つまらない大人にはなりたくない
というのは、佐野元春の「ガラスのジェネレーション」の歌詞に出てくるフレーズだが、この曲を聴いて「つまらない大人にはなるまい」と誓った人も多いと思う。ま、僕も恥ずかしながら(笑)その一人と言っていいと思うのだが、よく考えてみると、“つまらない大人”って、どういう大人なんだろう? 人それぞれ解釈があると思うが、個人的には“若者(または若者文化、風俗など)を意味もなく全否定するか、もしくはひたすら迎合しようとする人”だと思っている。傍で見ていて、これほど見苦しい大人はいない、と。
つまらない大人というのではないが、これをしてしまったら大人、というかオジサンだな、となんとなく感じていた事がある。自分は絶対にするまい、と思っていた訳だ。別に、周囲に迷惑をかけるとか見苦しいとかいう類のものではない。でも、これらの行為はオジサンの証明であり、大人にはなりたいけどオジサンにはなりたくない(笑)と思っていた僕にとっては、禁断の行為なのである。それは一体何かというと...
・店で出されたおしぼりで顔を拭く
・本や書類をめくる時、指を舐める
・食事の後、堂々と爪楊枝を使い、くわえたまま店を出る
・お茶を大きな音をたてて啜る
・会社でヒゲを剃る
・電車の中で新聞を広げる
・時間的には余裕があるにもかかわらず、横断歩道や駅構内で走る
・歩くのがイヤで、すぐタクシーに乗りたがる
・ゴルフをする
こんな所だろうか。ゴルフ云々については、また敵を増やしたかな(笑) まぁ、昔からゴルフは中年以上のスポーツと思い込んでいたのと、10年ちょっと前オーダーメイドクラブのセールスから家や会社にやたらと電話がかかってきて、非常に不愉快な思いをしたこともあって、ゴルフは絶対にするまい、と誓ったのだ(爆)
ま、↑に挙げたのは、あくまでも僕の主観であって、そういう行為をしている人を批判するつもりは毛頭ない。それどころか、近頃では、僕もおしぼりで顔を拭きたい、と思う事だってあるのだ。我慢してるけど(笑)
まったく、大人になるのは大変だ(なんのこっちゃ)