まれに湘南信金から貯蓄・投資商品の広告が送られて来る。「おちゃさんは間もなく退職するだろうから、退職金が入ったらその資金を湘南信金で運用しませんか?」というお誘いだ。
ところが私はすでに何度も退職していて(笑)、それぞれが短期期間の務めであるゆえ少額の退職金を何度ももらっている。そして退職金を今後もらう予定は残念ながらないんだな。
湘南信金に定期預金を置いておいても、今や利息はほぼゼロだ。
しかし仮に退職金を2,000万円もらう人がいると仮定しよう。「半分の1,000万円で投資信託を湘南信金で購入したら、残りの半分の1,000万円を定期預金として湘南信金に預けた場合、年利率2.0%で3カ月定期預金ができるから得ですよ」というのが、下の画像の売り込みである。
本当に得だろうか?
1,000万円を年利2%で3カ月定期にすると、湘南信金が預金者に支払ってくれる金利は5万円ほどだ。1,000万円 × 2% ÷ 12 × 3 = 5万円ね。源泉徴収税でその20%ほどが引き落とされてしまうので、実際に預金者が受け取るのは、4万円ほどになる。
だからこの話は、その4万円ほどをもらうのに、残りの1,000万円を使って湘南信金で投資信託を購入するのが得かどうか?ってことになる。
湘南信金で取り扱う投信の中で販売手数料が最も安そうな日経225の指数に投資する投信の手数料は以下のとおりだ。
まず最初に販売手数料として税込みで投資金額に対し2.2%を支払わないといけない。つまり22万円だ。1,000万円 × 2.2% = 22万円である。高い。これだけで、先の利息4万円なんてぶっ飛んでしまう。
さらに投資開始後は資産時価の0.517%を毎年取られる。仮に時価が1,000万円のままだとしたら、毎年税込みで51,700円取られることになる。1,000万円 × 0.517% = 51,700円だ。
仮にこの投資信託を3年間保有したとしましょう。その人は全部合計でおおよそ375,100円ほどの税込み手数料を払うことになる。22万円 + 51,700円 × 3 = 375,100円だ。その見返りは、最初に受け取る4万円の利息? 意味あるかい?
購入する投資信託のリターンを無視すると、差し引き33万円ほどのお支払いってことになる。
最初の定期預金金利の受け取り4万円ほどを諦めたとしよう。そして湘南信金との取引は止めて、ネット証券で日経225指数にリンクしたeMAXIS Slim 国内株式っていう同様の投資信託を購入したと仮定しよう。
下の画像がその手数料内訳だ。
まず販売手数料はゼロだ。
投資後の年間手数料は税込み0.1133%なので、1,000万円の投資をして先ほどと同様の仮定をすると、3年間その投信を保有することで発生する支払い手数料はわずか合計33,990円だ。
ほぼ同じ効果があることをして、33万円のお支払いと、33,990円のお支払い。約10倍の違いがある。
一見お得に見える湘南信金の定期預金だが、それをするために高額な手数料を支払って投資信託を購入する意味が、私にはわからない。こんなことをする人がいるんだろうか??でもいるんだろうねえ。自宅を訪れて来る銀行や信金の営業担当者の言うとおりに行動する人が。
銀行や信金にはこのデジタルな時代に余っている職員がいっぱいいて、その人達が顧客の自宅を訪問したり、店頭で対面で顧客の相手をしている。そして顧客から支払われた高額な手数料はその人たちの給料に消える。
ネット証券の社員が顧客の自宅を訪問することはない。すべてシステムで取引を受け付ける。効率的に運営され、最安あるいはゼロ手数料でサービスを提供する。
私は相変わらず割安に放置された国内高配当株式を少しずつ購入している。今回はJUKIを買った。工業用ミシンのシェアでは世界一の企業だ。
冴えないチャートだわ(笑)。
ずるずる下がる。私が買うのはこういうのが多い。あまり上がってしまったものは買わないからね。
JUKI本社はかつて調布市染地というところにあった。今はそこがイトーヨーカ堂になっている。私が就職したのは外国為替専門銀行の東京銀行(後の東京三菱銀行、現三菱UFJ銀行の一部)というところで、就職してからの3年半ほどは、その独身寮である国領舎宅に住むこととなった。
国領舎宅は京王線の調布駅と小田急線の狛江駅の中間地点にあり、そこから歩いてすぐのところにJUKI本社が当時はあったのだ。
私はその舎宅からバスに乗って小田急狛江駅に向かい、そこから小田急線に乗ったら代々木上原駅で営団地下鉄(今の東京メトロ)に乗り替えて大手町で降りて、目と鼻の先の丸の内のオフィスで働くという暮らしをしていた。若かったねえ。
だからJUKIという会社名は、私にとって大変親しみがあるものなのだった。この近くには石原プロモーションのオフィスがあり、すぐ近くの多摩川の土手ではよくテレビドラマの撮影が行われていた。
そんな独身寮生活をしていた頃のある日曜日、近所のファミレスでテレビ関係者がランチをしていてそこにドラマ撮影中の麻丘めぐみちゃんがいるということを聞きつけ、急いで見に行ったことがある(笑)
あるいはまた、私が独身寮近くのバス停でバスを待っていると、たまたまそこでドラマの撮影が始まったことがある。「申し訳ないですが、傘をさしてくれませんか? カメラの方は見ないでくださいね」とディレクターに言われ、晴れているのに傘を手渡され、その傘をさし、散水車が撒く水にあたりながら、散水車と女優さんを乗せた車が去って行くのを横目に見ながら、バスを待っていたこともある。残念ながら若い私に映画やドラマにデビューする機会はなく、その後もずっとサラリーマンを続けることになる。麻丘めぐみちゃんと共演する機会も私には巡って来なかった。
麻丘めぐみちゃんを知らない人はこちらをどうぞ。
麻丘めぐみ「わたしの彼は左きき」 5thシングル 1973年7月
小田急狛江駅のすぐ近くにはミートステーションという居酒屋があり、よく行ったもんだ。独身寮の先輩によく奢ってもらった。だから私が先輩になった時は、後輩にはすすんで奢ることにした。
調べてみると、今もそのミートステーションは存在する(↓)。
で、話を戻すとJUKIを加えた私のポートフォリオは23銘柄になった。
全部高配当銘柄だ。最終的にはこのポートフォリオを4倍くらいの大きさにしたいと思っている。ゆっくりやって行くよ。
JUKIへの配分はまだ1.67%。
日本株式市場は自律性が出てきたね。詳しい話は省くが、東京証券取引所がPBR<1なんて企業(=清算して株主にすべてをお返しした方が株主にとってはマシと言う情けない状態の企業)は許さないぞという姿勢を示したことが大きいんだと思う。
そういう企業は割安銘柄と言われ、高配当なものが多いが、そうした銘柄のパフォーマンスが最近良い。日経平均全体が下がっている日でも、そうした銘柄は上がっていることが多くなって来たのだ。国内株式市場全体の構造変化が起こっているように見受けられる。
話は替わって、本日のランチ。
ツナ缶。
大葉。
トマト。
ニンニク。
スパゲティを茹でて、氷水で冷やす。
オリーブオイル、三倍濃縮めんつゆ、ツナ缶、冷やしたトマトを切ったもの、それら全部混ぜる。
最後にブラックぺパーと大葉を載せる。
出来ました。
冷製和風パスタだ。
冷たいそうめんを食べるようにね。
おいしいですよ。さっぱりして。
さて、JUKIはどうなるかなーー??( ´艸`)
石原プロモーションが近かったので、テレビ関係
の話は時々聞くことがありました。多摩川住宅
って団地があって、そこで撮影もありましたよ。
私の彼は左ききはすごいヒット曲でしたね。
1970年代の歌謡曲が華やかだった頃。
懐かしいなあ。
同じことをするのに、ネット証券ならほぼタダに近い手数料で、情報量ははるかに多く、瞬時に取引できますから、それでいいです笑
SBIや楽天という、本来金融業と関係なかった
ところがどんどん金融業に攻め込み、
既存の証券会社や銀行にとって、個人向け
取引を拡大させることが、難しくなっていますね。
ドコモ+マネックスの新会社設立や、
楽天とみずほの提携。
どこまでそれがそれぞれにメリットになるのか
よくわからないんですが、そんなニュースが
飛び込んできました。
昔なら無視していたような新しい勢力が
力をつけてきています。インターネットの
取引をするシステムを充実させ、安価な手数料
で、情報を大量に提供した方が勝てる、
個人取引はそういう分野になっていますね。
通りがかりの人をエキストラ代わりに使ったりしましたよね。
私も学校帰りに通学路でロケが始まってしまい、撮影の人に、
「そのまま向こうまで歩いていいからね」と言われて、
「?」と思いながらカメラの前を歩いたことあります。
たまたま通りかかった近所に住む下校中の児童役、とか?(笑)
銀行の手数料ってすごいですね。
ネットを見ない老人たち、銀行さんの言う通りにやっちゃってますね。きっと。
おちゃさんエキストラに使われるの巻
笑
冷製パスタが美味しそうです。
おちゃ家の食卓は最近サッパリしたものが多いですね。
エキストラとして、わずかでも支払って
頂きたいなあと、独身寮住まいで若かった私は
思いながら、バス停で立ったままその撮影に
付き合ってあげました。
調布市染地ってところに住んでいた時の
私の思い出です。あの撮影は何だったんでしょう?
私は何に出演したのでしょう?
めいさんは「歩いていいからね」と言われて
緊張しませんでしたか?
歩き方がカクカクカクと固くなって
不自然な動きになったりして(笑)
そのままこけちゃったりして。。。
あの時私はまだ20代半ば。
私に傘を渡して「よろしくお願いします」と
言ったADのような人は当時30歳くらいかな。
今じゃ70歳くらいかな??お元気ですか??
なんて呼びかけても、こんなブログ見てない
ですよね。
私もエキストラに使われたのです。
そのフィルムが芸能プロダクションの目に
とまり、私を映画やテレビにデビューさせようと
いう動きにつながるかもしれない。
そうしたら銀行員なんてさっさと辞めて芸能界
入りしようなんて少しは考えたのですが、
まったくそんなお声はかかりませんでした。
そうなったらいつでも私の方はオッケー
だったんですがねえ。。。
アッサリ系ランチが増えています。
建長寺レシピを学んでからというもの、
そうなったのです。。。。
な~んてことはなく
たまたまですね。相変わらずなんでも食べる
という生活です。炭水化物ウェルカム、
ホルモン系ウェルカムです、甘いものもお酒
もウェルカム、どんと来い!ですよ。
そんなに着々とでもないんです(笑)。
ゆっくりですね。
当初は100銘柄なんて思ってましたが、
ちょっと無理みたい。欲しいもの
がそんなに多くは無いんです(笑)。