今日も阪神負けて、巨人と同率首位だそうな。一体どんな展開になるのやら。我が中日は、かろうじてクライマックス・シリーズ出場を決め、残り2試合は消化試合らしい(笑) ご承知の通り、クライマックス・シリーズ1stステージでは、2位のチームと対戦する訳だが、今の巨人より阪神の方が、勝てる可能性は高そうな気がする。となると、巨人に優勝して貰いたい所だが、それもちょっとなぁ...(笑)
さて、昨日の夜は『キング・オブ・コント2008』を最後まで見てしまった。M-1、R-1に続き、今度はコントの日本一を決めるトーナメントという事で、実は前から話題になっていたらしい。全然知らなかった^^; で、昨夜放送されたのは、その決勝だった訳だが、2時間ずっと見ていての感想は、なんだかなぁ....という感じ。
まず、決勝に残った顔ぶれ。単に疎いせいではあるが^^;、大半は知らない人たちだった。ネタを見た事あるのは、バナナマンとロバートくらい、名前だけ知ってたのは、TKOにバッファロー吾郎、あとの4組すなわち、天竺鼠、チョコレート・プラネット、ザ・ギース、2700は初めて見た。顔ぶれだけ見て、「おっ、これは楽しみ♪」という気分になれなかったのが、まず残念だ。
もちろん、知らない人でも、その面白さに気づいて、また見たくなるというのがいればいいのだが、今回はそういうのもなかった(あくまで私見ですよ)。ロバートはもともと好きではないし。全体的にシュールというか、今イチ分りにくいネタが多くて、コアなお笑い好きにはウケても、フツーの人には、一体どこが面白いのか、なんて印象を与えたのではなかろうか。バッファロー吾郎とかザ・ギースあたりのネタは、そのシチュエーションに入れなければ、ちっとも笑えないのでは、なんて思った。
優勝したのは、そのバッファロー吾郎で、僕は初めて見たけど、入れれば面白い。キャメロン・ディアスが「あの人ヘビ年だからネチっこいわぁ」というネタは、かなり笑ったけど(見てない人、すいません^^;)、全体的には、なんか冷静に見てる感じだった。ファイナルで敗れたバナナマンの方が、素直に笑えるネタだったように思う。
ここいらは趣味というか感性の問題であって、深く追求するつもりはないのだが、もひとつ「なんだかなぁ」という感じにさせたのは、審査方法である。なんと、会場に決勝に残れなかった芸人100人を集め(こっちの方が、知ってる顔が多かった^^;)、彼らに一組当たり5点の持ち点を与えて、審査させていたのだ。ベテラン芸人を審査員として呼ぶのでもなく、観客に審査させるのでもなく、敗退した芸人たちにやらせるとは...納得いくようないかないような。同じ芸人だと、審査もしにくいだろうな。力関係や上下関係もあるかもしれないし。しかも、その敗退芸人たちによる審査の結果、決勝に進出した8組の中から2組が選ばれて最終決戦を行なうのだが、ここで審査をするのが、たった今決勝でネタを披露した芸人たちなのだ。しかも、どちらが勝ったと思うか、をその場で口頭で発表させるという荒業。せめて無記名投票にしてやれよ。本人を前にしたら、正直に言えないかもしれないだろう。しかも、決戦に残ったのが事務所の先輩芸人だったりしたら、ダメと思っても言えないに違いない。
この『キング・オブ・コント2008』の司会を務めたのはダウンタウンで、松本人志の意見が審査方法に反映されたのでは、という声もある。松本には、この手のお笑いコンテストでは、誰が面白かったか、一番良く分ってるのは、同じ舞台でネタを披露した芸人である、という持論があるのだそうな。つい贔屓目になってしまう観客や、旬の笑いが理解出来ないベテラン芸人よりも、ずっと公明正大な審査が出来る、という訳だ。それも分らないでもないが、松本だから、たとえ先輩に対してでも、ズケズケと物を言えるのであって、フツーのヤツは正直には言えないよ、という意見をネットで見た。
という訳で、優勝したバッファロー吾郎が、決してつまらなかった訳ではないが、なんとなくしっくりこない物を感じてしまった。もし、この『キング・オブ・コント2008』の審査を、観客がやってたら、おそらく優勝はロバートかバナナマンだったろう。客席のウケは、この2組が一番良かったからだ。しかし、ロバートが優勝しても、なんだかなぁ、という感じだったろうな(あくまで私見です^^;)
僕は、昔からお笑い、特にコントや漫才は好きなんだけど、純粋にネタを披露する番組が少なくなってしまったのは、大変に残念なことだ。『レッド・カーペット』みたいな番組はあるけど、ああいうのは、一発ギャグに頼るピン芸人有利で、じっくり芸を見せる芸人には向かないような気がする。僕はネタや話術で笑わせるタイプが好きで、ヘンな顔をしてみせたり、奇抜ないでたちや外見で笑わせようとするのは、好きではない。一発ギャグも、あまり好きではないな。今面白いと思ってるのは、タカアンドトシ、髭男爵、サンドウィッチマン、といったところ。そう、僕は意外と保守派なのだ(笑)
お笑い芸人が売れると、漫才やコントをしなくなってしまう、というのも悲しい事だ。爆笑問題といい、くりぃむしちゅー(海砂利水魚)といい、漫才してる頃は好きだったんだけどなぁ。ま、漫才はしなくても、面白いからいいけど(笑)
という訳で、テーマは「お笑い」なのに、オチなくてすいません(爆)
ワタシが好きなのは「バッファロー吾朗」の方だな~。二人ともインパクトがあるし。ネタも良かったです。キャメロン・ディアスも笑えたけど「『う』の1」=うまい棒1本は爆笑しました(笑)
彼らは昔から身内受けするので有名だったので、審査員が芸人ということで有利だったのかもね。
彼らの笑いが、他の人らより高度とかいう気はさらさらないけど、わかりやすい笑いがもてはやされ、TVにあふれてる現状で、バッファロー吾郎が優勝したということには、かなりの価値があると喜んでます。
審査方法には、かなり異論があるけど、先輩後輩の関係とかよりも、笑いを作る人からみて、彼らの笑いが味があると認められてる点では、バッファロー吾郎=お笑い界のトッド・ラングレン???
>TBSの番組というだけで”生放送”という言葉すら疑ってしまいます
堕ちたもんですね、TBSも...かくいう僕も、ほんとに生放送なのか、なんて思いながらみてましたけど(笑)
>全体的に”ぬるい感じ”だったと思います
それは感じましたね。ただ、“お笑い”に緊張感が必要なのか、とも思いますが^^;
>ともあれ、来年以降に期待しましょう
来年はもうない、という声をネットで読みました(笑) けど、続けて欲しいものです。
♪Brendaさん
>ワタシが好きなのは「バッファロー吾朗」の方だな~
つーか、Brendaさんが“お笑い”ネタに反応するなんて、めちゃ意外です^^;
>うまい棒1本は爆笑しました
一本目の、お前に必要なのは糖分だ、も僕的には結構ツボだったです(笑)
>彼らは昔から身内受けするので有名だったので
確かに、そんな感じします。ミュージャンズ・ミュージャンならぬ芸人ズ芸人、てとこでしょうか?
♪さもさん
>わかりやすい笑いがもてはやされ、TVにあふれてる現状で、バッファロー吾郎が優勝したということには、かなりの価値があると喜んでます。
ま、僕もその、分かりやすい笑い、の方が好きなんですが(笑)、バッファロー吾朗は、お笑いなんだけど、芝居を見てるような感じもします。
>笑いを作る人からみて、彼らの笑いが味があると認められてる点では、バッファロー吾郎=お笑い界のトッド・ラングレン???
いや、フランク・ザッパかも(笑) 自らのコント劇団を率いて、若手を育てて欲しいものです(笑)
(なら、黙ってなさい。)
もう出来レースって言うか。。。
優勝したバッファロー吾郎のネタは、何度か他局で観たネタだったし(ロバートのも)普通こういうのって、ネタも新しいのを考えて来るものでは?
バッファロー吾郎も、ロバートも大好きだけれど。。。この番組に関しては~
怪しさムンムンだったなぁ。。。
>サパーリわからん
お笑いは不得意ですか? それとも、キング・オブ・コントを見ていなかった、というだけでしょうか? いずれにせよ、喜楽院さんのような博学の方に、ついていけない話題があるなんて思えませんが^^;
♪くりたんた。さん
>吉○興業が裏で蠢いてる雰囲気めっさ匂ってたような気がするぅ
つーか、お笑い芸人の場合、石を投げれば吉本に当たる、状態ですからね。裏で糸を引こうと引くまいと、吉本色が濃くなるのは、ある意味仕方ないかと^^; 10数年前の二子山部屋みたいなもんですね(笑)
>バッファロー吾郎のネタは、何度か他局で観たネタだったし(ロバートのも)普通こういうのって、ネタも新しいのを考えて来るものでは?
バナナマンも、新ネタではなかったらしいですよ。勝ち抜きですからね、やり慣れてるネタの方が有利と判断したのでしょう。確かに、新鮮味は薄れますね。