確か最後にヘアカットしたのは2月だったから
約4か月振りのカット
ちょっと変えて
顏にかかる部分は伸びた長さを保ち
後ろはざっくりカットしてもらった
ペッちゃんこ頭もこれでボリュームでたよ。
未だ理髪店の休業を続けているジェイク君は
連絡を入れて来る常連客をキャンピング場に呼び
そこでヘアカットをする事もある。
ある日やって来た常連客が
カット代12ドル (1200円)に
チップを入れ
100ドル (1万円)を残していった。
コロナで休業になったスモールビジネスへの支援の気持ちだ。
そんな話を聞いた事もあって
私も今回はチップを奮発しようと
美容院に行く前から考えていた。
カットは15ドル (1500円)なんで
30ドル (3000円)にしよう
と
思っていたんだけど
長年通っている美容師さん
なんとコロナ休業中に馬から落ち
背中と足首を痛められての仕事復帰
痛々しい
もう10ドル奮発や
と
40ドル (4000円)手渡した事を
バッキーに話すと
”カット代が15ドルやのに
それより多い25ドルのチップを渡すなど
お前は馬鹿か
お前がそんな風に金を使うから
俺はいつまでもリタイヤー出来ないんだ。”
と
憤慨
こんな事で血圧を上げているバッキーが可笑しかった
昨日は仕事の前に抜糸する為歯科医へ
経過良好で
次回は歯のクリーニングをする9月に
その後の経過を診てもらい
順調なら11月に歯が入る。
結構インプラント治療って時間がかかりますね。
治療をした部分で噛むことも
歯ブラシをする事も可能と言われたので
今朝はベーグル
さて
休みの金曜日は3か月振りにヘアーカット
折角伸びたんで長さを保って
アジア人特有のぺっちゃんこの頭を
ボリュームが出るように
カットしてもらおうと思う。
さて
オーダーした磁気まつ毛が配達された。
私がオーダーしたのは何種類かある中
一番短いネイチャーバニー
末娘ニックママがオーダーしたのは
毛虫を付けたような
長くてバサバサしたその名も
デートナイト
これを売っていたまつげさんに
実際に会ったバッキーに
”ねえ 彼女のまつげどうだった?”
と
訊くと
”そうやな
鼻が俺より大きい人で
そればっかり目立って
まつげなど眼中になかったぞ”
と
じゃぁ ヘアカットに行ってきまぁーす
あっ そうだ
ニックママこの磁気まつ毛も売り始めました
興味のある方
左記のメッセージを送るでお知らせください。
毎年、春から秋にかけて
木曜日の夜だけ
お隣さんが経営するレストランのお手伝いをしていた。
コロナで休業になり
再開しても客数に制限も出来たし
今年は手伝う必要はないだろう
と
思っていたら
オーナーから
今年の夏も又
お手伝いに来てもらえるかしら
と
テキストメッセージを頂いた。
寿司の仕事を5時に終え
イリノイに帰る途中
レストランで数時間働き家に帰る事になる。
お金が欲しい
と
言うより
見知らぬ人と会話を持ったり
身体を動かすこの仕事は好きなので
引き受けた。
それが今日からスタートする。
来週 寿司子が有給休暇を取る事になり
その間
寿司職のスケジュールも
週5日40時間に増えた。
忙しい水曜日は
この部署のマネージャーである中国人のトンさんと
寿司を握る事になる。
台湾出身のトンさんがこの店で働き始めた頃
母親が日本人であると聞かされた私は
ある日
”日本人のお母さまのお名前は何なんですか?”
と
訊ねた事があった。
するとトンさんは
ぎょっとしたような表情になり
5秒間ほどの沈黙を持った後
”YUKI”
と
短く応えた。
”あー 雪さん、、スノーって意味ですね。”
そう彼に返したものの
母親が日本人である事は嘘だと思った私は
それ以来
トンさんが話す事はほとんど聞き流すようになった。
何故そんな嘘をつくのかが理解できないので
彼が話す事は全て信じられないのだ。
先日は
”僕はそろそろここを辞めて
横浜で店をやってる母さんの手伝いに行こうと思うんだ。”
と
日本で暮らす話をし
その数週間後には
”君は熱海って知ってる?
僕のお父さんは熱海に家を持ってるんだ。”
と
そんな事を言う。
彼が嘘をつく人と思っていなかったら
私はきっとそんな話にのって
いろんな質問を彼にしていただろう。
そしたらトンさんは
もっと多くの嘘をつく事になる。
彼の作り話が続かない様に
”そうですか”
と
愛想のない言葉を返し
顔が合わない様に
ひたすら仕事をする。
イリノイ州と違い
アイオワ州では
14歳になると仮免許が取れる
はい けいちゃんも来年には
車を運転出来るようになるんです。
ただし免許を持った大人が同乗する必要はあり
運転できるのは家と学校間だけ。
要するに
一人で運転出来る許可がおりる15歳まで
大人の指導の元で
じっくりと
運転に慣れさせる、って事だろうね。
けいちゃんは
ニックママが務めるミドルスクールに通っているので
毎日
助手席に座ったママの指導で
運転する事になる
短距離でも毎日運転する事で
上手くなるから
この点ラッキー
親が送迎できずスクールバスで通学する子たちは
仮免あってもなかなか練習が出来ないもんね
来年に備え
早くもニックママから運転を習っているけいちゃんは
近所にあるキャンピング場を練習場に使っている
車や人のいない時は絶好の練習場
因みに私は墓地でバッキーの指導の元
運転を習った
背があるから大きなバンの運転も困らない。
15歳になると
一人で家と学校間を運転できるようになるらしい。
ただし同じ年代の子は1人しか同乗出来ないなど
いろいろ規則はある。
正式のライセンスは16歳になってから、、、。
これはアメリカ全州そうだと思う。
だから
アメリカの高校生は自分の車で学校に通い
学校には生徒用の駐車場もある。
放課後バイトをする高校生は多く
学校からバイト先に自分の車で行く。
姉娘ミックママがそうで
毎日帰宅するのは夜だった。
バイトで稼いだお金で中古車も買い
彼女は自立するのも早かった。
私が務めるスーパーでは14歳からバイト可能
それを知ったけいちゃんは
その日を楽しみにしている。
でも
スポーツで忙しいけいちゃんに
バイトする時間なんて
あるのかなぁ
コロナで休みになっていたスポーツも再開され
車で2時間程先のトラベルチームで
毎週金曜日練習に通うけいちゃんの試合も
今週末始まる。
写真は
キャンピング場でけいちゃんにネイルをしてもらった
colorstreetのネイルシート
5-6年前に出会った70代の婦人は
半年に1度皺取りの注射をし
”私の歯はキャデラック”
と
全ての歯をインプラントにもした。
去年、アートクラスで知り合った婦人も同じように
全ての歯がインプラントである
と
それを見せてくれた事だった。
人工歯は真ぁーーっ白で綺麗に並んでもいた。
うっとり
それもあってか
貯蓄に精を出し
1本づつインプラントを埋めていき
将来は私もキャデラックの口の中にしよう
などと
一人で計画を立ててもいたけど
正直 2度としたくない。
手術は局所麻酔で行われ
口蓋?roof of the mouth に刺す麻酔の注射が
一番痛かった事
と
約1時間半
口を開けた状態でいるのが
しんどかったぐらいで
手術そのものは想像していたより楽だった
でも2度としたくない。
術後数日は寝込むだろう
と
覚悟していたけど
手術当日 長い昼寝をとっただけで
翌日は痛みも出血もなく
ほんの少し頬が腫れている程度で
術後の経過は良好
食事は柔らかい物しか食べれず
お酒も飲めないけど
カイヤックをしたり
いつものように
野外も楽しんでいたので
”あまりにも普通にしてるんで
君が手術を受けた事をすっかり忘れていた。”
と
ジェイク君が何度も言うほど
変わりない生活をしている。
でも2度としたくない。
処方された薬に
ステロイドのプレドニン錠20mgがあったけど
何の副作用もなく摂る事も出来
アレルギー体質で
薬の副作用を起こしやすいジェイク君は
その点も驚いていた。
それでも2度としたくない
麻酔で痛みは感じなかったけれど
頬骨が砕かれるのでは
と
思うほどの圧迫感も感じたその数秒間に
こんな事はもう2度としたくない
と
思ったのです。
全部の歯をインプラントにした知人の口の中は
綺麗な歯と言うより
中に埋め込まれた
ズラリと並んだものにしか見えないのです。
インプラントの必要が出来ないように
今まで以上に歯をケアーしていかなくては、、。
写真の猫は
キャンピングに来ていた友人家族の猫
マシュマロちゃん
キャシミィアはこの仔を前にちょっと拗ねてた。
キャンピング場に行く度に
植物の変化を見つけては興奮する。 笑
そうして
スマホにその姿を残すのが私の趣味
最近は空に浮かぶ雲も好きで
どこにいても広がる空はそこにあるから
退屈な時間なんてない。
人の手がかけられず
自然が創り出したガーデンの中は
野鳥の声も響き渡る。
昨日は川まで姿を変え
巨大なとろろ昆布のような植物が浮かんでいた。
そうして
それは大きな綿毛を見つけ
それこそ大興奮。
走り寄ったよ。
凄いでしょ。
調べるとバラモンジンって言うらしい。
薔薇門人って勝手に漢字を作ったら
忘れにくい。
どちらかと言うと
私は目で物を覚える
数時間後には
いくつかが風に飛ばされていた
放射状に開いた綿毛の様子が良く見え
その細かい構造に再度感動
明日はどんな変化が起きてるだろう
と
思っただけでワクワクする。
カメ君を釣りに連れて行く計画がバッキーの友人と立ち
月火と有給休暇を取ったバッキーは
昨夜からジェイク君のキャンピング場で過ごしている。
言葉数も少なく
楽しんでいるのかどうかも分からないけいちゃんも
やって来た。
そんなけいちゃんに
火を上手くおこす方法を一から説明し
薪を火の中に入れさせるジェイク先生 笑
この数日間でけいちゃんも少しは話をするようになるかなぁ
バッキーとカメ君は外に建てたテントで寝る。
エアーマットレスも入れたのでなかなか快適
これなら私も眠れそうだけど
インプラントの手術を受けたばかりなので
夜は家に帰っている。
友人家族と食事をし
夜は火を囲んでお喋り
去年に増しこのキャンピング場は大賑わい。
50代でリタイヤーしたキャンピング場のオーナーは
ここのウェブサイトも設け
この場所が多くの人に知られ始めてもいる。
利用する時だけキャンピングカーを持って来る人や
ジェイク君のように
1000ドル支払い1年中置いておく人などなど、、。
小さな子供たちが
自然の中で無邪気に遊ぶ様子に心も和む。
いいよね
こんな思いが身体の中を抜けるのって、、、。
これから私もキャンイング場に向かいます。
今日はけいちゃんとカイヤック。
又あしたぁ
金曜日はデンタルインプラントの手術があり
朝6時過ぎに家を出た。
8時の手術1時間前に薬を摂る必要があり
途中車を止め
前日処方された1000ミリグラムのアモキシリンを摂り
30分ドライブし歯科医に到着
歯科医チームの準備が出来るまで駐車場で待機
内臓の強い私はバッキーと違い医療費にお金を使わないけれど
歯は別
日本の俳優さんたちでさえ歯並びの悪い歯で
ドアップの笑顔を映されていた80年始め
裕福ではなかったバッキー両親でさえ
歯並びの悪いバッキーに歯の矯正をうけさせたほど
アメリカでは歯の矯正を殆どの人がしていた。
そんな時代に日本からやって来た25歳の私は
日本でも珍しい上の歯が1本抜けた歯抜け顔
小さな義弟は私の事を イエローティース と
陰で呼んでいたように黄色い歯もしていた。
上の前歯数本に差し歯を
抜けた歯の箇所はブリッジの治療を受けたのは
アメリカに来て2-3年後だった。
その後、ブリッジの一つが欠け
2度新しくする必要があり
その度に1000ドル近い治療費がかかった。
歯根のない抜歯した歯に人工歯根を植え込むインプラントは
1本につき4000ドル程かかるけれど
ブリッジより長持ちするし
健康な2本の歯を削る必要があるブリッジより歯の為にもいい
”総入れ歯にしろ” と言うバッキーを説き伏せ
高価なインプラント第1号をする事になった。 続く
半額セールの水曜日は寿司子(中国人)と二人で寿司を握る。
まだ30代の寿司子は寿司を握るのも早く
綺麗に巻かれた寿司を
同じサイズの10切れにカットする技は大したもの。
忙しく手を動かしながらも
話好きの寿司子は私に話しかけても来る。
ミネアポリスで起こった殺人事件への抗議が
放火や奪略をともなう暴動に発展した事から
私達が働くスーパーもガラスドアや窓に板がはられた。
この町で催された抗議デモは暴動などにならず
静かに平和的に催されたんだけどね。
用心に越した事はないのだろう。
そんな話からだったと思う。
ご主人が解雇になった事を寿司子が話し始めたのは、、、。
寿司子のご主人は元この部署(中華と寿司)でマネージャーだった。
仕事が大変になって来た事からマネージャーを辞め
他の店舗(この町には会社が経営する店が3軒ある)に移り
去年の夏頃、料理人としてその一つの店で働き始めた。
寿司子夫が解雇になった理由は
商品の支払いをせずに
自分が働く中華のキッチンに持って行った為。
肉売り場から牛肉のパッケージを持って行った彼を
不信に思った肉売り場の従業員が後をつけ
問いただされた寿司子夫は
”この肉は自分のランチに料理する為の物で
後で支払いはするつもりだ。” と
伝えたけれど聞いてもらえず
その後、解雇の処置がとられたらしい。
支払いをせず店から出たのなら分かる処置だけれど
こういう場合は警告として記録に残されるのでは、、、と
私も合点がいかなかった。
いかなかったけど
寿司子夫が解雇になったのは
白人が持つアジア人への人種差別から来ている。 と
話し始めた寿司子の考えは
素直に聞けなかった。
すぐに
そうやって自分を人種差別の被害者にしてしまう考えってどうかなぁ。
今回寿司子夫に起きた出来事は 人種がどうのでなく
不当な処分である事を抗議すべきだと思う。
朝から寿司のオーダーがあり
せわしい一日だった。
仕事を終え帰宅すると7時過ぎ
私が働く日はジェイク君が夕飯を作ってくれるので
彼のキャンピング場に向かった。
今晩はステーキを焼いてくれたよ。
昨日話したグランドホッグは
捕獲器(Trap)の中で落ち着きなく動き回っていた。
尻尾の短いビーバーのような
太ったリスのような、、、。
何とも愛嬌のある顔もしている
小さな捕獲器の中で出口を探してるのだろう
行ったり来たりしては格子を引っ掻き
出られない事に気づいては
又 別の方角に移動し
格子を引っ掻き
その繰り返しをし続ける。
傍で話しかける私をちらっと見てはくれたけど
動揺も興味も示さず
ひたすら出口を探し続けるグラウンドホッグ
勿論 放してあげましたよ。
ただし ここから離れた場所
捕獲器をトラックの荷台に乗せ
走る事約10分
広い草原の傍で捕獲器を開けるや
猛スピードで草むらの中に走って行った。
振り返りもせず、、、。
一人で過ごす月曜はそれはそれで好き。
ゆっくりとスタートした今日
返品するものがあり隣町に行くと
その町も夜9時から翌朝の5時まで
外出禁止令が出ている事を知り驚いた。
5月25日にミネアポリスで黒人男性ジョージ フロイドさんが
白人警察官に暴行を受け亡くなられた事件に抗議するデモが
アメリカ各地で行われ
それが暴動に発展した事から
大きな都市では夜間外出令が出ている。
それがこの田舎街まで広がったのは
死亡者の出る暴動が
この町から車で1時間半ほど行った先で起こった事からのよう、、。
平和的に抗議をする人達の中、暴動を起こし
騒ぎを利用し店から物を盗み取る人達も多く
バッキーが務める会社でもその被害から店を守る為
危険な町にある店を早くに閉め
壊されない様にドアに板を貼ったりし始めた。
それが今日始まった。
今晩の夕飯は私が作る事になっていたので
ジェイク君が我が家に来て3人で食事をする予定だった。
”帰りが遅くなるからお前たちで先に食べてくれ。” と
暗い声でバッキーから電話が来たのは夕方の4時過ぎ。
言われた通りジェイク君と夕飯を食べた。
キャンプ場のガーデンを
野生の動物から守る為
その中の一つグラウンドホッグ(ウッドチャック)を捕まえる と言って
ジェイク君は夕飯を食べ終わるや
キャンピング場に帰った、、、。
と思ったら
5分もしないうちに戻って来る。
何かと思ったら
”ゴミが一杯になっているのを忘れていた。” と言い
キッチンのゴミ箱からゴミ袋を出し
新しいバッグを入れこう続けた。
”遅くまで仕事をする事になって
バッキーは機嫌が悪いに決まっている
そんな時ゴミまで外に出さなくてはいけない事に気づいたら
気分がわるくなるだろうからね。”
細かい事に気づくジェイク君だ。
我が家ではゴミ出しは男の仕事となっている事もあったんだろうけど
私にもそのぐらいの事は出来るんですがね。
日曜の今日も快晴
快晴だったけど 夫婦とも起きたのは10時過ぎ
その上バッキーなど午後 昼寝までして
身体をゆっくり休めた。
家のデッキに野外用家具を置くと
バッキーがガレージから段ボールの箱を持って来る。
何かと思ったら
テーブルに取り付けるパラソルだった。
ビール会社から貰ったそれを20年以上もの間
いつか使う日が来るだろう と持っていたらしい。笑
傘に書かれたOld style はビールの名
白地の部分にあるクマは1972年から78年までの間
ジャージーの袖に着けられたシカゴカブスのロゴ
そのせいか パラソルをつけるとビヤガーデンに早変わり。 笑
夕方 ジェイク君のキャンパーに夕飯を食べに行った
今晩は
コーンビーフ、サワークラウト、スイスチーズ を
ライブレッドで挟んだホットサンド ルーベンサンドイッチを
作ってくれたよ。
私はコールスローを作って持って行った。
あっ それと例のチーズケーキ
果物は食べる前にのせて
パウダーシュガーを振りかけて
テレ顔をする。
始めて作ったこのレシピ―
甘くなくあっさりしたチーズケーキに仕上がった。
私は好みだったけど
バッキーやジェイク君には物足りなかったみたい。
二人とも 甘くてクリーミーなチーズケーキが好きらしい。
私の朝食になりそう。
この田舎町は
今日も平和な1日を終える事が出来た。