日々の覚書

MFCオーナーのブログ

名古屋~昭和の雰囲気を残す町

2024年11月30日 10時21分12秒 | あれこれレポート
いきなりだが、新札発行から早や5ヶ月、ようやく北里先生にも渋沢先生にもお目にかかれたが、津田先生はまだな気がする(笑) しかし、5ヶ月経っているにもかかわらず、未だに新札対応してない自動販売機や精算機があるというのはどーゆーことなのか? 実に利用者(=国民)をバカにした行為である。こないだなんて、時間貸し駐車場(タ〇ム〇24という)で、出口で精算しようとしたら新札が使えず、またこういうときに限って財布の中には新札しかなく、あいにくと交通系ICカードも家に忘れてきてて、結局出られないので、一旦バックで戻ろうとしたら、なんと!自分の後ろに10台近い車が並んで長蛇の列、前にも後ろにも進めない状況に置かれて恐ろしい目に遭った事があるが、こんなことになったのも、全て精算機で新札が使えなかったせいだ。確かに、自販機や精算機を新札対応にするには金もかかるだろうし、金かけて新札対応にしたとしても稼ぎが増える訳ではない、そんな一見無駄な投資なんてする余裕はない、というのがほとんどの企業の言い分であろうし、ま、それも理解出来ない事はない。が、ほっといていいものでもない。このままにしておくと、僕のような被害に遭う人が増えていく。前述の時間貸し駐車場のケースでは、僕はなんとか脱出する事が出来たが、運の悪い人は駐車場に閉じ込められたまま一生を終える事になってしまう。これを助長させておいていいのか。未だに新札に対応していない自販機や精算機を使っている業者を、もっと厳しく取り締まるべきである。これは国策なのだ。政府も、もっと厳しく言ってやって下さいよ(笑)

閑話休題(笑)

先日、名古屋に行ってきた。目的は友人のライブ観戦。場所は名古屋の栄、地下鉄東山線伏見駅から徒歩数分の所にあるライブバーCedar's。なかなか高級感溢れるバーである。店の名は”シーダーズ”と読む。オーナーが”吉田さん”なので、この店名になった、と当日店員さんが言ってた(笑)

ここで誰のライブを観戦したのかというと、以前ブログネタにしたが、アラン・ホールズワースと深い繋がりのある友人がいて、その彼が開催したホールズワースのトリビュート・ライブなんである。アラン・ホールズワースを崇拝するギタリストである友人に、腕達者なキーボード・ベース・ドラムを加えた4人の編成バンドでアラン・ホールズワースの曲を演奏し、曲によっては、3~4人のゲスト・ギタリスト(もちろん、アラン・ホールズワースの熱心なファンの皆さんである)が参加する、そんなライブだ。

時間がやや短かったのが残念だが、友人のギタリストを筆頭に、高度なテクニックとセンスに裏打ちされたバンドの演奏は、実に素晴らしかった。はっきり言っても知らない曲ばかりだったけど、そんなことは全く気にならず、演奏を堪能する事が出来ました。もっと聞きたかったです、ほんと。良い物を聴かせて頂きました。次回も是非観戦したいです。お疲れさまでした。

 

 

また友人の写真ばかりで申し訳ない(笑)

という訳で、ライブ終了後、ホテルまで栄の町を歩いた。久々の名古屋、やっぱりいいな(笑) なんか昭和っぽい(笑)

 

翌日、せっかく名古屋に来たので、喫茶店モーニングを体験せねば、という事で、ネットで調べて行ってきました。

 

店の名はコンパル。昭和22年創業の老舗である。名古屋市内で8店舗を展開。創業当初から力を入れていたというサンドイッチや、独特の風味のコーヒーが名物なのだそうな。実際、行ってみると昭和な雰囲気が色濃く残る店内も、シンプルなモーニングセットも、苦みのきいたコーヒーも、とにかく懐かしい雰囲気で素晴らしい。時々は来たくなる店という感じ。ナイスです^^ こちらに限らないけど、名古屋の喫茶店って、とにかく店名がいいよね。最近は、カフェドラ〇〇みたいな店名が当たり前みたいになってて、どこの国の言葉か分からんし、もちろん読み方も分からないから店名も覚えないし、中に入りゃミョーにオシャレな雰囲気で気を遣うし、てな店ばかりで、結局家で飲むコーヒーが一番美味い、みたいな心境になってたけど(笑)、名古屋なら安心です(なんのこっちゃ)

せっかくなんて、こっちにも行ってきた。

 

「ノリタケの森」である。実は、名古屋というか愛知県は陶器の町でもあるのだ。実に奥が深い(爆)

最後に。名古屋というか新栄町の辺りを散策してたら、こんな店を見つけた。



ちょっと見にくいか(苦笑) この、これまた昭和レトロな佇まいのビルの2階に、ラジオデイズレコードという店がある。いわゆる中古レコード店なのだが、その筋の人には結構知られた店らしい。偶然発見したのだが、残念ながら、この日は休業日で中には入れず。しかし、見るからにレトロなビルだ(笑)

言ったと思うけど、僕は子供の頃名古屋に住んでいた事があり、それも3歳~13歳という、実に多感な時期を名古屋で過ごしていて、当然のことながら、その頃の影響は自分にとって今でも大きいのである。あれから月日は流れ、日本中どこもかしこも変わってしまった(風景だけの事ではなく)けど、今となっては時々訪れるだけになってしまった名古屋だけは、自分が住んでいた昭和40~50年代の雰囲気を、色濃く残しているような気がする。ま、たぶん、気のせいと思うけど。それに、いくら名古屋に住んでたとはいえ、あの頃は栄も錦も行った記憶がないので(笑)、あの頃のままとは言い切れるはずもないのだが、でも、あんまり変わってないんじゃないか、という気がするのだ。前述のコンパルやラジオデイズレコードが入っているビルとか、ほんと昔の雰囲気だ。

そんな名古屋は、僕にとって懐かしさと同時に安心感を抱かせてくれる町でもある。引退したら名古屋に引っ越そうかな(爆)
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特殊詐欺

2024年11月16日 21時58分06秒 | 与太話

最近特殊詐欺の電話がかかってきた。

ある日の午後、僕のスマホに着信があった。「050」で始まる全く知らない番号からである。海外からかけてきてるような感じもして、怪しさ300%なので、出来れば着信があっても出たくないのだが、たまにお客様からの電話だったりする事もあるので、一応出たのである。

出ると、いきなり相手の男(中年のオジサンと思う)が「MFCオーナー(もちろん、実際には本名^^;)さんの携帯ですか?」と尋ねてくる。個人情報は割れてるらしい。何の電話かも分からないし、仕方ないので「そうです」と認め、そのまま話を聞いてみると、電話をかけてきた男は福井県警の者ですと名乗り、訳分からん事を話し始めた。

オジサン曰く、「犯罪に関わる事なので、出来れば周囲に人がいない場所に移動して下さい」なんて言った後に続けて「いわゆる振り込め詐欺を働いていた男が福井県警に身柄を拘束された。その男の名はホリウチツヨシ(ご存知ですか?と聞かれた)、自宅捜査をしたところ何十枚というキャッシュカードが押収され、その中にMFCオーナー名義のPayPay銀行のキャッシュカードがあった。これは本人が身分を証明するものを提示しないと作れない物であり、他人が偽装するのは難しい。実際に、このキャッシュカードの口座に被害者が振込しており、犯罪に使われた事は間違いないので、口座名義人も共犯者という扱いとなる」なんて言う訳だ。いきなりきたか。

男は続けて、「貴方は犯罪に加担していない、という事を証明しなければならない。我々も疑っている訳ではない。なので、身分を証明出来る物を持参の上、すぐに福井県警に来れますか?」などと無理難題言うので、無理です、と返すと、「では、捜査担当者と電話でお話して捜査に協力して貰う事は出来ますか?」なんて言うので、「この話が本当なら、こちらに警察が来るべきでは?」と答えたら、「それは管轄が違うので出来ない」とかブツブツ言いつつ、「協力して頂けないと貴方を共犯として起訴しなくてはならなくなります。それでもいいのですか?」と、ついに最後のカードを切ってきたみたいな感じだったので(笑)、「好きにして下さい。法に従いますから」なんて事を言ったら、電話は切れた。

一応、僕にも特殊詐欺云々の知識はあるし、いかがわしい電話番号でもあったので、電話に出た時点で詐欺を疑ってはいた。ただ、話を聞いてしまったのは、相手が福井県警の名前を出したからだ。僕が福井県に縁もゆかりもなければスルーするところだが、福井県に縁もゆかりもあるもんで^^;、もしかして、自分の知ってる人に関わる事なのかも、とつい思ってしまったのである。結局関係なかったけど。

電話をかけてきた男は、僕の本名のみならず現住所も知っていたので、個人情報は掴んでいるらしい。恐ろしい世の中だ。話を聞く前から詐欺と疑っていた事もあり、相手の問いには、あまりまともに答えてないけど、福井県というのが気になって、詐欺と疑いつつ疑い切れないような、なんかもやもやした物を感じながら、男との会話を続けていた。会話の途中に何回か、本当に警察の人なんですか?と言ってしまったけど、相手は動じる事はなく「本当ですよ」と軽く言うだけだった。そりゃそうだよね(笑)

結局、相手が一方的に話して電話を切った感じになった訳だが、冷静に考えてみると、相手が僕に何をさせたかったのか、がよく分からない。仮に、相手の「福井県警に来れるか」という問いに対して「行きます。すぐ行きます」と答えていたらも相手はどう反応したのか。この手の特殊詐欺というのは、最終的にはターゲットから金を巻き上げるのが目的と思うが、今回の電話での会話を思い返してみても、どごで僕が金を振り込む展開になるのか、さっぱり見当がつかない(笑) 

詐欺の電話を切ったあと、たまたま妻から電話があったので、たった今の詐欺電話の事を話すと、福井県警に直接電話して確認してくれたみたいで、福井県警からは「詐欺です。近頃多いんです。福井県警の名前を使われています。その手の電話には絶対反応しないで下さい。050で始まる番号および番号非通知には、絶対に出てはいけません」と言われたらしい。正真正銘の詐欺電話だったというオチだった訳だ。

前述したけど、端から詐欺と思い込んでいたけど、反面、もしかして本当かも、なんて思ってたのは事実。僕の名前とか住所とか、本当の事も散りばめてきたからね。勝手にキャッシュカードを作られる、なんてのもありそうな話だし(笑) 詐欺師は100%嘘を述べるのではなく、10%くらいは本当の事を混ぜるらしい。その方が信憑性を打ち出せるんだそうな。ま、何とか踏み止まれて良かったかも。

という訳です。話には聞いていたけど、実際に体験するとは思わなんだ。ほんと、言われているように、まともに話をせず、すぐに裏を取った方がいい、というのはやはり正しい対応なんだな、というのを実感した。でも、実際に経験すると、パニックになってしまうかも。ほんと気をつけないと。明日は我が身と皆さん思ってた方がいいと思います。

治にいて乱を忘れず。大事です(しみじみ)

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私の考えるジャズ

2024年11月04日 21時19分10秒 | 時事・社会ネタ
またしても訃報である。ジャズ界のみならずポピュラー音楽界の最重要人物のひとりと言っても過言ではないであろう、クインシー・ジョーンズが亡くなった。享年91歳。慎んでご冥福をお祈り致します。
 
たぶん知らない人はいないと思うが、クインシー・ジョーンズと言えばなんたってマイケル・ジャクソンである。マイケルのキャリアを代表する3枚のアルバム、すなわち『オフ・ザ・ウォール(1979)』『スリラー(1982)』『BAD(1987)』のプロデュースを担当し、これらが爆発的ヒットを記録したため、クインシー・ジョーンズはアメリカ・ポピュラー音楽界の重鎮に上り詰め、大きな影響力を誇った。あの『ウィー・アー・ザ・ワールド』のプロデューサーというか製作総指揮を務め、ビデオにも登場していたのは、40年近く前の事ではあるが、まだまだ記憶に新しい。
 
クインシー・ジョーンズの大きな功績は、ブラコンというジャンルというかスタイルを定着させたことだろう。諸説あると思うが、クインシー・ジョーンズが70年代終わり頃から、新感覚のブラック・ミュージックを確立させたい、と考えていたのは間違いないところだろうし、マイケルはそのための絶好の素材だったであろう。マイケルとクインシーの試みは、まず『オフ・ザ・ウォール』でだいたい成功し、『スリラー』でほぼ完成したと思うが、この時期クインシーは、マイケル以外にもプロデュースしたルーファス(チャカ・カーン)、ジョージ・ベンソン、ドナ・サマーといった人たちの作品や、自身の『愛のコリーダ』などで、着々とブラコンを完成させていった。そして、彼が志向したブラコンは、その後のアメリカ(だけではないと思うが)音楽界において、一大潮流となるのである。
 
そんなクインシー・ジョーンズであるが、元々はジャズの人だ、というのは今となっては知られてるのかそうでないのか。僕自身は、かなり前からクインシー・ジョーンズの名前を知っているが、それは僕がジャズを聴いていたからではなく、1960年代から70年代にかけて、クインシーが映画音楽も多数手がけていたからである(でもジャズの人だというのは知ってた)。クインシーの映画音楽作品で、最も有名なのはやはり『夜の大捜査線』だろうね。個人的にはスティーブ・マックイーン主演の『ゲッタウェイ』が好きだな。哀愁溢れるハーモニカのメロディがたまりません(演奏はトゥーツ・シールマンスだと言われている)。あと『冷血』とか『ショーン・コネリー盗聴作戦』とかいった作品では、後のクロスオーバーのような感じの音楽になってて、やはり先見性のある人だったんだな、と今さらながら思う。
 
で、関係あるのかないのか、レコード・コレクターズ(以下レココレ)最新号の特集は、ブルー・ノートである。
 
 
ジャズに興味ない人でも、ブルー・ノートの名前は聞いた事あるのではないか。ジャズの専門レーベルである。同じ名前のライブハウスもあるね。そんな、数々の名盤を世に送り出した事で知られ、現在も活動しているブルー・ノートの黄金期(1950年代から60年代あたり)の名盤たちの中から、ベスト100を決めよう、という例によって無謀な企画なんである(笑) ただ、僕なんか、ブルー・ノートもジャズもろくに知らないにもかかわらず、なかなか面白い企画ではあった。
 
何故面白かったのかというと、随分前の事なのだが、レンタルで『This Is Jazz』という編集盤を借りた事があって、全てではないものの、気に入った曲もあったりして、例えば、アート・ブレイキーの「モーニン」、バド・パウエルの「クレオパトラの夢」、ハービー・ハンコックの「処女航海」、マイルス・デイビスの「マイルストーン」、ソニー・クラークの「クール・ストラッティン」、デューク・エリントンの「シング・シング・シング」といったあたりなのだが、ちょっと興味を覚えて、少し齧ってみた事があるのだ(笑) 前述の曲たちは、その方面ではチョー有名な曲ばかりだそうで、しかも、ブルー・ノートの作品も多かった、というのが、今回のレココレの特集で分かったのだ。多少でも知ってる曲があれば、レビューも理解しやすくなる。
 
それと、ブルー・ノートに限らず、あの頃のジャズ全般に言えると思うのだが、ジャケット・デザインが秀逸なんである。内容が分からなくても、ジャケット眺めてるだけでも、十分楽しい。今の感覚だと、単なるポートレートじゃんとか文字並べてるだけじゃんとかになってしまうのだろうけど、それだけのジャケットがとにかくカッコいいのだ。
 
という訳で、なかなかに楽しめたレココレのブルー・ノート・ベスト100だったのだが、それの影響でもないのだが(笑)、最近買ったCDから。
 
 
 
このアルバムは、同じレココレでも、ブルー・ノートではなく、フュージョン特集の時に登場していた。その時のランキングでは10位だったのだが、ずっと興味は持っていて、この度入手して聴いてみた訳だが、その時のフュージョン特集で1位になった、ハービー・ハンコックの『ヘッド・ハンターズ』と、非常に似たものを感じる。というか、同じ方法論で作られたものなのだろう。
 
ま、とにかく、延々と同じリズム・パターンとコードが繰り返され、その上でサックスやトランペットのソロ合戦、という感じ。反復がグルーブを生む、という事か。だが、この手の音楽で意外なのは、同じ事を延々と続けているだけと言えなくもないけど、それが思ったほど退屈ではなく、最後まで聴けてしまう、という事だろうか。そうなのだ。『ヘッド・ハンターズ』も本作も、僕は割と面白く聴いてしまったのだ(笑)  レココレの解説によると、ファンクだけでなく、コールマンやバックマスターの音楽理論、、シュトックハウゼンの電子音楽、テープコラージュやインド音楽等の手法を取り入れて、独自のグルーブを生み出した事が、後の高い評価につながった、とのとことである。よく分からんけど、聴いてて面白いのは確か。
 
続いては、
 
 
 
こちらは正真正銘、レココレの特集で興味を持ったアルバムだ。ランキングでは26位。解説に、ホーンは参加してるものの、アルバム全編ピアノ以外のソロはない、と書いてあったので興味を持ち、聴いてみた。後の『ヘッド・ハンターズ』とはまったく違う、オーソドックスに感じられる世界だけど、実に素晴らしい内容だ。
 
ハンコックについては、『処女航海』は以前にブログネタにしたことがある。今回の『スピーク・ライク・ア・チャイルド』の3年程前にブルー・ノートより出た『処女航海』は、不思議な緊張感に満ちたアルバムだったが、本作は、もっとリラックスした感じ。ジャケットの雰囲気そのままに、フレンドリーなムードがあふれているような^^; 曲調も4ビートからボサノバ風まで、バラエティに富んでいて飽きさせないし、火花飛び散るソロ合戦もないので(笑)、ゆったりと楽しめます。こういうアルバムだけど、当時としては決して本流ではなかったのでは(ピアノ以外ソロがない、という事自体当たり前ではなかったと思う)と感じさせたりもして、やはりハンコックは凄い人なんだな、と改めて思ってしまうのであった。他にも聴いてみよう^^
 
余談だが、70年代から80年代にかけて、海外のジャズ・ミュージシャンが日本のCMに出る事が時々あって、BGMに自分の曲流したりして、それがちょっとヒットしたり、なんて事があったように思う。ただ、そのCMなんだけど、ウィスキーとか洋酒のが多かったように思うのだが気のせいか(笑) ジャズ→大人→ウィスキー、なんて発想であれば、正にその通りと思うけど(笑)
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100円なら買ってもいいアルバム

2024年11月03日 10時03分30秒 | 音楽ネタ
アバカブ/ジェネシス
デューク/ジェネシス
ガウチョ/スティーリー・ダン
エクスタシー/スティーリー・ダン
パートナーズ・イン・クライム/ルパート・ホームス
ディスカバリー/ELO
グレイテスト・ヒッツ/ポリス
闇からの一撃/レインボー
ナイト・オン・ザ・タウン/ロッド・スチュワート
カムフラージュ/ロッド・スチュワート
グレイテスト・ヒッツ/サイモン&ガーファンクル
仮面の正体/キッス
グラス・ハウス/ビリー・ジョエル
 
ニュアンスが伝わるかどうかビミョーだが、自分では所有していないけど、特に嫌いとか興味がないとかいうのではなく、知ってる曲或いは好きな曲も収録されてたりして、聴いてみようと思ってたんだけど買わないまま年月が過ぎてしまって、ふと思い出してたまに聴いてみたくなるんだけど、その欲求がそれほど強い訳ではなく、今までに買うチャンスなどはあったにもかかわらず買わなかったくらいだから、今さら大枚はたくのも何だし、ま、中古とかで100円なら買ってもいいかな、という感じのアルバムを列記してみた。一体、何の意味があるのか(爆)
 
たぶん、思い浮かばないだけで、もっとあるのだろうと思う。一応断っておくが、上記のアルバムたちを否定してる訳ではないので念の為。否定してたら、100円でも買いませんよ(笑) ま、聴きたい買いたいと思った時に買っておいた方が、後々の事を考えるとよろしいかと(笑)
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麗しの女

2024年10月26日 23時28分38秒 | スポーツ
10月も終わりに近づき、日本もアメリカもプロ野球はポスト・シーズンに突入している。大リーグでは、ドジャースがナショナル・リーグのプレーオフを勝ち抜き、ワールド・シリーズ進出を決めた。大谷翔平も熱望していただけに、歓びもひとしおだろう。ワールド・シリーズに出たいが為にドジャースに移籍したようなもんだし。で、そのワールド・シリーズの第1戦は今日ドジャー・スタジアムで行われ、ドジャースはヤンキースにサヨナラ勝ちを収めてまず1勝。大谷はチームが勝ってから22分後には球場を後にして帰宅したそうな(笑)
 
日本のプロ野球は、ご存知の通り、パ・リーグはソフトバンク・ホークス、セ・リーグは読売ジャイアンツの優勝でレギュラー・シーズンを終了(ちなみに、我らが中日ドラコンズは、チーム史上初の3年連続最下位←しつこい?^^;)、ホークスはクライマックス・シリーズ(以下CS)を順当に勝ち抜き、日本シリーズ出場を決めたが、セ・リーグのCSは大波乱、シーズン3位の横浜ベイスターズが、2位の阪神タイガースと優勝のジャイアンツを破って、日本シリーズ出場を決めてしまったのである。ベイスターズとしては7年振りの日本シリーズ、あの時もシーズン3位からCSを勝ち抜いての”下剋上”だった。そういえば、その7年前も日本シリーズで対戦したのはホークスではなかったかな。7年振りの”下剋上”、そして雪辱なるか。
 
正直言うと、今回のセ・リーグのCSはちと複雑で(笑)、僕は今でもCS反対派で、リーグ優勝チームが日本シリーズに出るべき、と思ってるもんで、基本的にCSでは優勝チーム、つまり今年ならジャイアンツを応援するのである(ドラゴンズがCSに出場した場合を除く・笑)が、一応アンチ・ジャイアンツなもんで、ジャイアンツの試合では、常に相手チームを応援する、というのが染みついていて、今年は、そのせめぎ合いの中で、CSを見ていたのである。いやいや、どっちに転ぶべきか、ずっと迷ってるうちにベイスターズが勝ってしまった(笑)
 
という訳で、ジャイアンツは気の毒だったけど、今日、日本シリーズは開幕し、まずはホークスが5-3で勝ち。9回表終了時点で5-0と、ホークスのワンサイドゲームで終わるかと思いきや、ベイスターズも9回裏に反撃、3点返して明日以降に繋げたと言っていいだろう。2戦も楽しみだ。
 
閑話休題。
 
最近買ったCDから(唐突)
 
 
 
ウエスト・コースト系シンガー・ソングライターのカーラ・ボノフの通作3作目。1982年発表。「パーソナリィ」がTOP30に入るヒットとなり、この頃は結構注目されてたように思う。もともと、日本では人気ある人だったけどね。ジャケットも意味深とか言われてて(笑)、横たわってる男はグレイ・フライ説もあった(爆) なんでか知らんけど。ちなみに、本作にはウェスト・コーストの有名どころが多数参加しているが、グレイ・フライの名前はない(笑)ドン・ヘンリーはいるけど。
 
という訳で、カーラ・ボノフである。この人、才能あると思うし、なかなか美人だし、もっと売れても良かったのでは、なんて思うけど、なんか地味な印象で、日本はともかく、アメリカでは、リンダ・ロンシュタットの曲を書いた人程度の認識しかないのかも。残念だ。本作も実に素晴らしい内容で、シングルの「パーソナリィ」以外は自作曲だが、相変わらず、良い曲が並んでいる。いわゆるキラー・チューンというのが少ないので、そこが大ブレイクに繋がらなかった理由なのだろうか。でも、どの曲も水準以上で、聴くほどに引き込まれていく曲ばかりである。「香りはバイオレット(Please Be The One)」とか「ウォーク・アウェイ(Just Walk Away)」とか。確かに地味かもしれないけどね、そこがいいのだよ。カーラ・ボノフの場合。
 
自作でない「パーソナリィ」は、1978年にジャッキー・ムーアという人が出した曲のカバーな訳だが、この曲がソウルっぽい雰囲気で、ハイ・サウンドっていうんですか、アル・グリーンの曲とかで聴かれる、サビで2拍目或いは4拍目に入るオルガンが実に良い(理解してくれる人がどれくらいいるのか?笑)。この曲の印象もあるのか、全体的にウェスト・コースト風だけどちょこっとソウルの香りもするAOR的な雰囲気になっている。聴きやすくていいと思う。今さらだけど、もっと評価されていい人だ。
 
続いて、
 
 
 
もちろん、こないだネタにした、レコード・コレクターズのAOR特集の影響である(爆) ドゥービー解散後、ソロ活動を始めてからのヒット曲を集めた編集盤だ。80’sファンにはお馴染みの、ジェームズ・イングラムとの「Yah Mo B There」、パティ・ラベルとの「On My Own」も入ってるけど、個人的な白眉はなんといってもソロ第一弾の「I Keep Forgettin'」でしょう。名曲である。展開の少ない曲だけど、ジェフ・ポーカロがかなり凄いプレイをしてるので、聞き逃さないようにね(笑) タイトルの「Sweet Freedom」はロッド・テンパートン作、当時の新曲だったみたい。
 
これ以外にも、ケニー・ロギンスとの共作・競作である「I Gotta Try」やアレンジがたまらん「That's Why」とか、マイケル・マクドナルドの独特のボーカルやキーボード主体の都会的雰囲気のサウンドも十二分に堪能出来て、ほんと聴いてて楽しい。80’sの雰囲気満載だし。それだけに、ドゥービー時代の「What A Fool Believes」はここに収録する意味はなかったと思う。
 
で、最後に、
 
 
 
ご存知の通り、ドゥービーは1982年にフェアウェル・ツアーを行って解散した。その際のライブ盤である。僕は、このフェアウェル・ツアーの映像を、後年テレビで見たのだが、和気藹々とした良い雰囲気で、解散するバンドとは思えなかった。このライブ盤もそんな雰囲気。いわゆるトム・ジョンストン期の曲も結構やってるし、各メンバーたちがリード・ボーカルも担当したりして、巷で言われていたような、マイケル・マクドナルドが牛耳るバンドという雰囲気は全くない。むしろ、パット・シモンズの方がバンドもステージも仕切ってた感じで、結局ドゥービーはパット・シモンズだったのだ、と知らされたような気がした。
 
その映像とライブ盤は、多少内容が違ってて、映像で見た「スイート・マキシン」が実にカッコいいのだが、ライブ盤には残念ながら未収録。前述したように、パット・シモンズが歌にギターにMCに大活躍だが、もう一人のギタリスト、ジョン・マクフィーがなかなかに芸達者で、曲によってはフィドルも弾いたりなんかして、パット・シモンズの良き相棒って感じ。「ブラック・ウォーター」なんて素晴らし過ぎて涙出そう。「ドゥービー・ストリート」「ホワット・ア・フール・ビリーブス」といった、自作曲を歌う時以外はマイケル・マクドナルドはバッキングに徹していて、あまり目立ってないけど、それが却ってバンドの結束を窺わせたりなんかして、まぁとにかく良い雰囲気である。
 
バンドの音もいい。この頃のドゥービーは、AOR的な方向に行ってたけど、ここで聴けるドゥービーの音は、決して軟弱ではなく、かといって荒っぽい訳でもなく、ややソフィスティケイトされていながら、ロックバンドらしいノリは残している感じ。思ったほどキーボード主体でないのが良いのだ。ツインドラムもちゃんと生かしているしね。皆さん安定したテクニックの持ち主でもあるし、素晴らしい演奏が聴けるライブ盤なんである。
 
という訳で、実はこの時期のドゥービーって、結構好きだったりする。再結成後は全く興味の対象外だったもんで分からないけどね^^;
 
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