旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

みどりのサポーター養成講座 一回目

2011年05月19日 20時08分18秒 | ガーデニングセミナー

今日も良いお天気でした。思いっきり洗濯しました。

アチコチのガーデンへ出かけている私ですが、在住の街だって忘れていません
今日から当市の緑化公園で開催される「みどりのサポーター養成講座」へ参加。
月一ペースで全8回。テレビや雑誌でも有名な園芸の先生方も講師として指導してくださる、昨年から始まったキャンセル待ちも出る人気講座。
申し込み開始初日午前9時に電話して良かった
条件は当市在住で全講座参加することと、講座終了後は公園の管理ボランティアとして活動すること。
費用は3200円&講座によって若干の実費。
本日が今年度の初回でした。

一回目の講師はテレビチャンピオン・ガーデニング王4連覇、最近は「廃材のスタイリスト」と紹介されることもあるガーデンデザイナーの金井良一氏
題は「人と自然の調和を目指して」。

植物を生活の中に取り込むにあたり、金井氏が廃材にこだわる理由は「造園業をしながら、相当の廃材を出すことに疑問を持っていた」ことに始まるそうです。
今一度、捨てる前に考えようと。
枕木も、輸入のアンティーク煉瓦も、輸出される古民家の広葉樹の柱も立派な廃材。
あるものを利用して、年相応にもっと植物との生活を楽しめば良いのではないだろうか、とも。

そこで身近で手に入りやすい材料を使って、壁面のアクセントになる植物を使った額を作ることに。

周りの方々と和やかにお喋りしながら、金井氏の指導のもと、小一時間かけて皆さん作品を完成されました。
完成後は一人一人自己紹介もかねて作品を紹介し講評を頂きました。
今日も、他の方々の発想やイメージが興味深く、刺激になりました

私の作品は、先日国バラで見た柳のアーチを額に再現
早速自宅の殺風景な車庫のコンクリート壁に貼ってみました。
戸外で風化していくのも味わいがあって良いのではないかと、金井氏もおっしゃってましたし、「コンクリートの冷たい感じが木の質感で和らいだ」と、長女にも好評。

 


幼かった娘たちを遊びに連れてきていた頃から、この公園の「ハーブ見本園」は市内では知られた存在でした。
すっかり年を経たローズマリー。

 

今の時期はフレンチラベンダーが見頃。

バラも何種類か植えられています。

 

震災の炊き出しボランティアに行った金井氏が「被災地では人の作ったものは無くなっていたけれど、植物は残り、芽吹いている姿を見ることで活力が湧くのです。」と話しているのを聞きながら、昨日の吉谷さんの「花を見ることで心が癒される」との言葉を思い出し、かの震災から2ヶ月を経てなお、誰も心穏やかになることの出来ない日々が続いているけれど、災害をもたらす自然の脅威が存在する一方、小さくとも心の添え木となる自然もあるのだと、改めて強く感じました。

そんな金井良一氏の庭作りが5/29 、6/5の二回に分けて「ビフォーアフター」で放送される予定です。要チェック

 

次回の講座は一ヵ月後、市内の大学のバラ園にて、剪定の実習です。
雨天決行。ワクワク マイ皮手もって行こうかな

 

 

 


新たなチャレンジが私を変える!美食とカルチャーを堪能する一日~EFiLサロン

2011年05月18日 23時27分04秒 | ガーデニングセミナー

今日は「おとなPress」×「フランボアーズ」×「EFiL」合同企画『新たなチャレンジが私を変える!美食とカルチャーを堪能する一日』と題したカルチャーセミナーに行ってきました。
何故かというと「自分自身を豊かに、暮らしをステップアップさせる、大人の女性にとっての学びとは?」とのテーマで、ガーデンデザイナーの吉谷桂子さんがトークセミナーをするからです。

かねてからEFiLのアンケートなどに「是非、吉谷さんのイベントを開催して」と要望していた私としては、応募しない理由はないでしょ
ラッキーにも当選し、吉屋さん本人を間近で拝見&拝聴してきました。

ご自身が今の仕事に至った経緯を紐解きながら、スライドショーを交え「自分が変わったきっかけ」や「自分の中の可能性に気づくことの大切さ」、「美術にふれて心の感性の扉が開き」、「素晴らしい物や人に近づきたいと思う気持ちが暮らしをグレードアップ」してきたことなど、女性の生き方のヒントになる貴重なお話を伺いました。


生き方のヒントを見つけた旅での思い出の品々もご持参。

また今は「引き算」も大切だと考えていて、先日の国バラでは、手前は足し算のイングリッシュガーデン、奥は引き算の日本庭園のようにデザインされたのだとか。
またご自身がガーデニングを学んだイギリスには素晴らしい諸先輩の女性ガーデナーがいて、自分もそうなりたいと強く感じたとおっしゃっていました。
ガーデンの色は2色以上は使ってはいけないとローズマリー・アレクサンダーさんは教えてくれたけれど、ベス・チャトーさんはパステルカラーは一塊と考えているとか、レインボーカラーと言われる色のグラデーションは、人が美しいと感じる色合いなのだとか、多々ガーデンデザインのヒントやスキルも盛りだくさん。

「人の生き方は庭に出る」と常々考えている私ですが、「誰かのためを想像してガーデン(作品)を作る」と言う吉谷さんの今後の活動に注目していきたいと感じさせられた一時間あまりでした。

 

その後は希望のレストランで参加者各々ランチ。
私は「ザ・プリンス さくらタワー東京」の和食レストラン「高輪 七軒茶屋」で松花堂弁当を頂きました。
割り山椒風の器の「湯葉豆腐」がミルキーで柔らかい生麩のようであり、でも豆腐・・・で美味しかった

 

食後のミニセミナーは「シナリオ講座」に参加。
簡単なシナリオの書き方を学んだ後、場面設定された夫婦の会話の続きを実際書いてみました。
皆さん私にはないユニークな発想の会話があって、新鮮で面白い驚きでした
しかも添削して後日自宅へ返送して下さるというのです。私のシナリオはどうなることやら

 

会場の「グランドプリンスホテル高輪」は、和風庭園も有名なので、空き時間にちょいと拝見



綺麗に手入れされた緑あふれる気持ちの良い空間。一枝の石楠花が可愛らしい。



良い香りを放っていた満開のエゴノキの花を見上げると白亜の建物が

                 

約四半世紀まえ、結婚式の後宿泊したホテルでした。
式で疲れ切った夫と二人、隣のホテルで鉄板焼きを食べた記憶がフラッシュバック


今日のランチが・・・設定がなかったな~そういえば

 

 


イングリッシュローズとクレマチスの銘花

2011年05月17日 20時24分35秒 | 旧庭(~2014March)

予報どおり夕方から強い雨が降ってきました。明日までに上がると良いけれど。

イングリッシュローズの「銘花」と言うと、どのバラを思いつきますか?
私は断然「グラハムトーマス」。
しっかりした黄色い花びらと形と大きさとそして何よりティの香りが素晴らしいの
昨年二度も根喰い幼虫に痛めつけられたのに、またしてもカムバック
丈夫で育てやすいイングリッシュローズでもあります。

鉢を玄関前のドラセナの巨木の下に置いてあるので、軒下の様な効果があるらしく、他のバラと違って葉も花も痛みにくいようです。
黒点病にはなりますが、秋に一番葉を残しているバラの一つなので、乾燥しやすいというデメリットはありますが、綺麗に咲くのはありがたいです。


ルゴサを列植している窓側の奥に植えているクレマチス・ハーグレイハイブリッドも咲いてきました。
かれこれ18年ぐらいになるでしょうか。蔓がかなり伸びるので、どうしても高い位置で咲いてしまいます。
足元に白いハマナスを植えたのですが、そちらの生育が悪いのでコンビの風景になるのは今年も難しいかも

グレイッシュなピンク色が長く愛されている理由だと思います。

 

バラもクレマチスも咲いていますが、なかなか期待した風景になりませんね。
自然と上手くつきあいながら、私なりの庭風景を作っていけたらと思います。

 

 

 

 

 


真紅で剣弁高芯咲きな薔薇の名は

2011年05月16日 13時28分04秒 | 旧庭(~2014March)

今日は曇っていて、少し涼しいのは良いのですが、風が強いです。

いよいよアーチの真紅の薔薇アンクル・ウォルターが咲いてきました。

 

なぜこのバラでアーチを作ろうと思ったかと言うと答えは簡単。
家の壁が白いから
そしてこの花こそ私がイメージする「THE 薔薇」って言うところかしら。
とても扱いにくいバラですが、多花性で強健で香りもあり、何よりこの色と形が、子供のころから憧れていたバラなのです。
満開まではもう少し。そうしたら全体像をアップしますね。

今でこそ、世界各国から有名なナーセリーの薔薇が簡単に手に入る時代になりましたが、私がバラを植え始めた頃は、まだHTがもてはやされていた時代。
通販カタログもずいぶんページが割かれていました。

先日の大雨で横を向いて咲いていた枝が折れかかっていたので切って瓶に挿しました。
トニックウォーターの瓶なのだそうですが、花瓶でなくても庭で見ると素敵です。
風がやんだらバラを見ながらお茶にしようかな

 

昨日は午後から花の終わった早咲きクレマチスの剪定をしました。
思い切って切ったので、庭全体もずいぶんサッパリした感じ。
今年はうどん粉病も出ずにこの時期を乗り越えられて良かった
お礼肥に有機の液肥を与えましたが、これからも肥料は少なめで乾燥気味に育てることにしましょう。

これからは中咲きのクレマチスが見頃になるはず。
ベストウィッシーズが、3年目にしてやっとまともに咲いてくれています。
「テッセンの血を引くもの 気まぐれなり」

バフビューティと今年もコンビニならずじまい。トホホ

今週はイベントその他でちょっと忙しいので、色々アップできないかもしれませんが、イベントの報告も楽しみにしてくださいね。


 

 


第13回国際バラとガーデニングショウ ~ その3

2011年05月15日 21時22分45秒 | ガーデンショウ・レポート

 国バラショウのハンギングバスケット群。
大きく立派で開店祝いに一ついかが

写真右下は多肉植物で作った花絵。写楽かな。多肉は見た目より扱いが難しいと思う。
根気のいる作業だったのではないかしら。

大輪の花火が上がり続ける中、小作品を見てホッ 我が家の壁にも一つ欲しいかも。

 

「バラの香り研究所」が設置されていて、色々なバラの香りを珪酸カルシウムに混ぜてボール状にしたもので、実際に嗅ぐことが出来ました。
自分で育てているバラの香りは判断できるようになりましたが、その他は分からなかったので、覚えなくちゃとここぞとばかりに嗅いでみましたが。

覚えられたかな  



とても良い香りだったので自分のお土産に「香りのお守り」を買ってみました(写真 真ん中)。
なにやら集中力アップに効果があるのだとか。
いくつかの香りがミックスされています。爽やか系かしら。

今回のショウでは東日本大震災復興支援のために義援金を募って、寄付をすると「バラシール」をいただけます。
早速バッグに貼ってみました。


苗屋さんが多くて、バラ苗にも心ひかれはしましたが、気に入ったバラがなく、ブラブラしていたら「かたくり工房」の看板を発見
中をのぞくとガーデンデザイナーでオーナーの阿部さんがお店に立っていらっしゃいました。
せっかくなのでお店に入るとガーデン雑誌BISESの編集長の八木さんが呼びかけ人となって始めた「3.11 Garden Charity」の袋が。
中に何が入っているのかというと、ポストカードと種の袋とスティッカーとピンバッジ。
これで1500円と聞いて、チャリティとはいえちょっとな内容に買うのをためらっていた私ですが、かたくり工房さんでは阿部さんデザインの携帯ストラップ(写真右下)をオマケに付けてくださるというので、一つ買ってみました
とても喜んでくださったから、もしかしたら私が初めての購入客だったのかな。

 

今年も「北海道ガーデン街道」の宣伝ブースがありました。
来年は十勝ヒルズで「北海道ガーデンショー」が開催されるのですよ。
これは帰省計画に入れておかなくちゃね

 

今年も楽しませていただいた「第13回 国際バラとガーデニングショウ」は明日まで開催されています。

 

 


第13回国際バラとガーデニングショウ ~ その2

2011年05月15日 09時25分26秒 | ガーデンショウ・レポート

コンテストガーデンの全体的な印象としては、テーマ性ゆえかアイディア不足か、それとも見に行く私が4回目ともなるせいか、似た様なテーストの庭が多かったように感じました。
オリジナルな庭も2、3あったけれど、植えている草花やバラ、そして見せ方がなんとなく似通っていたように思いました。
その中で有名どころと、気に入ったガーデンをアップしました。

 「Greenfinger」
(有)清水工業GARDEN
2度目の大賞受賞作品。
デザインも植栽も淡い色合いで優しい印象ですが、あまりにメロウでは。
チョイ苦手

「子どもと楽しむバラの庭」
木ごころ
風評被害に苦しむ福島の生産者の植木と草花植物を使った植栽。
子ども目線な野菜畑があり、遊び心のある遊具と小椅子&テーブルが、チビッ子たちの笑顔を想像させます。
フェンスを覆うカーディナル・ヒュームと手前の石組みの中の植栽、好きだわ

 

 「木漏れ日の庭」
矢野真規
こげ茶&ベージュの組み合わせ大好きな私がグッと心惹かれたガーデン。
色数を押さえてあるのでチャラチャラしていなくて、黒い噴水が効いていてアンティークな印象。
大人のパティオ(中庭)はこうでなくちゃ

 

「We Will Last Forever ~おじいちゃんが大好きだった庭 そして50年過ちました」
euro building material 欧州建材
大きな庭の中で一番好きだった作品。壁の色に惹かれちゃったのかも。
アイアンのガーデンファニチャーの使い古した感じが庭のテーマを物語っていて、手前に野菜畑もあり、是非訪問してみたいガーデン。

 

「See Eat Enjoy!!」
ガーデン工房KIKI
色々な仕掛けのある可愛らしいガーデン。西洋の童話に出てきそうなお庭かな。

 

「私の癒しの空間」
国分造園
中心の円柱から伸びた大木と花の滑り台のような低い塀がとても気になった庭。
同じような花が入っているのだけれど、ちょっと違って見えた。

 

「青い鳥のすむところ」
高柳登美
この庭をみたとき、デザイナーさんの名前が浮かんだガーデン。ビンゴ
小花を多用したガーデンに淡い水色が似合っていて可愛らしいガーデン。
この水色、最近見かけますが、先日ホームセンターに行ったら「バラ庭にあう色のペンキ」と銘打ったシリーズがありました。
「THE ROSE GARDEN COLOR'S」とか。それかな~

 

「オアシス」
庭伸
同じ水色でも此方は濃くて白とコントラストがバッチリ
白い石で覆われた菖蒲の鉢は、和モダンという感じかしら。

 

「ガーデナーの休息」
NIWAYA 堀越造園
手押し車は多肉植物の寄せ植えコンテナに。
奥の苔の丘が里山っぽい雰囲気を出していて、田舎暮らしのイメージ。

 

「Trous Couleures]
関野樹
手前の蔓のアーチと白い壁に水色の扉がミスマッチのようだけど、すっきりとしていて気に入った玄関前。

 

beyond the frame ~まじりあう色彩~」
atelier nana
玄関前にこの様な傾いた壁があったらさぞかし邪魔だろう、と思うけれど、こげ茶色とベージュの組み合わせ、こげ茶色と赤の組み合わせ、フレームを照らすアンティーク風なスポットライト、抑え気味の花色等々、それに勝る植栽や色の配置だったので、コンテスト全体の中で一番好きでした。

他の方々の庭も素晴らしかったけれど、こうしてアップした庭を見ていると、自分の好みが一目瞭然
評価とはその様なものが大きいのかもしれません。

 

それにしても、今回の国バラショウはガーデンよりお店が多く、しかも苗屋が増え、コンテストガーデンの展示もお店の隣や並びだったりして、どこがコンテストでどこが店なのか、混乱する箇所もあり、十分ガーデニングコンテストを楽しめなかった。
お店とコンテストガーデンは二度と混在しないでいて欲しいです。
ガーデン自体の出展が少ないように感じるのは、そのせいもあるのではないでしょうか。

通路に設けられた四角い植栽枡は何のためだったのかしら。
混雑する会場には邪魔だったのでは。角が危ないのでせめて円形にする配慮があっても良かったのに。

色々と不満もあるけれど、高校生や大学生が経験をつむ場ともなっていているし、何よりバラと庭を楽しめるし、有意義には違いないです。

「その3」では、その他のエピソードを。つづく・・・

 

 


第13回国際バラとガーデニングショウ ~ その1

2011年05月14日 10時56分05秒 | ガーデンショウ・レポート

昨日、「第13回国際バラとガーデニングショウ」へ行ってきました。
お天気が良く、私の到着が11時近くだったせいもあってか、会場内はいつにも増して混んでいました。
全体を通して上手く写真が撮れなかったのですが、雰囲気だけでもお伝えできればと思います。

今回のテーマは『印象派の庭』ということで、ゴッホやモネといった画家の絵画からインスピレーションを得た庭が多かったようです。
その1ではメインガーデンを中心にアップしました。

ローズアベニューはバラの香りで満たされておりましたが、如何せん通路が狭くて人ごみ
正面から少し離れた場所に、好みの風景を見つけました。
ユ・メ・ミファクトリーさんの作るフランスのプロバンス地方の雰囲気がひっそり出ているコーナー。

 

フラワーデザイナーのローラン・ボーニッシュさんのプロバンスの田舎小屋のキッチンと庭
小物がいちいちアンティーク風で素敵。草屋根が建物にナチュラルな風景をプラスしています。
ちょうどここでご本人がフラワーアレンジメントのパフォーマンスをされていて、しばし拝見
濃い色の取り合わせが印象的なフラワーアレンジメントでしたよ


ウィッチフォードの印象派~ゴッホ・モネに魅せられ
ゴッホの絵にインスピレーションを得たという「黄金の糸杉」が中心にそびえる、イギリスのウィッチフォードポタリー、ジム・キーリングさんデザインの庭。
倒した鉢でロックガーデン風な植栽を演出しているのが、楽しかったかな。
黒塗りのポタリーは横浜バラクラにもあったもの。云百万円しそうです

 

画家とガーデンデザイナーの2人がつくりだす印象派の色彩の世界 『モネの庭』
片岡鶴太郎
さんが描いた「モネ庭」のイメージを、ガーデンデザイナーの阿部容子さんが具現化した庭。
ゴージャスで見ごたえがありました。
写真では上手く奥行き間が出ていないのですが、奥の泉の雰囲気が想像力をかきたて、分け入って探検したくなるような庭。
色あわせが強すぎるかとも感じますが、手前の黄緑色や奥のベージュ色な風景とあわせると、バランスが取れているようで素敵でした

阿部さんはデルフィニューム使いの達人か
デルフィやジギタリス、ジャーマンアイリスなど高性の大振りの花が沢山

 

ガーデンズ エンジェルの印象派の庭
NHK『趣味の園芸』の「ガーデンズ・エンジェル」たちが作った庭で、写真下の植栽は「ゴッホの筆致を花で表した・・・」と放送で杉井志織さんが話されていたような。
全体的に元気で可愛らしい明るい庭でした。

 

『インプレッショニストのモダンガーデン~光と風と色彩の庭』
吉谷桂子
さん作庭の白を基調とした庭で、白という色の底知れぬ実力みたいな物を感じました。
どんな色もレフ版のように引き立て、それでいて自身も輝くような、不思議な白色の魅力を昨年から強く感じるようになった私
今までの吉谷さんの庭の中で一番好きかもしれません
白い羽のないワッカ型の扇風機もオブジェのようで、ちょっとしたアクセントに。
南国のリゾート風で、ここで一休みしたらリッチな気分になれそうです。
植栽も、珍しい品種が一番入っていたのではないかしら。

 

詳しい説明は公式HPの「印象派の庭でご覧ください。

いらっしゃた方もそうでない方も、皆さんはどの庭が気に入ったのでしょうか。
明日のNHK「趣味の園芸」の放送(午前8時30分からNHK教育)でも今回の「国バラショウ」を紹介するので、是非そちらもチェックして観て下さい。

明日はコンテストガーデン他をご紹介します。

 


クローバー・ティントシリーズでミニコンテナ

2011年05月12日 14時51分47秒 | 旧庭(~2014March)

クローバーのティントシリーズに出会って以来、かなり気に入って、株分けして庭のアチコチに植えています。
気に入っているのは小さなストロベリーポットの寄せ植え。

手前の赤紫色のクローバーは「ティント・ワイン」。
赤みの濃いタイプで寄せ植えのアクセントになりますね。

花が赤いのも特徴です。

反対側には「ティント・セピア」。
此方は白い花が咲くようですが、まだ蕾が見えません。

 

中心は秋に白い実をつけるシンフォリカルボス。6月にピンクの小さな花を付けるそうですが、このコンテナでは叶うかしら
黄緑色の葉が濃いクローバーたちの色と互いに引き立てあっているのでOK
写真下方のグリーンのクローバーは先日アップした青い花の咲くShamrock pea(ブルークローバー)。
3色同時に花が咲くと良いのですけど、そう上手くはいかないようです。

先日のハンギングコンテストの参加賞に頂いた「ティント・ヴェール」。
上手く使いたいわ。

カラーリーフって、主役にはならないけれど、庭や寄せ植えの中で色々な表情を作ってくれる名脇役。
個性を生かして上手にお付き合いしたいものです。

 

今日も雨
開きだしたロココの写真は撮れても香りをかぐまでには至らなくて、ちょっと残念

 

 


庭は雨を喜んでいるようだけど

2011年05月11日 13時43分32秒 | 旧庭(~2014March)

今日から三日ほど雨の予報です。気温が10度以上も下がったので、ずいぶん冷え込んだ感じ。
本日開催の「国際バラとガーデニングショウ」に行こうと計画していたのですが、私が風邪をひいてはいけないと思い、後日にすることに。

暑く乾いた庭にしっかりと冷たい雨が降るのを、植物は喜んでいるでしょうけれど、庭主にとっては複雑。
ちょうどバラや初夏の宿根草が咲いて来る時期なのよね~

恨めしげに窓越しに眺める庭。
水色のロベリア越しに、シャスターデージーが咲いて来たのを確かめようと窓に目をやると、外との気温差にガラスが曇っていました。

それではと窓を開けて、青いロベリアについた雨粒を眺めてみたり

開花し始めたゲルベ・ダクマー・ハストラップの後姿を眺めたり

遠くに見えるアーチのアンクルウォルターが、いつ開花するのか想像したり

ポーチのフェンスに絡まったハニーサックルは、こんなに沢山花を付けてるっていうのに 今日は・・・

雨なのよね~

 

ちまちまと庭で切った花をトイレに飾って、気持ちを紛らわせているのでした

終わりがけのストックですが、相変わらず良い香り。
自然の芳香剤です

 


白い小花の存在感

2011年05月10日 08時28分42秒 | 旧庭(~2014March)

午前中はお天気が良く気温も上がり、午後から雨が降り出す予報。
少し蒸し蒸ししています。

ライラックの大型コンテナに一緒に植えている日本スズランが盛りとなりました。
ドイツスズランより少し小ぶりで、さらに愛らしい様子
爽やかな甘い香り。

今年は勿忘草も生えたので、一緒に育てています。
白と水色の小花が仲良く咲いていて、今日のような蒸し暑い日には一層爽やかな風景。


ハンギングバスケット内のセラスチュームが茂って、白い花を咲かせました。
平面に植えてある姿とは、味わいが違うから不思議
より乱れるように咲いているのですが、持ち味のふんわり感が増す感じです。

白い花びらに細い筋が入っているので、よりホッソリしてみえます。

白花の姫フウロソウも咲いてきました。我が家ではピンクの方が先に咲くのですが、自然でもそうなのかしら。
此方の紫色の筋ははっきりとした花びらのアクセントに。

家裏側の羽衣ジャスミンも咲いてきて、玄関前に甘い香りを漂わせています。
アーチに絡めてあった大株は、あまりに茂ってお隣の木に絡まるようになり迷惑をかけてしまいそうなので、ばっさり切りました。
この地ではそれだけ生育旺盛にそだちます。

 

いよいよ我が家でもバラの季節がやってきました
一番花はハイブリッド・ルゴサのゲルベ・ダグマー・ハストラップ
花持ちが悪いのですが、次々咲きますし、何といってもスパイシーな甘い香りがたまりません

 

就活で帰省している次女が昨夜39.5度の熱を出し、今も下がらないので、これから病院へつれて行きます。
関西と関東を行ったり来たりで、疲れが出たのでしょう。
少しクールダウンが必要かもしれません。