旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

青いクレマチス

2011年05月09日 17時01分03秒 | 旧庭(~2014March)

昨日は急に気温が上がって汗ばむ陽気でしたが、今日はガーデニングにちょうど良いお天気。
明日から雨模様なので、アレコレと庭仕事を。

今年も早咲き大輪系のクレマチス・H.F.ヤングが咲いてきたので、剪定したベニバナトキワマンサクと交代で、玄関前に持ってきました。

今朝はまだ開きかけの花が多かったのですが、

夕方にはほとんど開いて、

玄関前が一気に華やかになりました。

 

ドクターラッペルとH.F.ヤングのコンビが、偶然にも先日作ったハンギングバスケット内の花とピンク&ブルーのコンビになり、ちょっと嬉しいかも

庭奥はちょっぴり野趣で落ち着いた感じですが、玄関周りは賑やかになるよう心がけています。
「ウエルカム」の意味もあるのですが、庭全体からも、そういう立場になるようにしています。
その理由は後日。

 


撫子の季節ということは

2011年05月07日 11時07分42秒 | 旧庭(~2014March)

朝から雨が降ったり止んだりのお天気。

それでも明日はブログをアップできそうにないので、雨の合間を縫って写真を撮った撫子(ナデシコ)。
我が家の庭は日当たりの良い部分が少なく湿った土地柄なので、育てても枯らし、撫子には不向きだとずっと思っていました。
けれど昨秋、額縁ハンギングに植え込んだら、越冬し一回り大きな株になり、春の植え替えも良かったようで、この時期に綺麗に咲いてくれました。
一株でピンクのグラデーションが楽しめるタイプの株。
小さな風景に変化をつけるにはもってこいかも。

その隣には白い撫子が入ってます。
純白なのですね。とても新鮮な印象をうけました

そんな額縁ハンギングは、只今華やかな色と落ち着いた色とが半々の状態です。

同様に昨年ハーブのミニ・コンテナに寄せ植えした真っ赤な撫子も次々咲いています。
黒っぽい赤が意味ありげな雰囲気の大人っぽい撫子。

ローズマリーやカラミンサやアップルミントが咲けば、また違う雰囲気になるでしょう。

 

そんな撫子たちが集合したポーチ上。

 

 

明日は母の日
母の日にはカーネーションを送る習慣がありますが、この撫子の咲き様を見ていると、なぜカーネーションなのか納得。
季節の花なのですね、きっと。

昨年の「母の日」は北海道に帰省していて、母と一緒に温泉に行きましたが、今年は帰省せず此方にいるので、プレゼントにバスソルトのセットを送りました。
「6月には本当の温泉に行こうね!」とメッセージを添えて。
若い頃は結して母とは良い関係ではなかった私ですが、年を経るとともに有難みが増してくるから不思議です。

 

Thank you,mom

 

 


アプリコット系の花が好き

2011年05月06日 16時42分45秒 | 旧庭(~2014March)

空模様は曇り時々晴れ。昨日より暖かくなりましたが、まだ低目かな。

ブルー&ホワイト&イエロー(青白黄色)の組み合わせが好きな私ですが、暖色系で一番好きな色はアプリコット色かもしれない。
アプリコット系の花を見かけると、つい買いたくなってしまいます。

育て始めて2、3年目になるローダンセマム(クリーム)。
クリームと言うよりごく薄いオレンジ色でしょうか。
鉢は大きくしていないのですが、春先に堆肥を少し足し液肥を与えたら、株が一回り大きくなり、花も沢山咲きました。
モコモコの葉の中にまだ蕾が見えるので、これからも咲き続けてくれそうです。

この鉢、彼是10年以上前にステンシル模様を施した素焼き鉢。
当時はステンシルがマイブームだったのですよ~。
ちょっとした手間でオリジナルの鉢になるところが良いと思うのです。
色々な花が植えられてきましたが、今はローゼンセマムで落ち着いています。
此花の可愛らしい雰囲気に似合っているのでは。開花活動しています~。

 

今年つい手を出してしまったのがアロンソア
ラベルには「ピンク」とありましたが、アプリコットかサーモンピンクといった感じの色合いです。
宿根草で花期が6月~11月とあるので、次々長く咲くのでしょうか
耐寒性は-5度らしいので越冬してくれそう。
ウエルカムボード裏のハンギングバスケットに、冬に枯れたブルーデージーの替わりに植えました。



茎の細い小さい花なので、風が少しでもあると揺れてしまって写真を撮るのに一苦労。
地植えにすると50cmぐらいになるようです。
どんな風に育つのか楽しみだわ

 


午前中に展示しているハンギングバスケットの様子を見に行きました。
室内展示のせいか、花は痛んでいませんし、3日間で思ったより咲き進んでいました。

ちょうど、このコンテストのお手伝いをしていて自らも出品されているハンギングの先生らしき方に、ハンギングバスケットについて色々お話を伺えました。
小さいバスケットでも植え方や花選びなどで大きく見せることも出来るし、(実際私と同じサイズのバスケットで、より大きいハンギングが展示されていることも教えていただきました)、室内コンテストならではの背景の工夫や、各コンテストの企画の違い、また、丸く作ることに固執しなくても良いこと、ハンギングバスケットは一つの芸術作品であることなどなど、丁寧に解説していただきました。

正直、他の方たちとの出来栄えの違いにちょっとショボクレていた私ですが、お話を伺って、なんだか興味が湧いてきました
やっぱり、こうして出品(実体験)することで、ただ見て回ってアレコレ考えていた時とは見方が変わり、より多くを学べたと確信。
「他の方の作品から盗むのです。」
とその方もおっしゃっていましたし、来年もコンテストは開催されるでしょうから、それまでに少しは勉強を重ねて成長した姿をお見せしたいな~、なんて考えながら帰宅しました



 


黒花フウロとボーダーガーデン全景

2011年05月05日 15時58分21秒 | 旧庭(~2014March)

一日曇り空の「こどもの日」。スーパーでは葉菖蒲が売られていました。

我が家のボーダーガーデンシリーズを締めくくるのは黒花フウロ(黒花フウロソウ)(Geranium phaeum var. phaeum
ゲラニウムのファエウム種だそうで、花は小さいけれど背が高くなる丈夫な品種で、毎年株が大きくなります。
ボーダーガーデンの一番手前側(ポーチ側)に植えてあり、この花が咲いて、春のボーダーガーデンは完成を見るのです(ナンチャッテ)。

庭奥の黄エビネを背景に。


スパニッシュブルーベルを背景に。

モンタナ・スノーフレークを背景に。




庭奥が背景だと、ブルー&イエロー&イングリッシュデージーの白とで、私の好きなコンビネーション
沢山咲いても悪目立ちせず、他の花とも相性良く、それでいて存在感はありと、なかなか乙な宿根草。

春のボーダーガーデンの完成

「完成」なんて書いてますけど、今年はチューリップが残っていたり、黒花フウロとコンビになるはずの白いダッチアイリスが咲かなかったりで、予定のイメージと現実は食い違うことが・・・多々、多々あります。
そんな現実も、その年その季節のガーデニングの面白いハプニングだと、やっと受け止められるようになったかな

年を重ねてきましたか~

 

 


フクシアで寄せ植えハンギングバスケットを

2011年05月04日 19時05分00秒 | 旧庭(~2014March)

夕食は家族が作ってくれるというので、本日はガーデニング三昧
例年のように、木登りをして花桃の強剪定。終わって見上げるとすっきりとした青空が
他に咲き終わったライラックや、庭裏の片付けなど、腰が痛くなるぐらい頑張りました

先日、横浜のグリーンファームという大型園芸店へ行った際、あまりにも花が豊富に付いていたのにお安かったフクシア・ミヌエット「ウインドチャイム ネオン&ホワイト(登録名キエフカフ)」を衝動買い。
単独でハンギングにしようと思っていたのですが、いつもならクレマチスやバラ絡まってる玄関脇のフェンスが、両方とも枝枯れし、取り除いて殺風景になっていたので、其処に少し大きめのフクシアとの寄せ植えハンギングを掛けることに。

とにかく花つきが良くて驚きです。このフクシアの性質に加え、ピンチと管理が良かったのでしょうね。

左側に、シュガーパインを。
寒さに弱いみたいなので、冬は軒下管理でしょう。


シュガーパインの奥にはフロックス・ディバリカタ。
隣にローズフォーエバー社のミニバラを。
このバラ、挿し木枝の4本ワンポットなのですが、花後育つか心配ではあります とりあえずトライ。

 
右側に濃いブルーのロベリア。すでにコンモリしているので、これから楽しみ。

 

こんな風に出来上がり。
実は此処に何かないと、煩雑な外水栓周りが丸見えなのです
アイキャッチがあると、其処に目が行くので、わざわざ外水栓を見る人は居ませんからね。

昨年育てたフクシアはエンジェルスイヤリング以外は夏に全滅させ、難を逃れたエンゲルスイヤリングも、この冬軒下管理で枯らしました
今は関西から送っていただいた赤と紫のバイカラーのみ。
まだ花は咲いていませんが、ピンチした新枝は挿し木しました。根づきますように

 

 


スパニッシュブルーベルとクレマチスの風景

2011年05月04日 08時53分54秒 | 旧庭(~2014March)

今朝はよく晴れていますが、まだ少しヒンヤリとした空気。
でも日中の気温は5月下旬並みだそう。ガーデニング日和です

この時期、ボーダーガーデンを彩る花は、白いモンタナの他にもう一つ。
シラー・カンパニュラータ「スパニッシュブルーベル」。
シラー・カンパニュラータの中でも大型で、すくっと伸びた茎に沢山のベル型のブルーの花を咲かせます。

昔鉢植えだった頃は咲いたり咲かなかったりでしたが、地植えにしてからは、少し湿った若干涼しいこの地が気に入ったのか、植えっぱなしの手間無しで、どんどん増えています。

ギボウシの新葉とも相性の良い色合いで、毎年モンタナと作ってくれる白&青の光景が大好き

 

あまりに増えたので、煉瓦の小道にも植えてみたら、案の定増えて元気に咲いてきました。

手前のクレマチス・ドクターラッペルとも仲良くなれそうです

シラー・カンパニュラータは他に、白とピンクもあるのですが、そちらは庭の所々でつつましく咲いています。
球根を3色セットで買ったのに、この様に生育が違うとは思いませんでした。

同じ場所に植えたのに、いつの間にかテンデバラバラに芽を出すのは、時々庭で開催されるモグラの運動会のせいでしょうね

 

 


5月初旬の花菜ガーデン

2011年05月03日 17時17分00秒 | ガーデンの旅~国内編

せっかく花菜ガーデンまでハンギングバスケットの搬入に行ったので、年間パスも買って、園内を覗いて来ました。

エントランスの植え込みも少し変わりました。
チューリップが無くなり、替わりにキンギョソウが。

いつも楽しみにしているハンギングバスケットも、すっかり模様替え。

園内の一年草の植え込みはロベリアに縁取られているようです。

薔薇の轍では、オールドローズやルゴサ類が、きわめてポツンポツンと咲いていました。
ブラン・ドゥブル・ドゥ・クベール(だと思う)

蕾が膨らんでいる品種もありましたが、まだほとんどは先のよう。
バラの季節まではカラフルなオダマキで彩られるのでしょう。


ミニバラ「ミニモ」だけ元気

 

クレマチスも期待したほど咲いていませんでしたが、モンタナ系は枝を伸ばしているものもありました。

大輪早咲き種がチラホラ
白は「クレマチス・パテンス(カザグルマ)雪おこし」。薄紫は「ミス東京」。ワイン色は「ベスタプラッテ
紫色はラベルの写真を撮り忘れ

 

薔薇に比べるとクレマチスの生育は今ひとつ
モンタナ系や大輪早咲き系の咲く時期はちょうどゴールデンウィークなのだから、何とかもう少し沢山咲かせてあげて欲しいな~。

 

 


庭のクレマチスの風景

2011年05月03日 07時45分21秒 | 旧庭(~2014March)

ドンヨリ曇っています。一日曇り空なのかな。

我が家でも早咲き系のクレマチスが満開を迎えつつあります。
玄関脇のドクターラッペル
3年前調子を落としてから、花つきが悪かったのですが、やっと本来の咲きようになりました。

同様に、アーチに絡まる白クレマチスも、何とか復調の兆しが見えてきました。
ドクターラッペルより酷い状態でしたが、今年は花が付いたほう。

 

アーチ側から見ると二色がコンビになっています。

 

今年はブルーのクレマチスの調子が悪かったので鉢を移動させ、代わりにベニバナトキワマンサクを持ってきたので、玄関周りはピンク色が多くなりました。

 

ボーダーガーデンの壁面を覆っているのはクレマチス・モンタナ・スノーフレーク

今年は何とか誘引が上手く行き、お隣との境を覆ってくれました。
毎年枝を更新しなければ、翌年花が咲かない上、新梢は上へ上へと伸びていくので、剪定と誘引には注意が必要な原種系クレマチス。

そして、ボーダーガーデンも、スパニッシュ・ブルーベルが咲いてきて、春のハイライトを迎えています

 

モンタナ系は生育旺盛のようで、実はお隣にも枝が伸びて、この裏側も白い花がたわわに咲いているのです。
幸い、お隣さんがこの花を気に入ってくださっているので、こうして思い切り咲かせています

 

 

 


玉砕~ハンギングバスケットコンテスト

2011年05月02日 18時25分42秒 | ガーデンショウ・レポート

今日はハンギングバスケットコンテストの搬入へ行ってきました。

会場に入って、ビックリ
他の方々のバスケットの大きいこと
私のバスケットの二倍はあり、「エレガンス」と言うバスケット、またはそれより大きい物もあったような気がします。
スペースを目一杯使った作品群にとにかく驚き。
日比谷ガーデンショーのイメージで大きさを考えていた私のとは、スキルも含めて、まるで子どもと大人ぐらいの差。
並んでいるのが申し訳ないぐらいです。

素晴らしい作品をいくつかご紹介します。

 

まわりが八尺玉の打ち上げ花火なら、私のは落ちる前の線香花火 かな。
それなりにチラチラと頑張って咲いていますけどね。

 

ハンギングバスケットって、こんな世界だったのね

いや~、勉強になりました

 

 素晴らしい作品群は平塚市の「花菜ガーデン」にて明日から5月8日まで公開されます。
お近くの方は是非足をお運びください。

 


庭のゴールデンなウィーク

2011年05月02日 09時01分51秒 | 旧庭(~2014March)

雨上がりのスッキリした気持ちの良い朝の空気を感じながら、我が庭を一回り。
今日は気温もかなり上がりそう。

世はゴールデン・ウィークですが、我が家も春のゴールデンな日々を迎えています。
毎年のことですが、庭奥の黄エビネが満開を迎える時期なのです。
木漏れ日を浴びてキラキラ輝く黄エビネが大好き

香りも良く、蘭の様な花を集まって咲かせます。

黄エビネのまわりには日陰に強い草花を植えています。
薄紫のミヤコワスレもこの地になじんで、木漏れ日が大好きなよう

ティアレラも花数は少ないのですが、春にはボトルブラシのような花を咲かせます。

一年に一度、この黄エビネの輝きを十分楽しむために、花の周りに落ち着いた草花を、あえて植えているのです。
もし、カラフルな花があたりにあったら、輝きが薄まって、此花の真価が伝わらないじゃありませんか

そして黄エビネもまた、周りの花も輝かせてくれるのです