日々の覚書

MFCオーナーのブログ

メタボリック

2006年05月27日 14時02分54秒 | 与太話

世間は正に健康ブームであって、テレビでも健康にいい食品や道具を紹介する番組は多いし、医学的に健康状態をチェックする番組もかなりある。これだけ健康に関する情報が溢れていて、関心を持つ人も多ければ、当然健康に関する新たな概念や言葉も増えてくる訳で、正直言うと訳分かんないのである。

で、近頃耳にしたのが「メタボリック・シンドローム」ってヤツ。詳しい事についてはネットで検索して下さい。旬の言葉だから、すぐ見つかるでしょう(笑) ま、簡単に言ってしまうと内臓疾患やら機能障害やら高血圧やらが複合して、心不全などを引き起こす事らしい(いいのか、こんな説明で)。ウエストがデカい人、つまりお腹が出ている人は要注意で、男なら85㎝、女なら90㎝以上の人、それにプラス血圧やγGTPやらが高い人は「メタボリック・シンドローム」もしくは予備軍だそうな。早い話が、内臓に蓄積された脂肪が良くないのだね(またしても簡単に片付けてしまった)。

しかし、ウエスト85㎝以上、と具体的な数値が出ているのが、毎度の事ながら怖い(爆) 僕はウエスト77㎝くらい(多分)なので、安全圏かと思うけど、ふと気づけば85㎝なんてアッという間に到達してしまうのではないか。それに、見た目は太っている方ではないと思うけど、どうも体脂肪が多いような気がする。ちゃんと測定した事はないが、おそらく20%は超えているのではなかろうか。結局、数字だけ見ると圏外のようでも、ちっとも安心出来ないのだ。

この「メタボリック・シンドローム」については、とにかく内臓の脂肪を減らしなさい、というのを見た。皮下脂肪と違って、内蔵の脂肪は蓄積しやすいけど減らすのも簡単なのだそうだ。その為には、適度な運動と食生活の見直しを、という訳で、最終的に行き着く所はみな同じ(笑) 食生活の改善というのは、昼飯一回500円以下という生活をしている身としては厳しいな(爆) 運動と言えば、歩くのはとてもいいらしい。ただ、近頃の若者のように、だらだらと歩くというより物理的に体が移動しているだけ、というのは運動のうちには入らないそうな。僕は、普通に歩くとだいたい時速6キロのペースだけど、これなら運動している事になるんだろうか?(笑)

そんな訳で、ぼちぼち会社の健康診断(正しくは成人病検診...笑)が行われる時期なのだが、実に憂鬱だ。訳分からん数字を見せられて一喜一憂しなければならない。しかも、その基準値ってのがしょっちゅう変わるし。くどいようだが、5~6年前までは、血圧は上150を超えたら要治療といってたはずだ。それが、いつの間にか140になっている。そのうち130になり、いずれ100になるだろう。今日は健康体でも、翌日には治療が必要な病人になっている、という訳だ。低血圧の方が健康で望ましい、というのは腑に落ちないが。と、このように考えてみると、健康なんてものは曖昧なものである。

所で、低血圧の特徴として、朝が弱いとよく言われる。本当かね。聞く所によると、スペイン人は低血圧で朝が弱く、調子が出てくるのに時間がかかるそうな。だから、ワールドカップのような大会では、はじめの予選リーグでは調子が出ず、いい結果が残せない。試合自体も、目が覚めてない前半に失点して、後半になって調子が出ても前半の失点を取り戻せずに負ける、というパターンが多いからだとか。対照的なのがイタリア人で高血圧なので朝は滅法強い。で、サッカーも試合開始直後にすかさず先制して、最後までそれを守りきって勝つのだそうだ。ま、確かにワールドカップでは、スペインよりイタリアのほうが成績いいけど、そういう理由とは...でも、これが本当なら長生きするのはスペイン人って事か?

コメント (11)
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