キャンプ場を通るバイクトレールにサボテンが生えていると知った私は
自分の目で見たくて、一人でバイクトレールを歩いていった。
サボテンは野原の中に隠れてそうなので、見逃さないよう
注意集中
あったあった
シャープな棘があるけど
丸っこいからか 愛嬌があって 何とも憎めない奴。
バイクトレールを歩いていると
オレンジ色のTシャツに
工事をする人が身につけるような黄色いベストを羽織った男性が
トレールを自転車で行ったり来たりしているのが目についた。
中西部の田舎町でもキャンプをしていた家族が射殺されたり
4人家族のなか9歳の男の子は助かった。
先日は
浮き輪で川を下るチュービングを愉しんでいた17歳の青年が刺殺されたり
青年とチュービングをしていた他4人の青年も
上半身を刺され怪我をおった。
と
信じられないような事件が相次いでいるので
人里離れたバイクとレールに怪しい人はいないか
パトロールされているのだろうか と
そう思った私がバッキーに訊くと
「如何にもパトロールでもしているような格好をした悪人もいるから
気軽に話をしたりしないほうが良いぞ」 と
注意された。
その日の夕飯はキャンプ場で頂いた。
ジェイク君がインスタントポットを使って
イタリアンビーフを作ってくれた。
グリーンビーンズはキャンプ場のガーデンで採れたもの。
ポテトサラダは市販のもの
イタリアンビーフが美味しく出来たぞ! と自慢のジェイク君は
お向かいさんやキャンプ場のオーナーにもお裾分けしていた。
お向かいさんはシングルの男性で仕事の関係で短期間ここに滞在している人。
キャンプ場のオーナーはこの日、奥さんやお嬢さんが旅行に行っていて一人留守番だったんでね
こんなちょっとした気使いを隣人に持つ事や
食べ物でも何でも 皆で分け合う気持ちって大切にしたいよね。
ぽちっとね