資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

19期プロ講師養成講座を修了

2019年06月12日 | 中小企業診断士資格とその活用

 土曜日にプロ講師養成講座最終回に参加し、所定の出席時間を満たしたため、19期の修了証を頂いた。最終回のメニューは、まず、私から出版の協力のお願い。講義は、集団のメカニズムと組織感情。演習は、チームビルディングにリーダーシップであった。、最後は、自分を高める、その後に修了式だ。

 集団のメカニズムは、ちょうど産能大の講座で、組織論を学習中だが、この内容に近い。チームビルディングは、私が研修で使っているストロータワーの組立だ。そしてリーダーシップは、上司と部下のロールプレイイング。上司と部下の感情がすれ違うのものだが、これをシナリオに沿って演技する。なかなか面白い。

 さらに、自分を高めるでは、自己評価と他人から見た評価を重ねてみるものだ。(写真)初めに自己評価を付ける。次に他の受講生4人に私を評価してもらう。そのギャップを見るのである。私の場合は、自己評価と他者評価でずれているのは、話し好き、ユーモア。どちらも他者評価の方が、大きくなっている。エ、エ、そうなのかな、という感じだ。この研修は、比較的簡単に実施できる。私は、ジョハリの窓を研修でやっているから、これはもういいかな。

 

 時間が足りなくなったため修了式は、修了パーティの中華屋で。コースリーダーの先生から、修了証を頂く。今回の19期も、新しい知識を吸収し、人脈を得た講座であった。次期はお休み。その代わり、皆で書籍を出版する予定だ。

 

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診断士のコンプライアンス研修

2019年04月29日 | 中小企業診断士資格とその活用

 

コンプライアンスの知識〈第3版〉 (日経文庫)
髙 巖
日本経済新聞出版社

 先日、中小企業診断士向けのコンプライアンス研修を受講した。診断士向けのコンプラ研修は、初めて出席した。内容は関係者限りの資料のため、詳しくは書けないが、全般的に一般企業のコンプライアンスに比べて、一段と厳しいコンプライアンスを求められている。

 実は、私、企業さん向けのコンプライアンス研修講師は、もう何度かやっている。今回は逆に研修を受ける側で、コンプラの研修を受けるのは、サラリーマン時代以来、久しぶりだ。昔に比べて、IT関係の対応が多くなっている。ITはどんどん進歩しているから、その分コンプライアンス対策も増えている。

 コンプライアンス検定も以前取得したが、もうだいぶ忘れてしまっている。私の行う研修は、業界に特化した研修だから、このコンプラの内容は参考程度になる。

 研修中に気が付いたことがある。昔、自宅にシュレッダーを買っておいたが、この日もシュレッダーの必要性を感じた。まだ、ウチのどっかにあるかもしれないから探してみよう。なければアマゾンで購入しよう。個人情報、仕事が終わったら、また使うかもしれないなんて、考えずに、不要なものはすぐシュレッダーしよう。 

アイリスオーヤマ シュレッダー クロスカット 細断枚数 5枚 軽量設計 P5GCX ブラック
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
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サラリーマンは300万円で会社を買いなさい を読んで

2019年04月22日 | 中小企業診断士資格とその活用

 

サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門 (講談社+α新書)
三戸 政和
講談社

 知人から勧められて読んだ本だ、そう言えば少し前に、新聞広告などになっていた本だ。読んだ感想を素直に2つほど書く。

 1章は起業は大変だからやめろ、2章は飲食業は特に大変だ、3章だから企業の代わりに中小企業を個人買収せよ、4章で中小企業は社長を探している、5章は大廃業時代はサラリーマンの大チャンスだ、というふうに、まず、だめなこと、そしてこれならチャンス、という章立てになっている。

 部分的にはその通りなんだが、この本、誰を対象に書いているかが問題だ。会社を経営するには相当の知識が必要。まして自分で会社を購入して社長に就くんだから、失敗は許されないだろう。本の中では、中間管理職を対象にしている(P42)ようだが、悪いがこの程度の方(わたしもそうだった)では会社の経営は難しい。この本の筆者は、中間管理職なら経験から会社の経営ができると書いているが。大半の中間管理職では、それは厳しいだろう。

 大企業の役員だって、経営全般に詳しいわけではない。大企業は優秀な専門スタッフがいるから、大局的な判断ができれば勤まる。中小企業の経営には、経営戦略、財務会計、管理会計、資金繰り、経営法務、人事、マーケティング、IT、業界の知識や運営管理など、自分でできる幅広い知識が必要だ。買収するんだから、その業界の知識や運営管理はできるうだろうが、残りのものは、多くは、中間管理職では経験していない分野が多い。

 私もそうだった。私は35年大企業に勤めて中間管理職で退職した。この間、財務諸表の読み方など一度も教えた貰ったことはない。簿記のイロハから全て自分で学習した。財務以外でも法務,IT、人事、マーケティングなども中小企業診断士の学習で、ペーパーではあるが身につけた。この中間管理職にとって弱点となる幅広い知識がスッポリ抜けているようだ。もし社長を目指すのであれば、仕事の傍ら、地道に経営の学習をしておけば可能になるだろう。

 もう一点、会社の事業承継の話が登場する。これは事実で、日本の中小企業は、経営者のなり手がなく、多くは廃業の危機にある。住んでる商店街のお店が一店、一店と廃業しているのを見かけないだろうか。私の街もおいしい料理を出すお店の社長が高齢のせいで廃業している。

 公的機関がその対策をしているが、その下請けで、実質的にやっているのは、中小企業診断士だ。診断士の世界でも事業承継の世界に続々と参入している。この本の筆者は、企業買収をする会社の方のようで、その都合上公的機関があまり出てこないが、実際には商店街の飲食店の事業承継などが、実は大変な状況になっている。中小企業診断士の「チ」くらい書いてもらえたらよかったのにねえ・・

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2019新人研修準備完了

2019年03月30日 | 中小企業診断士資格とその活用

 私にとって、4月は毎年新人研修の季節である。先日テキストを作って、残りの準備をした。最後は、マシュマロを買って終わりだ。マシュマロは、マシュマロチャレンジというゲームに使う。

 私の研修は、基本的には午前は講義、午後は演習だ。午前はビジネス能力検定の資料などを使う。そして午後は、ゲームやコミュニケーションなど。電気コード結びに、レゴ組立を行う伝言ゲームなどを行う。この小道具の準備に結構手間がかかる。

 テキストに沿って、予習をして、ゲームなど小道具の準備リストを作って、そして買い出しだ。最後は、食べ物である、マシュマロを買って準備完了。さて、来週、再来週は、研修に入る。

 

 

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陸王の寄せ書き

2019年02月22日 | 中小企業診断士資格とその活用
陸王
クリエーター情報なし
集英社

 あるきっかけがあり、小説「陸王」を読んだ。少し前にテレビでも放映されていた物語だ。私はテレビは見ていなかったが、金沢へのお土産で陸王の刻印入りのまんじゅうを買ったことがある。

 物語は、行田の昔からの足袋メーカーが、新規事業で、ランニングシューズを開発し、陸王と名付け、(昔売り出した時も同じ名前だった)売り出す。ソールに繭(まゆ)を使った特許を契約したり、ソールの部品供給を切られたり、またマラソン選手とシューズの契約をしたりと、物語は、山坂が満載である。

 中小企業への融資や技術顧問の受け入れ、部品メーカーとの契約、大手との業務提携など、銀行や他のメーカーが頻繁に登場する。ここは我々中小企業診断士にも、通じる仕事になってる。まあ、小説だから劇的なドラマ仕立てになっているが。

 この小説で学ぶとすれば、ここだ。物語の中盤、陸王を履く(かもしれない)実業団駅伝チームの茂木選手がニューイヤー駅伝に出走する際に、こはぜ屋の社員が励ます。どう励ますかというと、社員が手書きメッセージを書いた「寄せ書き」である。 そして、物語では、茂木選手は、これに感動したようだ。

 この寄せ書き、私は退職する際にもらったことがある。中小企業はカネがない、しかし自分たちの誠意を示すには、カネじゃない。このような一人一人の手紙メッセージを入れた寄せ書きは、有効だと思う。いつか、実際の企業診断で提案してみたいものだ。

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診断士理論政策研修に参加

2019年01月18日 | 中小企業診断士資格とその活用

 水曜日は、東京都診断士協会の理論政策研修であった。診断士は5年で5回、半日の理論政策研修を受講しないといけない。5年後に資格の更新ができなくなるのだ。という訳で、理論研修に参加。受講者は100人以上、200人ほどもいるだろうか。

 水曜日の研修は、もう一つ目的があった。私が代表を務める人財開発研究会のメンバー2名が、この研修の講師をしているのである。今年は4回講師の予定があり、水曜日は最終回だ。実は2年前には私も講師を勤めたことがある。そして、この日は打上げの予定だった。ところが、お一人が急遽予定ができて、打ち上げは中止。私も研修だけを受講することになった。

 内容は、1つ目は施策活用事例の紹介、これは私の研究会ではない方が講師だ。能力開発の事例は私も経験している。もっとこうすればいいのに、とアドバイスもしたくなる。二人目、三人目は、ウチの研究会のS氏とT氏。働き方改革から、多様な人材の活用と柔軟な働き方、もうお一人は、弁護士兼診断士の人材確保の留意点と定着のための取り組み。

 二人とも、途中に短いディスカッションを入れるため、皆、眠くはならない。そして弁護士さんは、紙芝居を繰り出すので、皆面白がって聴く。最後まで、面白さが続いた研修であった。この内容は、昨年ウチの研究会でリハーサルをやったんだが、リハーサルより、もっともっと面白くなっていた。さて、打ち上げはどこでやるか、都心のいいとこだな。この時ばかりは代表はヤクドクだ。

 

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組織開発の事例

2018年11月15日 | 中小企業診断士資格とその活用

  診断士会員の雑誌「TOKYOSMECA」が毎月送られて来る。最近は冒頭、数ページの特集が組まれる。この特集、各研究会に順番に回ってくる。先月はスポーツビジネスで、プロ野球人気の分析だった。私の所属する人財開発研究会も、昨年企業研修を私が投稿した。今月号は、組織開発研究会の小論文だ。

 組織開発って? 結構難しい。小論文では人材開発と比較して説明している。「社員一人一人が成果を上げるためには、知識スキルを上げる必要があるが、それだけでは不十分。なぜなら、主体性が低ければ、行動や成果に結びつかない。そこで社員全体に主体性を発揮しやすくして、行動し成果が出せる組織つくりをする。これを組織開発という。」~小論文から一部引用

 そして、この組織を成功に導くようにモデルが提唱されている。ある大学の先生の提唱モデルだが、社員間で前向きな意見が出る→すると思考の質が高まる→すると行動の質が高まる→すると最後に結果の質が高まり、社員間の信頼関係が深まり、さらに関係の質が高まる・・ 初めて聞くとわかりずらいが、何度か学習すると腑に落ちてくる。

 診断士の論文にはある特徴がある。理論だけではだめなのである。実際に中小企業さんをコンサルしてみて、結果どうだったかという実例がついていないと通りにくい。私の昨年の論文もそうだし、今回の組織開発も活用例が書かれている。創業20年のある中小企業さんに、8カ月間、企業のコアバリューを策定する際に組織開発を行った実例が書かれている。組織開発は、海外から入ってきたせいか、カタカナ用語が多い。これ以上説明が難しいので、このへんで。

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下町ロケットヤタガラス

2018年11月02日 | 中小企業診断士資格とその活用
下町ロケット ヤタガラス
クリエーター情報なし
小学館

 最新刊の「下町ロケットヤタガラス」を、配偶者から借りたて読んだ。面白かった。本の題名はヤタガラスだが、内容は人工衛星ヤタガラスを使った農業用トラクターの自動運転、トランスミッションの開発物語で、ライバルメーカーとの対決だ。ストーリーは書かないが、ここでは最後の感動話だけを書く。

 先行しているライバルメーカーギアゴースト社製のトタクターが、トランスミッションの不具合によって、動かなくなってしまう。全国の農家のトラクターだ。影響は大きい。佃製作所製のトランスミッションに取り換えればいいのだが、佃製作所はこのトランスミッションの特許権を持っている。以前、裏切りにあったギアゴーストには、当然特許の使用は認めない。佃の納品先の帝国重工も同じだ。

 ところが、佃の実験農場の帰りに、ギアゴースト製のトランスミッションが動かない現場に出くわす。これを見て、佃社長は、ギアゴースト社に特許権の供与を認める決心をする。裏切りにあい、そしてライバルメーカーの製品にだ。しかし、さらに困っているのは全国の農家である。これは放っては置けない、というものだ。社員はあきれ、帝国重工もびっくりする。という結末だ。

 このストーリー、企業倫理として研修のテーマになりそうだ。次に企業倫理で研修の機会があれば、これやってみよう。受講生に全員この物語を読んできてもらって、佃の判断をディスカッションするというものだ。実は以前の研修で、下町ロケットを読んで、社長と営業部長の対立をディスカッションしたことがあり、好評だった。

 中小企業診断士にとって、またやりたいなあ、と感じた本だった。ところでテレビの方は、これからどんなストーリーになるんだろうか。

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プロ野球人気はどうなってるか&DeNAが躍進中

2018年10月26日 | 中小企業診断士資格とその活用

 中小企業診断士の雑誌でTOKYOSMECAという月刊誌がある。東京都診断士協会の会員向けの雑誌だ。この雑誌は毎月、ある研究会の研究論文が載る。私の研究会も昨年載せたことがある。10月号は、スポーツビジネス研究会だ。テーマは「プロ野球人気は本当に下がっていますか」だ。

 確かに、プロ野球は以前に比べて人気が落ちているように思える。しかし実際は違う。観客動員数は各球団とも順調に伸びている。球団を3つのタイプに分類すると、全国区球団が2つ地方球団が5つ、そして都市圏球団が5つ。市場環境が一番厳しいのは3つ目の都市圏球団だが、閑古鳥は鳴いていない。

 そして筆者が特筆しているのは、DeNA横浜ベイスターズだ。ここは市場環境の厳しい都市圏球団だが、観客動員数は飛躍的に伸びている。決算も黒字になっている。この球団は成績がいいわけではない。チームの成績と観客動員数は必ずしも相関はない。ちなみにベイスターズの相関係数は0.27、弱い相関だ。

 それじゃ何が違うか。それは、野球本来の球場、チーム成績、選手などの本来の「ものづくり」に加えて、「ことづくり」をしているのである。この場合「ことづくり」とは、スタジアムのボールパーク化(アメリカでは結構これが多い)、スタジアム飲食の本物化、グッズのストーリー化などである。詳しくはここでは、書けないが、スポーツビジネスの教科書という池田純氏の著書があるそうだ。池田氏と言えば、私がウォーキングの時聞く、文化放送で朝よく登場する方だ。まだ若いが、スポーツビジネスには高い手腕を振るっている。

 さて話を戻す。それではなぜプロ野球人気が落ちているように感じるか? それは巨人戦が地上波でめっきり少なくなってきたから、そう見えるようだ。中小企業診断士の中には、こんなことも研究している研究会もある。診断士は多様だな。

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法律以前に守るべきモラルや信義則がある

2018年10月19日 | 中小企業診断士資格とその活用
下町ロケット ゴースト
クリエーター情報なし
小学館

 テレビでもまた始まった、下町ロケット。私の企業研修でもこの本(ガウディだったかな)を使ったことがある。企業内の対立の解消方法として、受講生全員が文庫本の下町ロケットを買って、事前に読み、ディスカッションに入った。なかなか面白かった。

 さて、本書の最後のほうに、こんな文章がある。「合法的だがモラル無し、って会社少なくないですからね。なりふり構わず儲けに走る企業に、どれだけの人が泣かされるか」・・「法律以前に守るべきモラルや信義則があると思うんですけどね」・・ これ、著者が一番言いたかった事じゃないかな。

  我々中小企業診断士も、倫理規定というのがあって、法令以外でも「自ら守るべき職業倫理のあることを認識し、中小企業診断士の名誉と良識においてこの規程の精神に従わなければならない。」とされている。また、「深い教養と高い品性の保持に努め中小企業診断士としての名誉を重んじ、いやしくも信義にもとるような行為をしてはならない。とされている。

 知り合いの診断士からこんな話を聞いた。受講生のフリをして先進企業のビジネスモデルを根ほりは葉ほり聞き出して、そっくりその方法をパクる企業。また、消費者のために無料サービスしている商品を、取引先に無断で勝手に有料に切り替え、儲けを増やしていく企業、違法ではないが倫理的におかしい企業で、知り合いはこれらの企業に不信感を持っていた。

 そして、このような会社と付き合っていたら、こちらまでとばっちりを受けそうだったからと、早々に両方契約を打ち切ったそうだ。この企業に勤めている従業員は、モラルや信義則など、どのような気持ちで働いているのだろうか、マヒしているんじゃなかろうか。少し心配だが・・ この企業さん、長い目で見れば、どこかで躓く(つまずく)だろう。

 企業は法令だけ守ってればいいんじゃない、その上にある倫理的な責任、信義や誠実さが信用を作っていき、信頼されて、業容が拡大していくのである。この物語ゴーストの最後では、裁判に勝った企業が、佃を裏切るところまでになっている。次の物語は、ヤタガラス。展開が楽しみだな。

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一日で筑波山を二度登山

2018年10月13日 | 中小企業診断士資格とその活用

 アメリカから帰ってから太ったままである。これはまずい。最低2kgは落とさないと長期計画に合わない。そうかと言って毎週、紅葉の東北に出かける訳にもいかない。そこで、昨日は、筑波山へ。ただし一日二度登山をする。

 筑波センターで、いつもより早いバスに乗る。幸い連休で混んでるせいか、臨時バスが出ている。8:45御幸ヶ原コースの登山開始。二度の休憩をはさんで、1時間40分で到着。すぐにケーブルカーに乗り下山。ケーブルカーの駅で、ソフトクリームを戴き、二度目の登山を開始。11:00再スタート。

 こちらも二度の休憩をはさんで、1時間45分で御幸ヶ原に到着。一定のペースが保たれている。ここから男体山に登山開始。さほどの時間もかからず山頂に到着だ。再びケーブルカーで下山。ケーブルカーを使わないと、の温泉の入浴時刻に間に合わないのだ。そして単純泉に入浴して、バスに乗る。ここでもソフトクリームを戴く。これで登りの1日累計は約1,150m、北アルプス並みとなった。

 

 途中、筑波山神社の入口の神橋の修理に出くわす。この請負業者が、「金剛組」、神社建築の会社で、飛鳥時代の創建だ。確か世界一長寿の会社だと聞いたな。大阪四天王寺の建築を手掛けていたが、関東の仕事もやってるんだ。頑張れ、中小企業!!

 

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中小企業診断士資格、三度目の更新

2018年10月12日 | 中小企業診断士資格とその活用
そうだったんだ! 中小企業経営 ~社長の経営戦略がまるごとわかる本~
クリエーター情報なし
三恵社

 中小企業診断士の資格は、5年ごとに更新がある。先日三度目の更新が終わった。これで診断士生活15年である。先日中小企業庁から登録証が送られてきた。せっかくなら顔写真がついていれば、色々使えるのにねえ。

 

 この資格、私の人生に大きな影響を与えた。資格に合格したのが47歳のとき。資格を取る際には、実務補修と言って、実際の中小企業さんに行って、診断をする。私の当時はこれを2社行った。これが面白くて、二番目の職業は、これだ!!と思い、独立を計画した。

 60歳まで務めるのは時期が遅くなるため、早期退職を考えた。ただし、現職の仕事にも生かしたいし、独立の準備にもなるように、企業内診断士の活動もしたいし、と最低5年間は準備期間とした。そして独立したのは55歳の時だ。今は独立8年目になる。

 この資格更新も、結構な手間だ。5年間で、理論政策研修を5回受講し、実務従事を30日必要とする。私の場合、企業さんの仕事をしているため、30日間はそれほど無理はない。企業内診断士の時代は、診断協会が実務従事をセットしてくれ、これに参加していた。次の更新は67歳の時、このときもまだ診断士活動をしているだろう。その次は怪しいけどね。

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目標管理セミナーを受講

2018年09月25日 | 中小企業診断士資格とその活用
図解入門ビジネス 最新目標管理(MBO)の課題と解決がよ~くわかる本
クリエーター情報なし
秀和システム

 経営管理の手法に目標管理がある。目標管理はドラッカーも推薦している。最近目標管理について出版した診断士の方々がセミナーをやるという。書籍の購入も含めて費用は2,500円、これは安い。早速申し込む。

 日本橋の会場での開催。セミナーの前半は、目標管理の講義。この目標管理は課題達成型と言って、目標が連鎖しているタイプだ。私の以前勤めていた会社もこのタイプだった。

 目標管理に関する運用上の問題点が載っている。これ使えそうだ。目標管理は導入されている企業も多いが、成果をあけている企業は少ないようだ。セミナーで目に付いたのは、四半期ごとの面談、それに計画書に上司の援助欄があることかな。

 そしてセミナー後半は、ケーススタディをやる。ある企業の状況が設定されていて、これを目標管理に落としてみる作業だ。これをやると目標管理が腹に落ちる。

 終わって、近所の飲み屋で懇親会。10人ほどだが、何人か知っている診断士さんもいる。芋焼酎を戴く。若い方が幹事をしているんだろう、肴が次から次へと出て来る。夜10時半を回って解散。まずまずのセミナーであった。

 

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コンビニ人間、資格で言うと販売士だ

2018年09月17日 | 中小企業診断士資格とその活用
コンビニ人間 (文春文庫 む 16-1)
クリエーター情報なし
文藝春秋

 出張時にキオスクで買った文庫本だ。1,2時間で読める本はないかと探して、本が薄かったから買った。芥川賞作品だった。92万部売れている、ほう。このストーリーははご存知の方も多いから、ここでは、あんまり書かかない。

 作品中に、コンビニのオペレーションの仕事が頻繁に出てくる。作者はコンビニのオペレーションにかなり詳しいようだ。店舗の陳列や、商品の仕入れ、特売セールなどだ。コンビニはうちの近くにもあって、毎日のように利用する。私は別にコンビニに特別詳しいわけじゃない。

 しかし、この作業に該当する試験がある。商工会議所の「販売士」だ。レベル的には、販売士3級から2級の辺り。3級の科目は、小売業の類型、マーチャンダイジング、ストアオペレーション、マーケティング、販売・経営管理だ。ストアオペレーションなどは、いかにもという科目だ。

 もう一つ、中小企業診断士試験の一次試験に「運営管理」という科目がある。こちらは、工業と商業から成り立っており、商業の方が、陳列のタイプや、仕入れなどの学習があった。こちらはこの科目単独で学習るるわけではない、中小企業診断士試験の1科目だから大変だ。

 私の今年出版した本、「そうだったのか、こんなに面白い資格」では30歳代のおすすめ資格に登場する。せっかく、販売士を目指すなら、3級で止めることなく、大規模店の店長クラス1級まで目指してほしいね。

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ロサンゼルスその2

2018年09月16日 | 中小企業診断士資格とその活用

 ビジネス最終日の昨日は、午前中はオフ、午後はセミナー。オフの午前中にせっせとロスを回る。まずはサンタモニカ海岸、次にハリウッド、最後は、昼食を兼ねてファーマーズマーケット。いずれも三十年ほど前に訪問したことのある場所だ。

 

 今日のトピックスは、Uber(ウーバー)。仕事がはねて夕食後、ホテルに帰る際、ある方の発案で、Uberを使って帰ろうとなった。3人でスマホをいじる。Uberって海外では盛んに利用されているが、日本では様々な理由で、普及していないサービスだ。

 

 スマホで、クレジットカードを登録しておき、行き先を入れる。ダウンタウンだからか、地図上のUberの車が少しずつ動いている。指定すると運転手の顔が出て来る。そしてすぐ来てくれた。車には日本のタクシーのような標識はない。普通の車だ。反対車線に止まったから、横断歩道を渡って、車へ。3人が乗車し、リトルトキョーにあるホテルまで。

 

 車内で運転手に、我々はUberを初めて利用するんだ、といったが、通じない。この国ではこのサービス、当たり前になっているんだろうか。とにかく新しい体験ができて、素晴しい一日になった。

 

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