職場から家まで車で1時間ちょっと運転する。
車の少ない田舎道は木々に囲まれた山道でくねくね曲がってもいる。
そんな道を運転していると、眠気に襲われる日もあって 途中車を止めて仮眠を取ることがある。
10分でも眠ると頭はすっきりする。
水曜日の今日は5時過ぎまで働いていたので、日はすっかり落ち、帰り道は真っ暗
真っ暗な山道を運転していると、うとうとして来た。
”これは仮眠をとったほうが良いなぁ。”
とは思ったんだけど
黒い車を暗い道沿いに停めるのは危険に思え
なかなか安全な場所が見つからず そのまま運転を続けた。
まぶたが重くなってくるので 大きな声をたてたり、顔を動かしたりしてドライブを続けた。
それが どこでどうなったか
突然 バンと言う大きな音がして
ハッとなった私は
いつの間にか 眠ってしまっていた事
左側の対向車線にあるガードレールに車をぶつけた事 を知る。
ぶつかった時の音が大きかったので、どんなダメージを受けたのか
家に帰り着く前に確かめたかった私は ガソリンスタンドに車を停め
店の灯りで車をチェックしたら 思ったほどの事はなく一安心。
それにしても 運転中に眠ってしまうなんてこんな危険な事はない。
自分では起きているつもりだったのに
知らないうちにすーーっと眠りに入ってしまっていた。
それこそ一瞬の出来事だった。
不幸中の幸いは
対向車もなく私の車1台しか走っていなかった事
それとガードレールがあったので 崖に落ちなかった事。
運転中にほんの少しでも眠気がしたら、途中で通り抜ける小さな町に車を停め仮眠を取るようにしようと思う。
ぽちっとね