前回のお話のつづき。
両親をなんだかんだとお世話せねばならず、江戸の実家に出かける妻をクルマでJR鎌倉駅まで送る。

早い時間帯なのに若宮大路の下馬交差点から南側が渋滞中。
動いては停まり、停まっては動き。
一の鳥居の前でも渋滞中。なんじゃ、こりゃ?

行ってらっしゃい!と言ったあと、私は一人で鎌倉を優雅に散歩する。
朝食屋コバカバはいつも大人気。

朝食を出すことは、そんなに人気の商売なのかしら?
今回のテーマであるイングリッシュ・ブレックファーストを提供するお店を、鎌倉で出すといいかも。
「鎌倉観光」という一般的イメージからは離れるが、奇をてらって「イングリッシュ・ブレックファースト」ってのを店名にする。
文字通りボリューミーでカロリーたっぷりな英国の朝食的お食事を終日提供し、腹が減った観光客を朝から夜まで満足させるってのは、どや?
メニューは1.イングリッシュ・ブレックファーストか2.フィッシュ&チップスの二択。作るのも簡単だ。
それ以外にはギネスやいくつかエールを出す。オマケに「スプーンが立つ」と言われるほどのしっかりした、でも安っぽい濃いミルクティも出そう。
おぉ~! いいコンセプトだな、その店。
おんめさま前の私が好きな松。

この曲がり具合がいいんよ。

これ(↓)を、ご存じだろうか?

コロナ禍にオープンしたかわいそうなJR系ホテル。
旧鎌倉警察署の場所で、鎌倉では一等地。
ここにMUJIが入った。MUJIの飲食店とショップがある。

「無印良品と言いながら大人気なため、MUJIというロゴに大変経済的な価値があり、それは日本語的に相当な矛盾」
そう言ったのは、私がかつてお世話になった日本語ペラペラなアメリカ人。

理屈っぽい人が言うことはいつも面白い。
そうだね。製品にMUJIとは書いていないが、MUJIのロゴには大きな価値があり、誰もが認識している。
本日はとってもベタな鎌倉観光をするよ。
ということだからこの曲♪
ポールがベタ・ベタ・ベタと歌うから、聴いてみてね。
ここが二の鳥居。ベタでしょ。

自転車に乗る人も犬と散歩する人も、映画のワンシーンみたいに妙にリアル。
段葛を行く時は、背中がシャンと伸びるね。

以前に寄付をした法人や個人の名前がそのまま残されているところが義理堅く、三菱銀行。

でもこの段葛を工事し直した時に存在した銀行の名前もある。

三菱銀行は東京銀行(デヴィ夫人と同じく、私は個人的に東京銀行に💛)と結婚して「東京三菱銀行」となったが、そのあとUFJ銀行(三和銀行+東海銀行+東洋信託銀行のグループ)もくっついて、三菱東京UFJ銀行となったわけさ。
しかしそれでは終わらない。
金融界は変化が速く、もはやその名も今はないよ。今では三菱UFJ銀行。じゃあ、また作り替えなきゃ(笑)。金融界って迷惑だ。
蒲焼茅木屋。

その前にある名門うなぎ料理店のことだ。

5大ゼネコンのひとつ竹中工務店がなぜにここに? だって関西系だもんね。

おそらくこの段葛の近年の工事を請け負ったからかな。いろんな関係があったんでしょうね。
違うのかな? ご存じの方がおられたら教えてください。
鎌倉市信用金庫!

これも今はない。現在の湘南信用金庫だ。
鎌倉市信用金庫時代の本店は、現在の湘南信用金庫の鎌倉営業部の場所(@下馬交差点)にあった。
ね、段葛は歩くだけで面白いでしょ。両脇に見るものがいっぱいだ。
かつてのラルフ・ローレン(↓)。
今の三井住友銀行。これをわざわざ銀行の店舗にしたことについては、せめてSMBCを褒めてあげましょう。

迷惑な金融界だって、少しは善行を心がける。
まだ段葛は続く。

ギャンブル好きな有名人は八幡宮が好きらしく、あちこちにその形跡がある。

これもそのひとつだ。
ついに到着、最後の鳥居。

最後にこちらを。

博古堂だ。ただもんじゃない鎌倉彫を売るお店。現代的だが鎌倉彫の伝統の良さもあって、すごい芸術品が見られるよ。
別格なそのお店は鶴岡八幡宮の内側にある。
ここ(↓)。鳥居の脇にあるのだ。

あ、鎌倉の人力車の元祖的存在の青木さん。

とてもお元気。
さて八幡宮の中へ。

久しぶりだな。いつ来てもいいんだな。
いい天気。人出もそこそこ。

さすがの八幡宮でずらりと酒樽が並ぶが、その前では奉納盆栽の陳列があった。

見事なものばかり。

盆栽の上には、酔心も。

広島の酒で、軟水であることからゴクゴク飲めちゃう。
あまり日本酒を飲まない妻でも、サラサラと飲めちゃう天国みたいなお酒。
さて、旧大銀杏横の階段まで来たよ。

わっせわっせ!と中学校のスポーツ系クラブ員のごとく階段を一気に上がりましょう。

振り返ると若宮大路。その向こうは光る海。

これを見ると頼朝の気分になれる。
八幡宮の八は鳩が2羽だ。

やたら鳩にまつわるものが多い。

鎌倉と言えば八幡宮の鳩、あるいは豊島屋の鳩サブレなのである。
今年はすでに神様からいろいろいただいたので、ここは素通り。

境内西側の木々に埋もれて帰ろう。

途中で、里のうどんが覗ける。

うどん屋さんなんだが、有名なのはガッツリ系バラ丼。大量のバラ肉が食べられるよ。
でもここの店舗は閉店したみたい。藤沢市内に店舗が複数あるから、そっちに行ってみよう。
静かだねぇ。すぐ隣は参拝者でいっぱいの境内なんだけどね。

こちら(↓)をご存じでしょうか?

祖霊社。

第二次大戦直後につくられたもので、英霊を祀る場所だ。
木々の向こうを歩くたくさんの参拝者も、ほとんどここには来ない。
神聖な気分になる所ですよ。

ぜひお立ち寄りくださいね。
「めあごんり」に「んなんぎ」(笑)。

こうしたお店は匂い(他に動きや音)でお客さんを呼び寄せるもの。
ところがコロナ禍でマスクをしている人が多く、みんな匂いに鈍感になってるから、ちょっと不利だよね。今後は匂いではなく、動きと音で呼び寄せる必要がある。ビジュアルとサウンドで売る屋台だ。
この日は雲ひとつない青空が楽しめた。気持ちいい。

小町通りに入りましょう。
新しいお店をみつけた。
湘南しらすの小籠包だって(@_@)

考えたんだろうねえ。何が観光客にウケるか?って。
それぞれにビジネスを頑張りましょう。
鎌倉東急ストアでフル・イングリッシュ・ブレックファーストの食材を購入した。昼と夜の間に作って食べましょうね。

高蛋白質で高カロリーな元気食。
買い物が終わったら七里ヶ浜方向に帰ろう。

若宮大路沿いのこの建物。
竣工後は気分がかなり落ち込んじゃう外観だったが、オーナーも考えたらしい。
リフォーム後は引き締まって良かった。サーファーっぽいよ。
【つづく】
両親をなんだかんだとお世話せねばならず、江戸の実家に出かける妻をクルマでJR鎌倉駅まで送る。

早い時間帯なのに若宮大路の下馬交差点から南側が渋滞中。
動いては停まり、停まっては動き。
一の鳥居の前でも渋滞中。なんじゃ、こりゃ?

行ってらっしゃい!と言ったあと、私は一人で鎌倉を優雅に散歩する。
朝食屋コバカバはいつも大人気。

朝食を出すことは、そんなに人気の商売なのかしら?
今回のテーマであるイングリッシュ・ブレックファーストを提供するお店を、鎌倉で出すといいかも。
「鎌倉観光」という一般的イメージからは離れるが、奇をてらって「イングリッシュ・ブレックファースト」ってのを店名にする。
文字通りボリューミーでカロリーたっぷりな英国の朝食的お食事を終日提供し、腹が減った観光客を朝から夜まで満足させるってのは、どや?
メニューは1.イングリッシュ・ブレックファーストか2.フィッシュ&チップスの二択。作るのも簡単だ。
それ以外にはギネスやいくつかエールを出す。オマケに「スプーンが立つ」と言われるほどのしっかりした、でも安っぽい濃いミルクティも出そう。
おぉ~! いいコンセプトだな、その店。
おんめさま前の私が好きな松。

この曲がり具合がいいんよ。

これ(↓)を、ご存じだろうか?

コロナ禍にオープンしたかわいそうなJR系ホテル。
旧鎌倉警察署の場所で、鎌倉では一等地。
ここにMUJIが入った。MUJIの飲食店とショップがある。

「無印良品と言いながら大人気なため、MUJIというロゴに大変経済的な価値があり、それは日本語的に相当な矛盾」
そう言ったのは、私がかつてお世話になった日本語ペラペラなアメリカ人。

理屈っぽい人が言うことはいつも面白い。
そうだね。製品にMUJIとは書いていないが、MUJIのロゴには大きな価値があり、誰もが認識している。
本日はとってもベタな鎌倉観光をするよ。
ということだからこの曲♪
ポールがベタ・ベタ・ベタと歌うから、聴いてみてね。
ここが二の鳥居。ベタでしょ。

自転車に乗る人も犬と散歩する人も、映画のワンシーンみたいに妙にリアル。
段葛を行く時は、背中がシャンと伸びるね。

以前に寄付をした法人や個人の名前がそのまま残されているところが義理堅く、三菱銀行。

でもこの段葛を工事し直した時に存在した銀行の名前もある。

三菱銀行は東京銀行(デヴィ夫人と同じく、私は個人的に東京銀行に💛)と結婚して「東京三菱銀行」となったが、そのあとUFJ銀行(三和銀行+東海銀行+東洋信託銀行のグループ)もくっついて、三菱東京UFJ銀行となったわけさ。
しかしそれでは終わらない。
金融界は変化が速く、もはやその名も今はないよ。今では三菱UFJ銀行。じゃあ、また作り替えなきゃ(笑)。金融界って迷惑だ。
蒲焼茅木屋。

その前にある名門うなぎ料理店のことだ。

5大ゼネコンのひとつ竹中工務店がなぜにここに? だって関西系だもんね。

おそらくこの段葛の近年の工事を請け負ったからかな。いろんな関係があったんでしょうね。
違うのかな? ご存じの方がおられたら教えてください。
鎌倉市信用金庫!

これも今はない。現在の湘南信用金庫だ。
鎌倉市信用金庫時代の本店は、現在の湘南信用金庫の鎌倉営業部の場所(@下馬交差点)にあった。
ね、段葛は歩くだけで面白いでしょ。両脇に見るものがいっぱいだ。
かつてのラルフ・ローレン(↓)。
今の三井住友銀行。これをわざわざ銀行の店舗にしたことについては、せめてSMBCを褒めてあげましょう。

迷惑な金融界だって、少しは善行を心がける。
まだ段葛は続く。

ギャンブル好きな有名人は八幡宮が好きらしく、あちこちにその形跡がある。

これもそのひとつだ。
ついに到着、最後の鳥居。

最後にこちらを。

博古堂だ。ただもんじゃない鎌倉彫を売るお店。現代的だが鎌倉彫の伝統の良さもあって、すごい芸術品が見られるよ。
別格なそのお店は鶴岡八幡宮の内側にある。
ここ(↓)。鳥居の脇にあるのだ。

あ、鎌倉の人力車の元祖的存在の青木さん。

とてもお元気。
さて八幡宮の中へ。

久しぶりだな。いつ来てもいいんだな。
いい天気。人出もそこそこ。

さすがの八幡宮でずらりと酒樽が並ぶが、その前では奉納盆栽の陳列があった。

見事なものばかり。

盆栽の上には、酔心も。

広島の酒で、軟水であることからゴクゴク飲めちゃう。
あまり日本酒を飲まない妻でも、サラサラと飲めちゃう天国みたいなお酒。
さて、旧大銀杏横の階段まで来たよ。

わっせわっせ!と中学校のスポーツ系クラブ員のごとく階段を一気に上がりましょう。

振り返ると若宮大路。その向こうは光る海。

これを見ると頼朝の気分になれる。
八幡宮の八は鳩が2羽だ。

やたら鳩にまつわるものが多い。

鎌倉と言えば八幡宮の鳩、あるいは豊島屋の鳩サブレなのである。
今年はすでに神様からいろいろいただいたので、ここは素通り。

境内西側の木々に埋もれて帰ろう。

途中で、里のうどんが覗ける。

うどん屋さんなんだが、有名なのはガッツリ系バラ丼。大量のバラ肉が食べられるよ。
でもここの店舗は閉店したみたい。藤沢市内に店舗が複数あるから、そっちに行ってみよう。
静かだねぇ。すぐ隣は参拝者でいっぱいの境内なんだけどね。

こちら(↓)をご存じでしょうか?

祖霊社。

第二次大戦直後につくられたもので、英霊を祀る場所だ。
木々の向こうを歩くたくさんの参拝者も、ほとんどここには来ない。
神聖な気分になる所ですよ。

ぜひお立ち寄りくださいね。
「めあごんり」に「んなんぎ」(笑)。

こうしたお店は匂い(他に動きや音)でお客さんを呼び寄せるもの。
ところがコロナ禍でマスクをしている人が多く、みんな匂いに鈍感になってるから、ちょっと不利だよね。今後は匂いではなく、動きと音で呼び寄せる必要がある。ビジュアルとサウンドで売る屋台だ。
この日は雲ひとつない青空が楽しめた。気持ちいい。

小町通りに入りましょう。
新しいお店をみつけた。
湘南しらすの小籠包だって(@_@)

考えたんだろうねえ。何が観光客にウケるか?って。
それぞれにビジネスを頑張りましょう。
鎌倉東急ストアでフル・イングリッシュ・ブレックファーストの食材を購入した。昼と夜の間に作って食べましょうね。

高蛋白質で高カロリーな元気食。
買い物が終わったら七里ヶ浜方向に帰ろう。

若宮大路沿いのこの建物。
竣工後は気分がかなり落ち込んじゃう外観だったが、オーナーも考えたらしい。
リフォーム後は引き締まって良かった。サーファーっぽいよ。
【つづく】