子供の頃
私の具合が悪くなると
明治生まれの祖母は
リンゴをすって与えてくれた。
食欲がなくとも
それだと喉を通った事だ。
リンゴを煮て作ったアップルソースも好き。
実は
アメリカに来て
初めて口にした。
私が好きなのは粒の入ったChunkyタイプ
多分それは
祖母がすりおろしたリンゴに
粒が入っていたからだろう。
冷えたリンゴのすりおろしに入った粒は
しゃりっとした噛み心地で
嬉しい小さなサプライズ。
美味しさ キラリ だ。
水曜、仕事から帰宅すると
またしても沢山の試食品が
テーブルの上に並んでいた。
その中にあったのが
このアップルソース
クラストのないアップルパイみたいだよ
って
それが売り込みのアップルソースはね、、、
勤務中に
拳銃で撃たれ
首から下が麻痺し
障害者となってしまわれた元警察官のMullen氏が
母親のアップルソースのレシピ―を使って
販売を始められたんです。
じーーーん
と
感情が動いた時に
その商品を手にすると
思わず買ってしまいますね。
記憶も同じ
感情が動かされると
記憶の収納箱にしまわれ
それと似た感情が走った時
収納箱から飛び出してくる。