今月12日はニックママ (娘2)の誕生日。
中学時代から靴が好きだった彼女は、今も会う度に違った靴を履いているので この季節に役立つブーツはどうかと彼女が好きそうな Sorel の商品の写真を送った。
”これはどう?サイズは8だったよね。”
写真と一緒にそう訊くと
”靴は必要ないわ。それより車の登録費用にチップイン(Chip in)してくれると助かるなぁ それともお母さんが働いてるスーパーの商品券でも嬉しいわ。ガソリン用のギフトカードもいいなぁ”
と ニックママから返事が来る。
バースデープレゼントに生活費を欲しがるなんて、
今も その月の給料を使い切ってしまうPaycheck to paycheck の暮らしをしてるんだろうか。
娘がプレゼントしてくれたルンバ692は
ルンバの中でも安価な方だけど、
1年分の車両登録の費用をカバーできる値段でもある。
私は人間ルンバのバッキーを持っているからロボット掃除機など必要ない。
もっと自分の生活の心配をして欲しい。
そんな事を一人で想像していたら何やらしんみりしてきた。
その午後
”靴の注文はし終えたか” と
バッキーからテキストメッセージが来たので
”靴の代わりに現金が欲しいみたいよ” と伝えると
”そしたら100ドル、あいつにベンモしろ。
後で俺がお前に100ドル支払うから” とバッキー
ベンモと言うのは個人間で送金ができるアプリで、それにアカウントを持つ私は
主に娘たちとの間で利用している。
バッキーが100ドル出すというので、ベンモを使って250ドル娘に送金する事にした。
ロボット掃除機 ルンバを見ると
自分の生活費を使って買ってくれたその時の娘の気持ちを想う。
なんだかルンバに心が埋め込まれたような気さえする。
ルンバを物置の肥やしにしてはいけない。
ルンバが動きやすいように、動かせる家具を移動させ
掃除をしてもらった。
ぽちっとね