーってイメージが

それだけで広がる。

 

そう

バッキーの子供の頃の生活、、だ。

 

 

 

 

私を育ててくれた明治生まれの祖母は

料理が苦手だった。

 

 

ナポリタンなど

作ってくれた事がなかったし

それもあり

これと言って

ナポリタンの想い出なく

アメリカに来た私は

その味を懐かしむ事もなく過ぎた。

 

それもあってか

子供たちに作った事もなく

 

今回が初めて

 

 

バッキーに出す前に

味見をしたら

彼には味が薄いようで

それが気にはなった。

 

一口食べるバッキーの反応を

横で食べていた私が

ちらっと観察。

 

”味が薄すぎたでしょ?”

云う私に

頷きながらも

ナポリタンを口に運ぶバッキーが

 

”うーーん 悪くはないぞ。”

云い

何気か満足そうに

食べ続ける。

 

 

 

 

そう言われると

私の口の中にも

コクが広がる。

 

パスタが煮え立った後に絡ませた日本のマヨネーズと

出来上がる前に加えたバターが

それを作り出していたように思う。

 

レシピ―は料理研究家のコウケンテツさんのもの

 

動画にあったソースには

缶トマトがケチャップと一緒に入っていたけど

それがなかった私は

ケチャップ、ウスターソース、砂糖のみ

 

 

 

 

翌日の昼過ぎ

仕事を終えたジェイク君が我が家に来た。

 

お腹を空かせていたジェイク君に

 

”冷蔵庫に残り物のスパゲティーがあるぞ。”

バッキーが言う。

 

”わぁー

バッキーがジェイク君に勧めるほど

このナポリタンは美味しかったんだ。”

 

私は思わずニタついた。

 

 

 

こうやって

私のナポリタンの思い出が

作り始められた。

 

 

 

 

付け合わせのサラダは

アボガドとセロリのワサビ醤油つけ

 

あっ

ジェイク君の感想?

 

美味しかった!  

って

 

 

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