私も妻も、人間ドックへ行く人のことを人間ドッカーと呼ぶ。
昨年同様、私はココットさくら館で人間ドックを受けるのだ。
私も人間ドッカーになるわけだ。
人間ドッカーはただ人間ドックへ行けばよいというものではない。
予め便を用意したり、尿を用意したり、問診票を書いたりしなければならない。
さらに「悪あがき」と言われるかもしれないが、それに先立つ5日ほどの間、人間ドッカーは健全な生活を送り、少しでも数値をよく見せたいと思うものなのだ。
近所のパシフィック・ベーカリーでパンを買って来た。
チューハイやビールなんて飲まないよ。
十六茶をごくごく飲む。体の中がサラサラだ。
おまじないみたいなもので、酢を飲む。
なんかよくなる気がする。
残り物のキャベツにタマネギにベーコン。
キャベツの切れ端も大事にしましょう。
ジャガイモの残りもね。
ニンニクを冷蔵庫から出して来て、1かけらをみじん切りに。
オリーブオイルで順番に炒める。
途中通販で購入した天乃屋のぷち歌舞伎揚アソートが届く。
醤油味、エビ塩味、ブラックペッパー味の3種の組み合わせだ。
めっちゃおいしいのだが、食べてはいけない。
少しの辛抱だ。
パシフィック・ベーカリーのパンを小さく切る。
少食、粗食を心がけ、脂質なんてのをなるべく摂らないようにする。
黒酢のボトルにある「内臓脂肪が気になる方に」の文字が気に入った。
胡椒を用意。
出来てきましたよ。コンソメ顆粒を加えて煮るだけ。
はい、これが今日のランチ。
小さく切ったパン。
地味な画像だ。
こんなことを数日続けると、なんとなく人間ドックに行ってもいいかな?みたいな気分になる。
さあ、今年も結果はなんとかなるでしょうか。
清い食事が続いたのだ。
【つづく】