「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

遠野学会&フォト展示

2010-02-06 18:57:32 | 遠野

 今朝の勤務地、前回の当直に引き続き10センチの新雪が積もり、朝から除雪作業に追われる。

 帰宅すると一応、自宅の除雪作業は終了していましたが、吹雪模様で吹き溜まりなんかもできて、明朝も雪掻きを覚悟といったところです。

 いずれ、ここ数日、毎日のように除雪やら冷え込む気候で参ったといったところですね・・・汗

 

 そんな中、この時期、恒例の遠野物語研究所主催の「遠野学会」がありましたので、参加して参りました。

 場所は、遠野市立図書館視聴覚ホール

 

 

 今年の開催について情報を得るのが少し遅くて、今回の発表内容等もわからないままでの参加でもありました。

 受付を済ませてプログラムを見ると、高校生の研究発表が3つ、松茸採り名人のお話、遠野銘菓明がらすのお話、そしてアツモリ草の研究と保護についての発表の6件という内容でした。

 正直言って、プログラムを見た際は、ちょっとガッカリが本音でして、ひとつでも郷土史関連やら遠野物語発刊百年にちなむ民俗学的な内容も期待していたんですが皆無に等しい内容でもありました。

 

 サブタイトルといいますか、今回の目的のひとつが「遠野の文化・・・」とありますが、それでも遠野学という点では、理科系?の研究発表もその範疇かもしれませんね。

 聴いてみると高校生の発表は、内容も濃く、よく此処まで研究し、頑張っているんだな・・・と思うすばらしい内容でもありました。

・米粉菓子の商品化を目指して~  県立遠野緑峰高校

・遠野の観光について  県立遠野緑峰高校

・植物と光に関する研究  県立遠野高校

 

 特に遠野の観光については、よく調べた内容で遠野観光の弱点なんかも衝いた内容で皆さん頷く場面もしばしば・・・という感じでした。

 ここ数年、遠野を訪れる観光客は年間約60万人、なかなかの数字だと思いますが、以前から指摘されてますが通過型観光で遠野市内への宿泊は全体の1割とのこと。

 ちなみに福泉寺は年間10万人といわれいましたが、ここ数年は2万人にも満たない参拝客数となっている。

 しかし、たまたま木彫観音が日本一の大きさということで、観光化した寺院となりましたが本来はお寺さんであり、参拝客の数がどうとか、そんな思いは今はありません。

 

 今回の発表で、少し期待したのが、遠野銘菓、明がらすの元祖、某菓子店の女将さんのお話・・・・。

・明からすの歴史

 

 明からすは、明治維新間もなく大規模な百姓一揆が起こり、それを鎮圧の為に遠野に進駐した官軍に残り物の菓子を混ぜ、胡桃を入れて出したのが初まりと、何かの書物でみた記憶がありましたが、女将さんのお話では、明治時代末に2代目当主の方が編み出した菓子であるということ、また、切った際に中の胡桃が夜明けのカラスに似ていたので「明からす」と命名したとのお話でもありました。

 こちらもよく言われる由来でもありますね。

 

 他に・・・

・松茸に魅せられて

・遠野のアツモリ草

 

 内容的には、参加して良かった、聴いて良かったが感想で結果オーライですが、例年は遠野物語研究所からご案内が来ていたのに今回は来なかった・・・。

 一応、遠野物語研究所の会員でもあり、年会費も納めているんですがね・・・笑

 

 まっ、来年は、また違った意味で期待して勤務が休みであったら参加したいと思います。

  

 

 

 ということで・・・・

 

 以前の当ブログ記事で、行くつもりはないと言っておりましたが・・・・大汗

 やはり気になって覗いて来ました・・・汗

 

 

 

 グランプリ含め入賞作品13点と最終選考20点

 

 

 応募作品400点余り、応募者は80数名ということで、ひとりで複数応募ということで、最低一人1点は最終選考という形で展示かな・・・と思ってましたが、最終選考は30数点とかで、案外厳しい内容だったことがわかりました。

 また、入選された方々は、流石といった思いも感じ、入選の他にも複数最終選考に残る作品もあったりと、やはり写真が上手い人は、それなりの高い評価を得るんだな・・・と感心したりもいたしました。

 

 

 それと小生、ちょっと勘違いをしておりました・・・汗

 応募した雲海の写真、別な写真と勘違いしており、応募した写真は考えていたものとは少し違っていたみたいです・・・汗

 いずれ、何度も秋の早朝、早起きして高清水に通った思いもあり、入選はしませんでしたが、少しは報われた気持ちになりましたし、居並ぶ力作に加えていただいたという思いで、もっと精進しなければ・・・という思いも込み上げてきたのも正直な気持ちです。

 

 

コメント (16)
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