日々の覚書

MFCオーナーのブログ

「居住者殿」続き

2005年07月31日 23時57分01秒 | 与太話
さて、昨日の続きである。

今日夕方6時頃、バンドの練習の為外出しようとしたら、マンションの入口におっさんが一人立っていて、「ここの住人の方ですか?」と聞くので「そうです」と答えると、「大阪地方裁判所の者です。お話したい事があるのですが、少しいいですか?」と言うので、ほんとに少しだけ話を聞く事にした。といっても、昨日郵便受けに入っていた封書の事であるのは、聞く前から分かっている。こちらとしては、あんたの事なんか信用してねぇよ、という固い表情を保ったままだ(笑)

案の定聞くまでもなく、封書に入っていた書類の内容と同じだった。ただ、もうちょっと分かりやすかったけど。このマンションが競売にかけられる事になったのだが、現在居住している人の権利は守られねばならない、その為に裁判所が間に入る事にしたのだ、とのこと。なので、マンション住民に関する調査に強力して欲しい、この調査結果と契約書と部屋の中の写真をセットにして提出すれば、間違いなくあなたがここに正当に居住しているという証拠となり、あなたを守る事になるのです、とおっさんは熱弁を振るった。見た所、フツーのおっさんで、悪い事をしそうには見えない。ただ、裁判所の人という感じでもなかった。

おっさんの話が終わると、僕は、このマンションは会社が契約しているので、書類は全て会社の総務に処理して貰うつもりである、なので今後は総務と話して欲しい、と言った。そしたら、おっさんはそれで結構です、と言う。ただ、部屋の写真を撮りたいので、その時は立ち会って欲しいと言われてしまった。急いでいるので一週間以内に撮りたいそうだ。面倒くさいなぁ。

それから、おっさんに住んでいる部屋番号を聞かれた。答えると、一覧表みたいのに書き込んでいる。覗いてみると、住人の名前がたくさん書いてあった。マンションの入口にずっと張り込んで聞き取り調査をしたらしい。今週は毎日来ます、と言ってた。で、僕の名前を聞かれたので仕方なく答えたら、おっさん名刺をくれた。「大阪裁判所執行官 ××」としっかり書いてある。住所・電話番号は昨日の書類に書いてあったのと同じ。タウンページで調べたのと、電話番号が違うのが、相変わらず気になるけど。ま、この名刺と書類を総務へ送って、あとは始末して貰う事としよう。

詐欺ではないか、と疑ってはいるけど、それにしては顔をさらしたりしてリスクが高いような気もする。マンション住民に関する資料がない、というのも解せんなぁ。

さて、今後どういう展開を見せるのか? 目が離せない。

続く(爆)

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする