旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

バラを巡る出会いのある一日

2011年05月22日 11時27分32秒 | お出かけ先の庭と花

昨日今日と暑い日が続いています。今日は風がかなり強く、外に干した洗濯物が飛ばないか心配です。

昨日、「大磯オープンガーデン」へ行ってきました。
5月はバラが見頃になる時期に行われ、昨日と本日の二日、大磯町の個人宅のお庭を拝見させていただけます。
このプレートが目印。

駅前の観光案内所で参加されているお庭の載った地図をいただいて、いざ出発。
今回は駅の周りの二つの地区を歩いて回りました。
途中、案内者とともに見て回っているグループに2つも遭遇。
私は初めてですが、良く知られた催しのようです。
 

地図を見ながら歩いていると、同じようにオープンガーデンを探している年配のご夫婦に出会い、結果一緒に見て回ることになりました。
そのご夫婦、とても植物とガーデンに詳しく、ガーデニングもお好きで今までにバラを含め数々の花木を育てられ非常に経験豊富な上、ガーデン巡りでも海外も含めアチコチいらしているようで、私の回ったガーデンは北海道以外は制覇されているようでした。
さらに近隣のお店や名所にもすこぶる詳しく、まるで観光案内の解説付きで巡っているよう
その様な方にお会いしたのは初めてだったので、とても嬉しく、道々ガーデニングについてお話を伺いながら、約2時間オープンガーデンを楽しみました。

案内所の話では、写真はNGのお宅が多いような気配だったので遠慮していたのですが、此方の2軒はつい写真に収めてしまいました。
外壁も一部バラで覆われているバラのお屋敷

たぶんプロの仕事だと感じた煉瓦の塀や植栽が、国バラショウのようだったお宅

どのお宅も丹精されていて素敵でした。
次回は来年でしょうけれど、他の地区も是非見て回りたいと思います。

大磯から帰宅途中、地元デパートで開催されている「バラ展」へ立ち寄ったら、「まもなく京成バラ園の鈴木満夫先生のバラ栽培講座があります」とアナウンスが。
正直名前しか知らなかったのですが、時間もあるしちょっと聞いてみようかな~、なんて軽い気持ちで参加。これが・・・
「(元肥を入れていれば)バラに追肥は不要」「バラにマルチングは不要」「寒い日は温かめの水を与える」「良い芽の上で剪定する、なんていうのはナンセンス」などなど。
さすが「辛口」と冠のつく先生だけあって、今までのバラ栽培本に書かれている方法とは一線を隔したお考え。
いや~、ちょっと参りました どれも理に適っているといえば適っている
小一時間でしたが、もっと詳しく突っ込んだお話を伺いたかったな。

そんなバラ展で探していた一本を見つけ、しかも半額になっていたので即購入
バビロン
売り場の方曰く、挿し木苗だけど丈夫なので花を見終わってから切っても良いそうです。

 

帰宅後、バラ講座の話を思い出しながら、「大磯オープンガーデン」とコラボした大磯町駅前の「パンの蔵」さんで買ったデニッシュパンでティ・ブレイク。

いや~、一期一会とはよく言ったものです。
バラを巡る面白い刺激的な出会いのある一日でした。

帰宅した長女に一日の出来事を話すと「最近、花を巡って人に会う事が多いね~」と一言。

私の「庭をめぐる冒険」は、実は始まったばかりなのかもしれません。