日々の覚書

MFCオーナーのブログ

トランプ・ショック

2016年11月12日 19時50分38秒 | 時事・社会ネタ
11月6日
クイーンのトリビュート・バンドFLASHのワンマンライブを見に四谷へ。去年に続き2年連続のワンマンライブである。ちなみに、去年のライブの模様はこちらで。

今年の会場はLOTUS

 

去年も書いたけど、FLASHはクイーンのトリビュートバンドであるので、本家のコンサートをMC等も含めて再現するのである。去年のテーマは1979年のハマースミスオデオンという事だったが、今年のテーマは1974年3月のレインボー・シアターという事で、なんというか、マニアックな(笑) このコンサートは、『Live At The Rainbow '74』として発売されているので、ファンにはお馴染みだ。『クイーンⅡ』発表に伴うツアーに於ける公演であり、つまりクイーンがまだアルバムを2枚しか出していない時期のライブであり、当然演奏されたのは1stと2ndの曲ばかりで、今となっては非常にレアなのである(は?) そんなレアな時期のレアなクイーンのライブを、今回FLASHは再現したという訳だ。

 

 

なんでも、演奏・MCだけでなく、衣装も再現したのだそうな。大変な事である。それだけ、気合いを入れたライブという事もあり、FLASH実に素晴らしかった。去年より良かったかも(笑) メンバー及びスタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。初期クイーンっていいな、と改めて思った次第です。

ライブ終了後、近所の店で行われた打ち上げにも参加した。久々に会う人もいて楽しく過ごせたし、初めて会う人からは、クイーン・セッションをやってる店の情報も聞けたりなんかして、有意義だった。セッションの方には、なるべく間を空けないで顔を出したいものだ。忘れられないうちにね(笑)

打ち上げ終了後、妻の友人が東京に来ていたので、四谷で合流して、BLUE HEATという店のブルース・セッションに行った。僕は見てただけ、だけど^^;

 

パッと見フツーの冴えない(失礼!)おじさんたちが、ステージに上がるとシブいミュージシャンに変身する。実にカッコいい。彼らの家族や部下たちは、そんな姿を見た事あるのだろうか?(笑) もったいない。

充実した日曜日だった。

11月9日
全世界の注目のもと、第45代アメリカ大統領を決める選挙が行われ、大方の予想を覆して、共和党のドナルド・トランプが、次期大統領に就任するのがほぼ確実となった。ヒラリー・クリントンは、僕の記憶に間違いなければ、大統領選挙に挑戦するのは3度目のはずだが、今回も初の女性大統領誕生の悲願を叶える事は出来なかった。悲運な人だ。同情はしないけど(笑)

トランプ勝利は衝撃的だったようで、普段、政治の話なんかした事のない、うちの課員が勤務中にネットでニュース速報を見て、「え~、トランプなの~、マジかよ~」なんてぼやいていたくらいで、日本の一般人の間でも関心が高かった事が窺える。ちなみに、我が社で大統領選挙の結果が話題になったのは、正直な所今回が初めてである(笑)

「メキシコとの国境に壁を作る」とか「イスラム教徒は入国させるな」とか、過激というか無茶苦茶というか、歯に衣着せぬ発言で注目を集めたトランプだが、彼が大統領になってしまうと、既にあちこちで言われているように、気になるのは人種問題云々より日米安保がどうなるのか、である。トランプは、米軍の日本駐在にかかる経費を日本に負担させろ、なんて言ってるようだが(実際には、経費の7割近くを、日本が負担してるのは、皆さんご存知の通り)、金だけでなく、実際に戦うのはアメリカ兵であり、日本が加担しないのは不公平だ、なんて事になると、今までの大統領とは違う考えのトランプであるから、日米安保条約を破棄したり、解釈を変更したりする可能性が全くないとは言えない。日米安保がなくなると、日本からアメリカ軍がいなくなるから歓迎、なんて喜ぶ人も中にはいるだろうが、多くの人が分かっているように、事はそんなに単純ではない。沖縄から米軍がいなくなったら、早速中国軍が乗り込んでくるだろう。これは大変だ、なんてレベルではない。下手すると、日本国の存亡に関わってくる問題だ。憲法9条だけでは国は守れない。今の日本は、日米安保を死守しなければならないのだ。TPPなんて、どうでもよろしい。

という訳で、トランプが大統領になると、日本も色々大変なのだ。前述の、うちの課員がそれを分かってて、トランプかよ~、とぼやいていたのかどうかは分からない(笑) これから厳しい状況にならなければいいが。かといって、だからヒラリーの方が良かったのに、という言う気もないけどね。

11月11日
「私は泣いています」のヒットで知られる、歌手のりりィが亡くなった。享年64歳。慎んでご冥福をお祈り致します。

前述の「私は泣いています」がヒットしたのは1974年という事なので、当時りりィは22歳。テレビで何回か見た事あるが、もっと年上と思っていた。当時の22歳と今の22歳は違うし、僕がガキだったせいもあるが、なんか、もっと色々な経験をした大人の女性に見えたのだ。ほんと、あの頃の20歳って、今よりずっと大人だった。

10年くらい前に、りりィのインタビュー記事を見た事がある。「最近の若い子は、酒もタバコもやらないから面白くない」なんて言ってた。そういう事を言える、“大人の”女性は少なくなったように思う。もっと、あれこれ言って欲しかった気もする。

色々な事があった一週間だった。
コメント (2)
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