同じ作品をどちらの演奏でもいいですよ。
どちらもちょっと変わってます(笑)。
では右の方で。
ジャズ・ピアノ奏者のキース・ジャレットがハープシコードを弾く。
J.S. Bach: Goldberg Variations, BWV 988: Aria
夜明け前は寒い。
クルマを始動。
ゴミを積む。不法投棄はしません。ちゃんと正しいゴミを正しい場所に捨てる。
加えて洗濯物をコインランドリーに持ち込む。
鉢巻道路を抜けて、ズームラインを抜ける。
やがて富士見町のコインランドリーに到着する。
まだ薄暗い。
まずはドラム洗浄。
そして洗濯と乾燥で合計80分を要する。
そのうち20分はオプションで追加した乾燥時間だ。
JR富士見駅前。
久しぶりに寄ってみた。
国道20号線を南下する。
ここは大きな谷だ。
それも、国内有数の断層を抱える谷で、日本列島が裂ける時は、ここから避けるかもしれない場所である。
甲州街道の宿場町、蔦木宿として栄えたところである。
甲州街道は、江戸から甲州を抜けて信州へ入り、下諏訪で中山道に合流する。
甲州街道沿いで、甲州と信州の境界の信州側の最初の宿場町が蔦木宿なのだ。
信濃境なんて駅もある。
しかしここは昔は甲州に属していたらしい。
甲州の武田家から禰々御料人が信州の諏訪家へ政略結婚で嫁いだが、その際、現在の長野県諏訪郡富士見町の一部が、武田家から諏訪家へ帰属を変更されることになったらしい。
この蔦木宿もそうした地域の一部で、今は信州だが、元は甲州だったという話だ。
この建物も、蔦木宿にあって、常盤屋というらしいよ。
こちらは三光寺。
江戸時代になり甲州街道の宿場町としての信州側となった蔦木宿が栄えて、境内を別のところからここへ移したらしい。
しかしもともとは甲州武田家の庇護のもとに生まれたお寺だそうだ。
アルザス・ロレーヌ地方じゃないけど、帰属が変わる微妙な地域なのだね。
そこへ参拝してみた。
国道20号線沿いにあるので、昔から知ってはいるが、参道を入るのは初めてだ。
むむむ、これはいいぞ。
蔦木宿に溶け込んでいるね。
ここは参道だが、車道でもある。
二つの灯籠の土台の間を、クルマが通り抜けるのが大変。
お寺の駐車場はもっと奥にある。
お地蔵様の前は駐停車禁止ですって。当たり前だ。参道に駐停車するのは止めましょう。
奥へ、奥へ。
そしてクルマを停めて、お参り。
明治天皇は本当にこんなことを詠まれたのか?
調べたら、本当でした。
株式投資の格言みたいだ。
「思わぬ方に移るかな」なんて、株価の動きはまさにそれの連続(笑)。
株式投資の格言には「もうはまだなり、まだはもうなり」なんてのがあって私はそれが好きだ。「もう上がら(下がら)ないと思うとまだ上がる(下がる)、まだ上がる(下がる)と思うともう上がら(下がら)ない」
そういう意味ね。何事も確信できるほどになると、それが確信していたことの崩壊の時期ということ。ビジネスもそうだね。
階段を上がる。
とてもきれいに保たれていて、良いお寺だと思う。
禁葷酒。
飲酒を戒める、禅寺によくある言葉。
鎌倉の禅寺ではあまり見ない(笑)。鎌倉の禅寺の住職はお酒が好きなのか?
山門をくぐりましょう。
本堂を拝む。
左手は住職のお住まいみたいだね。
右手が事務を執り行なう場所になっているのかな。
三光禅寺。曹洞宗だから。
では浄財を。
ありがとうございます。
山門を境内から見る。
鐘楼がある。とても立派だ。
曹洞宗の禅寺らしく、「なむしゃかむにぶつ」と唱えればいいのかな?
鐘をつきたい衝動にかられるが、朝も早いことだし、止めておきましょう。
これで数を数えるのかな。
同じ禅寺でも、私の地元鎌倉には臨済宗は多いが、曹洞宗のお寺は少ない。
曹洞宗って俗っぽさが少ないように感じる。
このお寺からは、昔から、蔦木宿の家々が見えたのでしょう。
再び本堂を拝見しましょう。
そして山門を出ましょう。
そろそろ帰らないといけない。
お寺の駐車場からお寺を見上げる。
駐車場に入るのも大変だったが、出るのも大変なのだ。
参道が狭いからね。
ここ(↓)を左折しないといけない。
そんなことできるか?
また両側に灯籠の土台があるが、その間をすり抜けないといけない。
センサーが反応している。
右前が際どいらしい。
そろそろ国道20号線に出て、洗濯物を受け取りに行かないといけない。
西友富士見店とセリア。
買い物が終了した。
そしてコインランドリーへ。
でもまだ15分もあるよ。
もう嫌だぁ~。早く終わってよ。
もうちょっと。
乾燥作業の残り。
洗濯の荷物を回収したら、原村へ。
ここから原村に入る。
イタリアン・レストランのDANLOが登場。
別荘地を登る。
真ん中のピンクの板には「諏訪バスの・・・こけもも平」と書いてある。これは1990年代後半の看板だからね。今なら絶対「アルピコ」と書かれるところだ。
90年代には「諏訪バス」の名前で別荘地があちこちで売られていたのを、私は記憶している。当時はすごい値段だったよ。今なら安い。ぜひどうぞ。
やっと朝ごはんだよ~~。
暗いうちから活動して、朝ごはん時点ですでに疲れている(笑)
【つづく】