はちきんizyのアメリカ丼

料理にすると丼カップル
はちきんイジーとアメリカンいごっそうバッキーの
山あり谷ありの国際結婚ブログです。

昇給あり 

2021-02-23 |  私の仕事

キリスト復活祭のイースターまでの40日間を

レントLent呼び

その間の毎週金曜日に

肉を食べないカトリック教徒は多い。

 

 

”レントが始まったら

金曜日は寿司を多く売り出すように

企画を立てようと思ってるからそのつもりで、、。”

 

一人のボスから言われたのが先々週の事

 

金曜日はそれがなくとも

忙しいようで

一人で働く寿司子は

”ランチ休憩が3時過ぎてたわ”

こぼす事も多い。

 

 

中華のマネージャー トンさんに

金曜なら手伝いが出来る事を

伝えるとOKが出た。

 

9時から3時までの6時間だけど

2−3週間分のガソリン代が稼げるし

夕方早くには閉まる銀行に行ったり

用事を済ませる事も出来

私にとっては都合も良い。

 

 

そんな話になった数日後

一人で働いていると

1枚の紙を片手にボスがやって来た。

 

何かと思ったら昇給の話だった。

 

”君の時給は今、、、”

 

そう言いかけたボスは

紙に印刷された文字を目で追い

 

”えーと 今 時給12ドル50セントだから

来週の月曜日から14ドル50セントにあがるよ。”

 

云う。

 

時給が2ドル(200円)もあがる事はまずない。

 

すっかり有頂天になった私は

嬉しさを隠せない表情で

お礼を伝えた。

 

”Keep up the good work"

 

今までのようにいい仕事を続け頑張ってくれ

最後にそう言い

ボスが去った。

 

 

 

大きな昇給もあり

そんな事まで言われたら

どうすれば 寿司の売上を

今まで以上にすることが出来るか

って

考えますよね。

 

 

 

でも寿司子は違った。

 

 

↑ ここだけ 秋のよう

 

 

 

同じ部署である中華で働く人達が

楽な仕事をし

自分は一人大忙し。

 

マネージャー トンさんの仕事のやり方にも

呆れている寿司子は

すっかりやる気を失っている。

 

 

 

それだけでなく

この職場でマネージャーをしていた寿司子夫(おっと)が

別の店舗に移った後

誤解から解雇された事が

今も心にあるんだとも思う。

 

嫌な体験って

なかなか忘れられないものだ。

 

 

 

 

彼女の気持ちも分からないことはないけど

”私達も適当に働いてましょ

何て言えない。

 

 

 

 

帰宅して昇給の話をバッキーにすると

 

”あー 確かあの会社は

時給11ドルか12ドルで

人を雇い始めたしなぁ

寿司を握るオマエはもっと貰うべきや。”

云う。

 

 

今更

時給をもっと上げて欲しい

何て言えないし

私はこれで満足

 

 

まあ

そんな事が言えるのは

生活がかかっていないからだろうけどねぇ。

 

 

 

私達夫婦は昔から

バッキーの収入だけでまかなって来た。

、、と言っても

バッキーが高給取りと言うのではなく

私が無収入になっても

生活に困らないような暮らし方をして来た

って

言う意味で、、。

 

 

 

 

物価はこれから

どーんどん上がって行きそうですがねぇ。

 

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