昨日(10/26)、さいたまスーパーアリーナにてクイーン+ポール・ロジャース来日公演の初日を見た。今回の日本ツアーはあと一週間続くし、ネタバレになるとまずいので、レポートの類は11/3の福岡公演が終わるまで書かないつもりだったが、今朝(10/27)のフジテレビ系列『めざましテレビ』でおせっかいなキャスターが、かなりバラしてしまったらしい。なので、簡単にライブの様子などを書くことにする。
まずはセットリストから。
1. Reaching Out
2. Tie Your Mother Down
3. Fat Bottomed Girls
4. Another One Bites The Dust
5. Crazy Little Thing Called Love
6. Bad Company
7. Say It's Not True
8. '39
9. Love Of My Life
10. Teo Torriatte(Let Us Cling Together)
11. Hammer To Fall
12. Feel Like Makin' Love
13. (Drum Solo)
14. I'm In Love With My Car
15. (Guitar Solo)
16. Last Horizon
17. These Are The Days Of Our Lives
18. Radio Ga Ga
19. Can't Get Enough
20. Wishing Well
21. I Want It All
22. Bohemian Rhapsody
23. I Was Born To Love You
24. The Show Must Go On
25. All Right Now
26. We Will Rock You
27. We Are The Champions
28. God Save The Queen
先頃発売されたライブ盤『リターン・オブ・ザ・チャンピオン』とほぼ同じ内容。23以降がアンコールである。日本のファン向けにサプライズが用意されている、と聞いていたが、「手をとりあって」と「アイ・ワズ・ボーン・トゥー・ラブ・ユー」がそれだろう。「手をとりあって」はブライアンのアコギから始まるアレンジが新鮮に感じられた。「アイ・ワズ~」はなんと、ブライアンとロジャーの二人によるアコギバージョン。これは確かにサプライズ(笑)
「’39」と「ハンマー・トゥー・フォール」が短縮バージョンだったのは不満が残るな(笑)
クイーンとして来日公演を行うのは1985年以来な訳で、20年ぶりの来日!と熱が入ってしまうのは仕方ないところ。ただ僕自身としては、ブライアンは7年ぶり、ロジャーは11年ぶり、ポール・ロジャースは12年ぶりにライブを見る訳で、無茶苦茶久しぶりという感じはしなかった。けど、フォーマットがどうであれ、彼らが現役ミュージシャンとしてステージに立っているのを見ると、やはり感動を禁じ得ない。特に、遠目はともかくアップがスクリーンに写ると「年とったな」と感じさせてしまうブライアンとロジャーに比べ、ポール・ロジャースは非常に若々しく立ち姿も堂々としてカッコ良かった。
そのポール・ロジャース、外見だけでなく歌いっぷりも素晴らしく、改めて偉大なボーカリストである事を確信した。今回のライブは彼の為にあるのでは、とすら思ってしまうくらい(笑) 世間ではフレディの代役という認識の人が大半だと思うけど、ポール・ロジャースはフレディとはまた違ったタイプのカリスマ性溢れるボーカリストなのである。セットリストをご覧頂いてもお分かりの通り、演奏された曲のほとんどはクイーンのレパートリーだが、ポール・ロジャースはあたかも自分が書いた曲であるかのように、完璧に自分のものにしていた。「伝説のチャンピオン」など、イントロのピアノに乗せてフェイクを入れるあたり、全く新しい曲にしてしまっているのが実感出来た瞬間だった。フレディを敬愛するファンも、この圧倒的な説得力の前では、ポール・ロジャースの非凡さと偉大さを認めない訳にはいかないだろう。この英国きってのボーカリストに神のご加護があらんことを!
今回のライブに関しては、あちこちでレポートが掲載されるであろうから、僕がくどくど書くのは控えようと思う。ただ、前述したように「クイーン」という名前は使っているものの、クイーンとは違うバンドのライブであった事は隠しようのない事実である。ポール・ロジャースもさることながら、グルーブ感溢れるバンドサウンドがクイーンの曲もバッド・カンパニーの曲も、違和感なく聴かせてしまった事でも、それは明らかだ。これは元クイーン、元バッド・カンパニーのメンバーが新たに結成したバンドのライブなのである。聞いた話だと、ロジャーが日本のスポーツ新聞に「このメンバーで新曲をレコーディングする」と語ったそうで、ベテランたちの再出発にイヤでも期待してしまうのだった(笑)
ただ、その割には、「輝ける日々」で日本庭園で遊ぶ若き日のクイーンの映像を流したり、「ボヘミアン・ラプソディ」でスクリーンに歌うフレディを登場させたりと、涙せずにはいられない反則気味(笑)な演出をかましてくるのが、どうにも中途半端な気がした。ああいうのを見せられると、新バンドのお披露目という感じがしないのである。困ったもんだ。しかも、分かっていても目頭が熱くなってしまった自分も情けない(爆)
ま、そんな訳で、「やっぱフレディがいないと...」と感じた人も多いだろうが、これはクイーンではないのだから、仕方ないですよ(笑) ここはひとつ、彼らの新たなるスタートを暖かく見守っていこうではありませんか。ね、よろしく頼みますよ(誰に言ってんだ)
まずはセットリストから。
1. Reaching Out
2. Tie Your Mother Down
3. Fat Bottomed Girls
4. Another One Bites The Dust
5. Crazy Little Thing Called Love
6. Bad Company
7. Say It's Not True
8. '39
9. Love Of My Life
10. Teo Torriatte(Let Us Cling Together)
11. Hammer To Fall
12. Feel Like Makin' Love
13. (Drum Solo)
14. I'm In Love With My Car
15. (Guitar Solo)
16. Last Horizon
17. These Are The Days Of Our Lives
18. Radio Ga Ga
19. Can't Get Enough
20. Wishing Well
21. I Want It All
22. Bohemian Rhapsody
23. I Was Born To Love You
24. The Show Must Go On
25. All Right Now
26. We Will Rock You
27. We Are The Champions
28. God Save The Queen
先頃発売されたライブ盤『リターン・オブ・ザ・チャンピオン』とほぼ同じ内容。23以降がアンコールである。日本のファン向けにサプライズが用意されている、と聞いていたが、「手をとりあって」と「アイ・ワズ・ボーン・トゥー・ラブ・ユー」がそれだろう。「手をとりあって」はブライアンのアコギから始まるアレンジが新鮮に感じられた。「アイ・ワズ~」はなんと、ブライアンとロジャーの二人によるアコギバージョン。これは確かにサプライズ(笑)
「’39」と「ハンマー・トゥー・フォール」が短縮バージョンだったのは不満が残るな(笑)
クイーンとして来日公演を行うのは1985年以来な訳で、20年ぶりの来日!と熱が入ってしまうのは仕方ないところ。ただ僕自身としては、ブライアンは7年ぶり、ロジャーは11年ぶり、ポール・ロジャースは12年ぶりにライブを見る訳で、無茶苦茶久しぶりという感じはしなかった。けど、フォーマットがどうであれ、彼らが現役ミュージシャンとしてステージに立っているのを見ると、やはり感動を禁じ得ない。特に、遠目はともかくアップがスクリーンに写ると「年とったな」と感じさせてしまうブライアンとロジャーに比べ、ポール・ロジャースは非常に若々しく立ち姿も堂々としてカッコ良かった。
そのポール・ロジャース、外見だけでなく歌いっぷりも素晴らしく、改めて偉大なボーカリストである事を確信した。今回のライブは彼の為にあるのでは、とすら思ってしまうくらい(笑) 世間ではフレディの代役という認識の人が大半だと思うけど、ポール・ロジャースはフレディとはまた違ったタイプのカリスマ性溢れるボーカリストなのである。セットリストをご覧頂いてもお分かりの通り、演奏された曲のほとんどはクイーンのレパートリーだが、ポール・ロジャースはあたかも自分が書いた曲であるかのように、完璧に自分のものにしていた。「伝説のチャンピオン」など、イントロのピアノに乗せてフェイクを入れるあたり、全く新しい曲にしてしまっているのが実感出来た瞬間だった。フレディを敬愛するファンも、この圧倒的な説得力の前では、ポール・ロジャースの非凡さと偉大さを認めない訳にはいかないだろう。この英国きってのボーカリストに神のご加護があらんことを!
今回のライブに関しては、あちこちでレポートが掲載されるであろうから、僕がくどくど書くのは控えようと思う。ただ、前述したように「クイーン」という名前は使っているものの、クイーンとは違うバンドのライブであった事は隠しようのない事実である。ポール・ロジャースもさることながら、グルーブ感溢れるバンドサウンドがクイーンの曲もバッド・カンパニーの曲も、違和感なく聴かせてしまった事でも、それは明らかだ。これは元クイーン、元バッド・カンパニーのメンバーが新たに結成したバンドのライブなのである。聞いた話だと、ロジャーが日本のスポーツ新聞に「このメンバーで新曲をレコーディングする」と語ったそうで、ベテランたちの再出発にイヤでも期待してしまうのだった(笑)
ただ、その割には、「輝ける日々」で日本庭園で遊ぶ若き日のクイーンの映像を流したり、「ボヘミアン・ラプソディ」でスクリーンに歌うフレディを登場させたりと、涙せずにはいられない反則気味(笑)な演出をかましてくるのが、どうにも中途半端な気がした。ああいうのを見せられると、新バンドのお披露目という感じがしないのである。困ったもんだ。しかも、分かっていても目頭が熱くなってしまった自分も情けない(爆)
ま、そんな訳で、「やっぱフレディがいないと...」と感じた人も多いだろうが、これはクイーンではないのだから、仕方ないですよ(笑) ここはひとつ、彼らの新たなるスタートを暖かく見守っていこうではありませんか。ね、よろしく頼みますよ(誰に言ってんだ)