連日の真夏日が一転、台風の影響なのか午前中から曇り空、時折の霧雨、気温も過ごしやすい・・・・。
さて、お盆まであと少しといったところで、ちょっと涼しくなる内容・・・。
「ここでいいです」
昭和50年代後半、市内の某野球スポーツ少年団が海岸のチームと交流試合をするため、土曜日の昼下がり、マイクロバスを借りて三陸沿岸の某市に出かけたそうです。
バスの運転は父兄の方が運転していく手筈が、その方はどうしても抜けられない所用があったため、ある方にお願いして代理としてバスの運転をして某市まで子供達を送って行ったそうです。
頼まれた方は午後子供達を練習会場のグランドへ届けるも、夕方に宿泊する民宿まで送って行くことでもあったので、練習風景を見学したりバスで昼寝をしたりして時間を潰し、夕方6時頃に子供達を民宿に送ると、翌朝に正規の運転手さんである父兄の方が、こちらに来るということで、バスは一端遠野へ帰る手筈でもあり、その方は笛吹峠越えの道を辿り遠野へ帰ることにしたそうです。
バスが少し町場らしき住宅が割りと多い地域を過ぎた辺りで、浴衣姿の女性が道端に佇んでいるのが目視されたそうです。
歳の頃なら20代後半か?運転手さんは、すけべ根性といいますか、確かに下心みたいな感情はあったが、どうこうしようとか、そんな考えはなかったといってますが、バスを止めて声をかけてみたそうです。
すると女性は途中まで乗せてもらえますか・・・と言ったそうですから、運転手さんは喜んで、わざわざバスのドアまで親切に開けてその女性を乗せたそうです。
女性はドアの真後の席に座ったそうですが、運転手さんの話には「はい」の返事と頷くだけだったそうです。
さしたる会話も成立せず、バスが20分ほど走った辺り、峠前の最後の集落近くの家屋が一軒もない辺りで女性は「ここでいいです」と言ったそうです。
バスを静かに止め、集落まではまだ一道ありそうだが、ほんとにここで良いのか、今一度聞きなおしたそうですが、「ここでいいです」の返事、運転手さんはドアを開けてあげると、一礼してバスから降りる女性、そして女性はその場から後方へ静かに歩いて行ったのも確認しているようです。
灯篭木(とろぎ)・・・・新佛のあるお宅で三年間立てる慣わしである。お盆には灯篭に灯が入る。
灯篭木に関してのエントリーは13日か14日予定
もう少し面白い話でもすれば良かったかな・・・なんて思いながら、笛吹峠の難所を無事にクリア、辺りもヘッドライトを点灯しなければならないほど、かなり暗くなり始めていたそうですが、峠を下って青笹の大草里の集落へ入って間もなく、ふっと気になりルームミラーを覗きますと・・・・後ろから「ここでいいです」のか細い声・・・身体中の血が逆流するといいますか、体毛という体毛全てが逆立つ、血の気がひける・・・とにかく恐怖というか、表しようがない感覚、さらにもう一度「ここでいいです」の声・・・ルームミラー越しに先ほど降ろしたはずの浴衣姿の女性がドアの前に立っていた・・・・白く透き通って見えたそうで、次の瞬間、バスの後部で白く輝くものがバスから飛び出たように感じ女性の姿は消えていたそうです。
「ギャー・・」声にならぬも心ではそう叫んでいたそうです・・・・。
後はなりふり構わずアクセルを強く踏みつけ猛スピードで軍治屋商店まで飛ばして来たそうですが、辺りの明かりを見るとかなり安堵したとのことです。
さて、お盆まであと少しといったところで、ちょっと涼しくなる内容・・・。
「ここでいいです」
昭和50年代後半、市内の某野球スポーツ少年団が海岸のチームと交流試合をするため、土曜日の昼下がり、マイクロバスを借りて三陸沿岸の某市に出かけたそうです。
バスの運転は父兄の方が運転していく手筈が、その方はどうしても抜けられない所用があったため、ある方にお願いして代理としてバスの運転をして某市まで子供達を送って行ったそうです。
頼まれた方は午後子供達を練習会場のグランドへ届けるも、夕方に宿泊する民宿まで送って行くことでもあったので、練習風景を見学したりバスで昼寝をしたりして時間を潰し、夕方6時頃に子供達を民宿に送ると、翌朝に正規の運転手さんである父兄の方が、こちらに来るということで、バスは一端遠野へ帰る手筈でもあり、その方は笛吹峠越えの道を辿り遠野へ帰ることにしたそうです。
バスが少し町場らしき住宅が割りと多い地域を過ぎた辺りで、浴衣姿の女性が道端に佇んでいるのが目視されたそうです。
歳の頃なら20代後半か?運転手さんは、すけべ根性といいますか、確かに下心みたいな感情はあったが、どうこうしようとか、そんな考えはなかったといってますが、バスを止めて声をかけてみたそうです。
すると女性は途中まで乗せてもらえますか・・・と言ったそうですから、運転手さんは喜んで、わざわざバスのドアまで親切に開けてその女性を乗せたそうです。
女性はドアの真後の席に座ったそうですが、運転手さんの話には「はい」の返事と頷くだけだったそうです。
さしたる会話も成立せず、バスが20分ほど走った辺り、峠前の最後の集落近くの家屋が一軒もない辺りで女性は「ここでいいです」と言ったそうです。
バスを静かに止め、集落まではまだ一道ありそうだが、ほんとにここで良いのか、今一度聞きなおしたそうですが、「ここでいいです」の返事、運転手さんはドアを開けてあげると、一礼してバスから降りる女性、そして女性はその場から後方へ静かに歩いて行ったのも確認しているようです。
灯篭木(とろぎ)・・・・新佛のあるお宅で三年間立てる慣わしである。お盆には灯篭に灯が入る。
灯篭木に関してのエントリーは13日か14日予定
もう少し面白い話でもすれば良かったかな・・・なんて思いながら、笛吹峠の難所を無事にクリア、辺りもヘッドライトを点灯しなければならないほど、かなり暗くなり始めていたそうですが、峠を下って青笹の大草里の集落へ入って間もなく、ふっと気になりルームミラーを覗きますと・・・・後ろから「ここでいいです」のか細い声・・・身体中の血が逆流するといいますか、体毛という体毛全てが逆立つ、血の気がひける・・・とにかく恐怖というか、表しようがない感覚、さらにもう一度「ここでいいです」の声・・・ルームミラー越しに先ほど降ろしたはずの浴衣姿の女性がドアの前に立っていた・・・・白く透き通って見えたそうで、次の瞬間、バスの後部で白く輝くものがバスから飛び出たように感じ女性の姿は消えていたそうです。
「ギャー・・」声にならぬも心ではそう叫んでいたそうです・・・・。
後はなりふり構わずアクセルを強く踏みつけ猛スピードで軍治屋商店まで飛ばして来たそうですが、辺りの明かりを見るとかなり安堵したとのことです。