「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

夏のご近所散歩(2) 【食べまくり編】 七里ガ浜でディネ@鎌倉フランス食堂スリジエ

2013-08-04 00:00:19 | 
むわぁ~っと暑いこの日の6:00pm。暗くなりかけた我が住宅街を行く。



どこへ?

すぐ近所へ。ご近所の方が看板を見ておられるところがそれだ。



鎌倉フランス食堂スリジエ。6月にオープンしたばかり。私は初めて。近所に出来たのがイタリアンじゃなくフレンチってところがいいでしょ? イタリアンは日本中にいっぱいあるわけだし。しかし日本人はいつからこんなにイタリアンが好きになったのだろうか? 90年代に増えたよなぁ・・・。さあ、本日はフレンチ、フレンチ。



何でも赤っぽい。店の外観も立て看板のメニューの枠も。実は内装も赤い。これはオーナーの好みらしい。オーナーとはケンタロウさん。鎌倉の有名フレンチ店「シェ・ケンタロウ」のケンタロウさんだ。ここ「鎌倉フランス食堂スリジエ」は彼の2号店にあたるらしい。



食べまくるぞ! フレンチ!!



パリは燃えているか♪ 巨匠モーリス・ジャールの作品。ミレイユ・マチューの明るい声。バックの流麗なストリングス。
私の好きな歌。皆さん、パリの雰囲気に浸りましょう。本日の七里ガ浜は、例えば・・・カルチェ・ラタン。

ご近所さんが前を頻繁に通り過ぎる住宅街の中心になる通りから丸見えの席に座る。知り合いが通ったら自分の皿を見せて羨ましがらせることが出来るけど、ちょっと気恥ずかしいテーブルに案内される。



こちらがそのテーブル。ほら全部まっ赤っかでしょ。



コーポレート・アイデンティティを赤で統一して、お客にイメージを植え付けることは大事ですから。

いきなり辛いシェリーを飲む。珍しく妻もゴクゴク飲んでいる。



ほら、内装も赤いでしょ。メニューの左はお酒。右は前菜やメインディッシュやデザート。



メニューを眺める。わくわくする。食事全体がどうなるか?、なぁ~んて考えるだけで。

********** pause ***********

はぁ~~い、やって来ました。

削り落したばかりの生ハム。2人でシェア。塩の効いた肉の旨味がギュッと!



ケンタロウさんのK。 横浜元町のバッグ屋さん(キタムラ)じゃないよ。



皿の色づけも赤。小さな店だけど、経営センスと言うか、統一感が楽しい。

これは・・・えーー、確かシャルドネだった。辛めです。



鶏の白レバーのパテ。すごい量で出て来て驚く。うーーん、濃厚。こういうの、私大好きなんです。舐め続けたいなぁ。それを塗って食べる。パテの量が多いので、出て来たものだけでは食べきれず、追加でパンをもらって全部食べる。早くもお腹が膨れ始める。これも2人でシェア。



鯛のポワレ。これもシェアする。分厚い身だ。皮目はカリッと焼けていて、全体にとても香ばしい。野菜もとても丁寧に調理。
湘南はポワソン。ポワソンの鎌倉フランス食堂。フレンチはポワソン。



このお店の若いシェフはフランスでも、バスク地方(現スペイン領)でも修業されたとか。メニューにも「若鶏のバスク風煮込み」ってのがあった。

コート・デュ・ローヌの白。先ほどのシャルドネよりは辛さが少ない。



出た! これが、私の。



別の角度から。牛スネ肉の赤ワイン煮であぁ~る。四角いのはニンジンじゃないよ。厚切りのベーコン。それがたくさん入っている。



また別の角度から。しつこい? すごいボリュームだ。ずっしりした味つけ。やっかいなはずのスネ肉も、味を浸みこませられすっかりやわらかくなって、ナイフでふわっと切れる。



ウレシイなぁ。こういうのを出す店が近所にあるってすばらしいなぁ。

こちらは妻の。コック・オ・ヴァン。骨付き鶏の赤ワイン煮。「もう食べられないわー」と言いながら、妻もしっかり食べてます。



ピノ・ノワール。



もうだめだーー。腹いっぱい。ズボン脱ぎたいけど、そんなことしたら店を追いだされる。



手前から私の突き出たお腹とナプキンとテーブルクロス。



食べる楽しみ。様々な材料が混じり合い、それぞれの素材の実力を越えてシナジーを発揮する。うみゃーていかんわ。たまらんがな。

赤ワインを飲み干した。



家から魚サン履いて徒歩数分のフレンチ。いいねぇ。



あれっ! 私達が食事に夢中になっている間に、他のお客さんが帰ってしまっている。

我が家がいつまでもくっちゃべって、あまりに長時間食事するものだから。我らはねばる客。



ワイン・セラーが見える。カウンターとお菓子のケース。最初に食べた生ハムの脚も見えるけど、わかるかな?



まだ私達の食事は終わらない。手のかかる客だ。

別腹だ。これは妻の。何気なく撮ってますが、かなりのボリュームなんですよ。



もっとすごいのがこれ。私の。いちじくの「暖かい」タルト、クリーム載せ。これもかなりデカイ。



ちょっと食べる。おぉーー、これはしっかり甘い。こうでなくっちゃ。世の中なんでもあっさりし過ぎ。



タルトと言うが、これはパイ生地だ。うまいわぁ。暖められたパイ生地の上で甘いクリームが少しずつ溶けるのだが、それをすくっていちじくやパイ生地と一緒に口に入れると・・・OH! 至高のデセェ~~ル!! こればっかり毎日食べたい。



コーヒー。これも欧州風。さらーりとして苦みが。いいねぇ。



おっほっほっほぉ~、フレンチ!

J'ai beaucoup mangé.
L'addition, s'il vous plaît !

で、退席。

おいしそうなお菓子。でも、駄目だ。お腹が破裂しそう。



カウンター。ワイングラスの下に生ハムの脚が見える。



ごちそうさまでした。

サーブしてくれたおねえさんが見える。この方もご近所さんだそうだ。遅くまですみませんでした、私達、手のかかる客で。



苦しい。歩いて帰れるか? でもあとは寝るだけ。風呂も入らなきゃ。



住宅街の夜道。



我が家の玄関。



怒っている茶々之介氏。「とーちゃん、かーちゃん、どこ行ってたんだよぉ? あっ、うまいもん食ったろぉ。 許さんぞ」



このあと、茶々之介氏はかーちゃんの脚元に寝転んでにずっと甘えてました。

 鎌倉フランス食堂スリジエ
 所在地: 鎌倉市七里ガ浜東3-1-14
 電話: 0467-66-5024

いかがでしょう、スリジエ。行ってみませんか? 我が家御用達西友七里ガ浜店前。わかりやすい場所。



さあ七里ガ浜自治会の皆さん、鎌倉市の皆さん、観光客の皆さん、スリジエに行きましょう!
コメント (10)
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