私は同じようなモノばかり作る。
しかし今回の料理(↓の画像)は、これまでこのブログに書いて来たエスニック料理のレシピのいいとこどりであり、発展的融合編である。ということは・・・同じようでありながら今まで少しずつ変えて作ってみた様々な要素を、今回融合させることによって、より次元の高い異文化交流にまで昇華させようという秘かな意図のある超メトロポリタン的調理(?)。
これまでの料理。例えば・・・
●複数のスパイスを利かせたミートボールのモロッコ風タジン鍋、ケフタ・ド・タジン。
●様々なハーブを利かせたヤギ肉の欧州風煮込み料理。
●ヨーグルトとカレー粉を浸みこませたインド・タンドーリ的マトン。
●タイ米炊いて、香菜使ってサフランで食べる。
それらから、いろんな要素を引っ張って来たごちゃまぜ料理なのだ。
さて、本日の音楽はこちらで♪
冷凍庫から出して来たスズキヤさんのヤギ肉。南信州や沖縄ではよく食べるらしいが、一般的には大陸的イメージがあるお肉。
出て来た! 「それ下さい」の犬。
うまそうだろう。これが今回使用するヤギ肉だ。
ヨーグルトとカレー粉を混ぜる。
「ますます堪らん!」と目が寄って来る犬。無視しよう。
そこへヤギ肉を漬け込む。ラップして冷蔵庫に1時間ほど放置する。
タマネギ半分とニンニク3~4カケラをみじん切り。他に必要なのはジャガイモ大1個くらい。
先に漬けたヤギ肉を焼いてしまう。そして脇へ置く。
タジン鍋にオリーブオイルを入れそこでニンニクを熱する。そこへタマネギを入れ、炒める。
ホールトマト缶1個を加え、パプリカ、クミン、コリアンダー、カルダモンのパウダー適量を入れ、さらにブイヨンキューブ3個とハリサ(アリッサとも。北アフリカの燻し臭が強い唐辛子ペースト)、塩コショウで味を調える。
ジャガイモはご覧のように細めに切る。皮つきで問題なし。この後15分タジンで蒸すだけだ、ということを考慮して小さめに切ろう。
タジン鍋にすでに焼けている肉と、切っただけのジャガイモを入れる。
以前ご紹介したこの本によれば、アメリカ大陸原産のトマトとジャガイモは「コロンブスの交換」により、初めてヨーロッパに持ち帰られたくらいで、旧世界的には新しい食材である。ましてや日本のものではまったくない。
(注): コロンブスの交換とは・・・
旧大陸から羊等の家畜が新大陸に持ち込まれ、反対に、新大陸から野菜や唐辛子が
旧大陸に持ち込まれたこと、大西洋を挟んだ初めての食材の行き来を指す。
しかもヨーロッパに持ち込まれた当初はトマトもジャガイモもあまり好まれず、むしろその周辺の西アジアや北アフリカにおいてよく食べられたらしい。そんな具合だから、トマトやジャガイモは料理食材的に今も田舎大陸から来た新参者であると言える。
香菜を準備。
タジン鍋調理中。クツクツクツ・・・。弱火で15分。
完成。主にハリサからだと思うが赤味が浮いている。そこへ香菜を載せると、グッと色彩的に引き締まるし、香り的に最高! 炊いたばかりのタイ米とともに食べよう。
別にタイ米でなくても、日本米でも、インドのナンでも、クスクスでも、フランス・パンでもオッケーです。
エスニックいいとこどり。各地食材調味料混ぜこぜ料理、ただしヤギ肉は紛れもなくジャパァ~ン!でした。
ジャパァ~ン♪
億千万♪ オクセンマン♪ Go・go・go・go・goォ~!
スズキヤさんのHPはこちら ⇒ http://www.jingisu.com/
しかし今回の料理(↓の画像)は、これまでこのブログに書いて来たエスニック料理のレシピのいいとこどりであり、発展的融合編である。ということは・・・同じようでありながら今まで少しずつ変えて作ってみた様々な要素を、今回融合させることによって、より次元の高い異文化交流にまで昇華させようという秘かな意図のある超メトロポリタン的調理(?)。
これまでの料理。例えば・・・
●複数のスパイスを利かせたミートボールのモロッコ風タジン鍋、ケフタ・ド・タジン。
●様々なハーブを利かせたヤギ肉の欧州風煮込み料理。
●ヨーグルトとカレー粉を浸みこませたインド・タンドーリ的マトン。
●タイ米炊いて、香菜使ってサフランで食べる。
それらから、いろんな要素を引っ張って来たごちゃまぜ料理なのだ。
さて、本日の音楽はこちらで♪
冷凍庫から出して来たスズキヤさんのヤギ肉。南信州や沖縄ではよく食べるらしいが、一般的には大陸的イメージがあるお肉。
出て来た! 「それ下さい」の犬。
うまそうだろう。これが今回使用するヤギ肉だ。
ヨーグルトとカレー粉を混ぜる。
「ますます堪らん!」と目が寄って来る犬。無視しよう。
そこへヤギ肉を漬け込む。ラップして冷蔵庫に1時間ほど放置する。
タマネギ半分とニンニク3~4カケラをみじん切り。他に必要なのはジャガイモ大1個くらい。
先に漬けたヤギ肉を焼いてしまう。そして脇へ置く。
タジン鍋にオリーブオイルを入れそこでニンニクを熱する。そこへタマネギを入れ、炒める。
ホールトマト缶1個を加え、パプリカ、クミン、コリアンダー、カルダモンのパウダー適量を入れ、さらにブイヨンキューブ3個とハリサ(アリッサとも。北アフリカの燻し臭が強い唐辛子ペースト)、塩コショウで味を調える。
ジャガイモはご覧のように細めに切る。皮つきで問題なし。この後15分タジンで蒸すだけだ、ということを考慮して小さめに切ろう。
タジン鍋にすでに焼けている肉と、切っただけのジャガイモを入れる。
以前ご紹介したこの本によれば、アメリカ大陸原産のトマトとジャガイモは「コロンブスの交換」により、初めてヨーロッパに持ち帰られたくらいで、旧世界的には新しい食材である。ましてや日本のものではまったくない。
(注): コロンブスの交換とは・・・
旧大陸から羊等の家畜が新大陸に持ち込まれ、反対に、新大陸から野菜や唐辛子が
旧大陸に持ち込まれたこと、大西洋を挟んだ初めての食材の行き来を指す。
しかもヨーロッパに持ち込まれた当初はトマトもジャガイモもあまり好まれず、むしろその周辺の西アジアや北アフリカにおいてよく食べられたらしい。そんな具合だから、トマトやジャガイモは料理食材的に今も田舎大陸から来た新参者であると言える。
香菜を準備。
タジン鍋調理中。クツクツクツ・・・。弱火で15分。
完成。主にハリサからだと思うが赤味が浮いている。そこへ香菜を載せると、グッと色彩的に引き締まるし、香り的に最高! 炊いたばかりのタイ米とともに食べよう。
別にタイ米でなくても、日本米でも、インドのナンでも、クスクスでも、フランス・パンでもオッケーです。
エスニックいいとこどり。各地食材調味料混ぜこぜ料理、ただしヤギ肉は紛れもなくジャパァ~ン!でした。
ジャパァ~ン♪
億千万♪ オクセンマン♪ Go・go・go・go・goォ~!
スズキヤさんのHPはこちら ⇒ http://www.jingisu.com/