資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

ロサンゼルスその1

2018年09月15日 | 中小企業診断士資格とその活用

 場所は変わり、サンフランシスコからロサンゼルスへ。昨日は午前は移動、午後はセミナーと施設見学だったが、そちらは省略。

 この日は、何と言っても、夕方からの大リーグ観戦だ。夕刻ホテルを出発し、ディズニーランドのあるアナハイムへ。ここがエンジェルスの本拠地だ。シアトルマリナーズを迎えての一戦。

 座席は一塁側内野指定席。一塁側はこの球場はビジターだ。大谷は4番DHで出場。バスの関係で8回裏まで観戦したが、大谷は三打数ノーヒット。1エラー出塁。さえない成績だ。投手で田沢も登板。

 マリナーズのベンチにはイチローがいるはずだが、私の席からは見えない。大谷は最後の9回の打席で二塁打を打って打点を稼いだそうだ。ああ、見れなかった。

 大リーグは、若い頃、ドジャースタジアムと、二年前オークランドで見て以来三度目だ。球場の雰囲気や盛り上がりなどはさすが大リーグ。タイミングが合わないと見れない大谷も見れて満足、満足 !!

 

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サンフランシスコその2

2018年09月14日 | 中小企業診断士資格とその活用

 昨日は、午前はカリフォルニア州政府を訪問、興味のあったのはスマートメータ―。詳細は報告書が出てから書く。午後は、シリコンバレーだ。

 まずは、プラグ&プレイ社のテックセンターへ。この会社は、ベンチャー企業のスタートアップを支援する企業だ。仕事の内容と、施設の見学をする。

 

 そしてパートナー企業となっている大阪ガスさんと東京ガスさんのご担当から、こちらの様子を伺う。東京ガスさんは、あれれ、Oさんだ。こんなところで会うなんて・・

 そして、楽しみにしていたアップル社は、日本でも報道の通り、アイフォンとアップルウオッチの新製品の発表会に当たってしまい、アップル関連は、お休み。残念! 時間が遅くなり、渋滞も心配されるため、この日はそのままホテルへ。今日は終日、講演と施設見学の日でした。

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サンフランシスコその1

2018年09月13日 | 中小企業診断士資格とその活用

 ガスエネルギー新聞の北米エネルギー調査団として、サンフランシスコに到着。初日は午後、まずツインピークスに立ち寄よってサンフランシスコを一望する。

 その後夕方にホテル着。ユニオンスクエアで夕食後、ダウンタウンを散策。一昨年も来たが、その時と同じようにLGBTの旗があちこちに立ってる。

 ホテルそばに、ツイッター社の本社がある。時間が遅く、もう誰もいないようだが、ここがあのツイッターだ。

 

 

 

 

 翌日は、午前と午後イチは、ホテルの会議室で二社からプレゼンを受ける。事業インキュベーターの方からの話は、中小企業診断士向きだ。ガス関係の方わかるかな。終わって、ゴールデンゲートブリッジへ。聞けばこの橋、昭和の初めにできたという。私は学生時代に卒業研究で、アーチ橋と鉄筋コンクリート橋の設計をやってことがある。計算の塊だ。当時出始めの関数電卓をフルに使ったが、電卓やコンピュータのない時代、いったいどうやって設計したんだろう。不思議な気持ちだ。

 

 夕食は、フィシャーマンズワーフで、カニを食する。アシカの群れとアルカトラス島(アル・カポネも入っていた監獄)を眺めながらの夕食だ。初日、二日目とも飲んだ後は、ホテルで小一時間仕事をして寝る。早く終わらせて、楽に仕事したいからね。

 

 

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診断士資格、3回目の更新

2018年08月16日 | 中小企業診断士資格とその活用
新・中小企業診断士の実像
クリエーター情報なし
同友館

 中小企業診断士資格の更新申請をした。私が持ってる数ある資格の中では、この資格を一番活用している。そしてこの資格は、5年ごとに更新が必要だ。私はこれで、3回目の更新。従って資格を取得し、診断士活動を始めて、15年になる。この資格の更新、結構大変である。診断士になると、絶えずこの資格更新のための診断ポイントの数を気にするようになる。

 まず、理論政策研修という1日の講習を受講する。これが更新までに5回(5ポイント)必要だ。そして実務従事。中小企業さんの診断などを30日間(30ポイント)、おおむね6日間×5回の実務研修を行う。私は独立診断士だから、企業さんの研修や診断したときに、ハンコを貰う、大した作業ではないが、これが企業内診断士となると事情が違ってくる。

 企業内診断士は、なかなか他社の企業診断の機会もない。私は、サラリーマン時代は、知り合いの中小企業さんに頼み込んで、診断を行っていた。その関係で、今でも付き合いのある企業さんはある。

 また、企業内の方向けに、診断協会で、実務従事と言って、指導員のもと、何名か診断士が集まって、指導員の知ってる企業の診断を行う。企業内の方だから、休日開催が多い。私も以前、このイベントで、副指導員をやったことがあるが、結構大変だ。ヒアリングは平日、休日に集まって診断報告書の作成、報告はまた平日だ。もちろん企業さんまで出かけていく。かつて、ある中小企業さんでは、社長が、報告を全従業員に聞かせたいということで、食堂でに50人ほど集めて報告会をやったこともある。

 とにかく、今回も理論研修の終了証書5枚、実務研修の終了証書5枚を集めたため、これに申請書を添えて、診断士協会に申請した。順調なら9月には新しい診断士カードができてくる。これで、5年は心配ない。次の更新は、67歳だ。診断士、まだやっていると思うが、次の次の更新では怪しくなる。

 ちなみに、この更新ができないと、資格の休止という制度もある、メリットは、更新の研修が不要ということ、デメリットは、中小企業診断士と名乗れない。これだけだ。企業内の方は、こっちを利用する方も多いようだ。

 (ようやく集まった、10枚の終了証書)

 

 

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プロ講師養成講座は19期の受講

2018年07月08日 | 中小企業診断士資格とその活用
そうだったんだ! 中小企業経営 ~社長の経営戦略がまるごとわかる本~
クリエーター情報なし
三恵社

 日曜からプロ講師養成講座19期が始まる。(今日は予定があって欠席だが) この講座は、対象は中小企業診断士が主だ。ただし何人かは診断士でない方も受講している。毎月第二日曜、終日で、1年間だ。もっとも私の場合、仕事が入る場合があるから年に数回の出席だ。資格試験がダブルブッキングすることもある。その時は試験だけ抜けて受験し、また会場に戻って来る。この講座、もう6回目の受講だ。なんでまたおんなじ講座を6回も受講するか、よく聞かれる。

 お答えは次の通り。まず、リピーターだから、料金が半額4万円。そしてこのコースの目玉は、自分の研修商品を作るり、プレゼンし評価を受けることがある。この価値が大きい。今年はいくつか、作りたい講座がある。過去の実施した講座だって、整理してプレゼンしたいものもある。新人研修、エネルギー業界基礎研修、リスク研修、そして動画講座などだ。

 もう一つのメリットは、人脈形成である。日曜日に1年間、わざわざ受講する人は意識の高い人が多い。講座が終わって、居酒屋で一杯やることもある。この時の人脈は大きい。これがきっかけで仕事になってるものがいくつもある。

 ということで、自分の研修商品を磨き、人脈形成を図り、研修スキルも上がり、これで4万円だから、毎年のように受講するのである。これから1年間、講座の受講生の方々、よろしく。写真は、私を含め、同じ講座の卒業生で書いた書籍です。

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募集・採用に重要、中小企業のイメージアップ

2018年06月23日 | 中小企業診断士資格とその活用

 私は、中小企業診断士で、診断協会に入会・登録している。その診断協会からは、機関誌「企業診断ニュース」が毎月送られてくる。普段の月はパラパラと見て、捨ててしまうのだが、今月号は違った。特集は、「いまこそ聞きたい!中小企業の募集・採用のすべて」である。良質の記事だったので、書き留めた。

 

 中小企業だけでなく、今の社会は人材不足が深刻化していのはご存知の取りだ。この記事はその対策が書かれている。第1章は求人票で求職者を集めるコツ。第2章は、書類選考と面接で抑えるべき必須ポイント。第3章は、人材の離職を防ぐリテンション策。第4章は、公的機関を活用するポリテクセンターとの連携。最後の章は、企業永続のために中小企業診断士ができること。である。いずれも現役の中小企業診断士が執筆したもののようだ。実用的で読み応えのある内容だ。文中、幾つか気になる事柄や知らない言葉も出てきた。

 まず、求人を出す前にすべきことでは、「企業イメージを高める」こと。近隣に住んでいる方などを採用する場合、地元の店舗や工場などが求人するときは、企業イメージを良くしないと人は集まらない。求人票よりも企業そのものを見て応募してくることの方が多い、特に注意すべき点は、近隣に住んでいる方から見える部分、工場やオフィスが整理整頓されているか、出勤する従業員の態度が悪くないか、近隣の評判が悪ければ絶対応募はない。著者の経験では、半径200m以内の住民に支持を受けていなければ、近くの求職者さえ来ない。イキイキ働いているか、社内が楽しそうだと感じる雰囲気などが重要という。なるほどね。

 次は知らなかったキーワード。「ポリテクセンター」、日本語で言うと、職業能力開発促進センターという機関だ。ものつくりに特化した職業訓練や指名求人などを行っている。そして、「リファラル採用」。これ、コネ採用のことだ。従業員から自社に見合った人材を紹介してもらい、入社につなげる。社風を知った従業員からの紹介だ。離職率が少ないのがメリット。この人材難の時代にはいいかもね。

 さて、この機関誌、執筆者は、診断士になって2,3年の方が多いようだ。自己PRを兼ねているんだね。実は私も、診断士になりたての時、東日本大震災の時の企業行動で、BCPを対談形式で書いたことがある。私のサラリーマン時代の最後の仕事だった。市販されていない雑誌だが、時折、いい記事にで出会うこともある。

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ジョハリの窓

2018年06月12日 | 中小企業診断士資格とその活用

 ジョハリの窓という対人関係のモデルがある。図のようなモデルである。自分が知っている/知らない、他人が知ってる/知らない、という4つの窓(マトリクス)を作る。このうち盲点の窓、つまり自分は気が付いていないが、他人からは見られている自己、を発見するのが、重要な気づきとなる。 

  出典:ウイキペディア ジョハリの窓 最終更新 2018年3月17日 (土) 23:44

    

 この手法、かなり前から知ってはいたが、実際使ったことはなかった。先日研修で時間が余ったため、これを使ってみた。1時間ほどである。資料などはないため、ホワイトボードに手順を書いてやってみた。①まず、付箋を多数準備して、手順を説明する。②自分の特徴をいくつか、ノートに書き出す。③ワンペアになって、3分ほどの時間で、お互いの特長を付箋に書いて、相手に渡す。④これを何組が繰り返す。⑤終わったら、ノートに、自分が書いてて他人にも書いてもらったものを「開放の窓」へ。自分が書けなくて、他人が書いてるものを「盲点の窓」に書く。最後に、自分だけしか書いていないものを「秘密の窓」に書く。「未知の窓は誰も書けない」窓だ。

 終わって感想を聞いてみたが、反応はまちまちであった。なるほどこんな気づきがあったのか、自分と他人はほとんど同じだったとか、外見のことが多かったとか、これ宝物にしようとか、である。

 今回は即席でやってみたが、それでも留意点がある。記述式だから、自分と他人の表現が完全一致しない。そこで類似のものは同じとみなすようにお願いした。ネットで調べると、性格などはあらかじめ、リストを作っておく手がある。このリストから選択するという方法だ。また、念のため、他人の評価は、特長、つまり良い点に絞った。悪い点も入れると、評価になり、自責をされてしまうと変な雰囲気になる可能性がある。私は心理学の専門家でもない。この二つほどかな。

 ちなみに、この自責や相手を責める研修にST(センシティブ・トレーニング」がある。私は、サラリーマン時代、管理職に昇進するときの研修でこれをやった。山の中に1週間籠る。数人のグループで、他人から攻められて、自己の反省をする。1セッション終わると、今回のグループの色を書く。全員やって、もういいかと思ったらほとんどが白色や黄色になる。この状態になったら、終了と、講師の方が判断する。

 もともとこの手法は、アメリカの人種差別をなくするため、白人と黒人がわかりあうための訓練だったそうだ。この厳しい訓練、日本でもやっていたが(現在もやっているかどうかはわからない)自殺者が出るとか事件があって、専門家の指導がないと絶対やってはいけない訓練だそうだ。

 

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中小企業白書セミナーに出席

2018年06月03日 | 中小企業診断士資格とその活用

  中小企業庁は毎年、中小企業白書を発行している。診断士の世界では、「白書」と言えば中小企業白書のことである。診断士の一次試験にも出題されるため、受験時代は、よく読んでものだ。診断士になってからも、企業診断の参考に白書を引用することもある。マクロ分析の時は使えるし、著作権の心配もいらないからだ。しばらくぶりに、白書の解説セミナーに出席した。虎ノ門の中小企業大学校である。もちろん無料だ。

 

 

 今年の白書では、ポイントを16個掲げている。中小企業の景況感は拡大傾向、下請取引は着実に改善、深刻化する人手不足など16個だ。また、今回の白書の特徴は、豊富な事例だ。何と113事例もある。よく集めたものだ。今日は、この事例で面白いものを紹介する。

① 60歳以上の限定の求人広告をきっかけに人手不足を解消し、シニア人材の活躍の場を広げているプレス板金加工の企業(岐阜県)

② 業務の見直しの結果、設備の入れ替えを行い業務効率化を実現した温泉旅館(島根県) 客室の有料冷蔵庫のドリンク補充や冷水ピッチャーの入れ替えに毎日1時間半もかかっていたが、通常の冷蔵庫に変え、ピッチャーをペットボトルに変えて一人平均30分残業時間を削減、冷蔵庫の更新投資に70万円

③ 環境調査会社で案件に偏りが出て業務が特定社員に集中したが、スキルマップを作り、スキルに応じて割り当てをして一人平均労働時間が年100時間削減(群馬県) 

④ 特養老人ホームで、見守りセンサーとパワーアシストスーツを導入し勤務負担を軽減し、転落事故が30%減少、設備投資は616万円、うち補助525万円(東京都世田谷区) 

⑤ 顧客が反復的に利用するストックビジネスに着目し、高性能潤滑剤をSNSでプロモーション、4カ月で1.3万人が購入、2千万円の売り上げ、費用はSNSプロモーションで30万円(千葉県)

⑥ 売り上げ減少に悩むパン屋が補助金を使って、大きく背の高い看板を設置、認知度が高まり売り上げが年300万円増(鹿児島県)

⑦ 人手不足に悩むハンバーグ専門店が、お皿にライスを盛るシャリ弁ロボ、券売機を導入し、調理時間の短縮、回転率の向上により月商が2倍に増加(東京都中央区)

⑧ 店内が暗く花の魅力が十便に訴求できていない生花販売店で、LED照明化し、来客数が50%増加。LED照明で発熱量が減り、花の寿命が延びて在庫ロスが1割減少(山形県)

 戴いた資料は、ダイジェスト版だから、事例は、まだまだあるはずだが、ブログ入力も結構疲れる、ここまでにします。しかし、②あたりは、作業者は毎日作業してるんだから、私から言わせるとなぜ今まで改善できなかったんだろうか。おそろらく、従業員に改善などを考えさせることをしなかった、言われたことだけしっかりやれ!という風土だったんだろう。

 中小企業の中には、赤字を脱却するため、売り上げを何とか上げるのに四苦八苦で、資金繰りや納期の順守で手一杯、改善やコミュニケーションなどと言ってられない会社も多いんだろう。このくらいの改善なら、診断士を使ってよ、という気持ちだ。

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社会人基礎力調査

2018年05月17日 | 中小企業診断士資格とその活用

 先日ある企業さんの研修で、社会人基礎力調査を実施した。この調査は、以前中小企業診断協会が作成したものだ。経済産業省が社会人基礎力に関し研究したものを、調査システムにしたものだ。診断協会で何かの賞を受賞をしていたようだ。中小企業診断士は、料金を払って、使用することができる。私はもう何年もそのユーザーである。

 調査方法は、エクセルシートに160項目ほどの質問があり、これに選択式で答えていく、一人10~20分ほどの所要時間だ。このシステムは、1回の調査で100名分処理可能だ。私の場合1回で30人ほどが最高かな。データを持ち帰って、分析する。調査票を取り込み、エクセルのマクロで処理する。マクロが動く様子はわからないが、ドクン、ドクンと動くため、処理の雰囲気がわかる。時々エラーも出る。今回も、〇を漢字変換で入れたためエラーとなった。正しくは記号の〇である。一括変換で修正する。そして分析終了、一発でできればものの数分だ。

 分析結果は、レーダーチャートだ。調査本人と、今回調査したグループと、今までシステムに取り込んだすべての人の3つのグラフが描かれる。このグラフの特徴、業種などによって異なる。私はもう何回も実施しているため、この業界は、ここが得意で、ここが不得意だという傾向がはっきり出る。それに、調査の合計も出るため、企業として世の中と比べて、どの程度なのか、また会社に対して従業員は何を感じているか、などもわかる。従って、従業員満足度調査の結果も兼ねていると言える。

 この調査、時々やらないと、やり方を忘れる。新入社員だけでなく、入社数年目の中堅社員なども対象にできる。新人時代と中堅時代、両方測定しておくと、成長の度合いがわかる。これで便利だから、利用してみたい方、私までどうぞ。(写真は、昨年、診断士の機関誌に載せたときのもの)

 

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変なホテル

2018年05月14日 | 中小企業診断士資格とその活用

 中小企業診断士の機関誌に、企業診断ニュースがある。毎月発行のものだ。私も、診断士になりたての時に地震対策で一度掲載されたことがある。

 

 4月号のテーマは、「生産向上の現場を追う」だ。事例に、「変なホテル」という記事。変なホテルは、ハウステンボスのホテルだ。HPでは動画が見れる。いろいろな設備投資(ロボット)をして、試行錯誤して、効率化を図っているホテルだ。

 どんな効率化をしているか概要を紹介しよう。まずフロントはロボットと恐竜(もちろんこれもロボットだ)。クロークは、アーム型ロボット。部屋にもロボットがあり、ロボットに接客をさせている。荷物の運搬ロボットも入れた。

 一方止めてしまったものもある。部屋に冷蔵庫もパジャマもなかったが、問い合わせに対応するスタッフが忙しくなってしまって、やっぱり用意をした。これで、スタッフの対応も減った。運搬ロボットもコストがかかる割に、全部の荷物を運搬できないため止めた。もう一つ、宿泊オークション、一番高い価格を付けた客に宿泊を提供する、狙いはいいが、多くの客は別のホテルに予約していて、当選してもキャンセルが相次いだため、これも中止。

 結構、試行錯誤している。これが実際の投資&効率化だろう。簡単には成功はしない。導入後も改善を繰り返す。でもこのホテル、従業員一人当たりの客室数は、当初より8倍になっているそうだ。そして、マスコミにも取り上げられ、繁忙期は100%、オフシーズン絵も70%の稼働率だそうだ。これはすごい。そして余った従業員は、系列のハウステンボスに異動となったそうだ。

 このホテル、成功例だと思う。人手不足と人件費を軽減する世の中、実際は、このように試行錯誤して、効率化しているのである。

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東商検定事業部様を訪問

2018年04月25日 | 中小企業診断士資格とその活用
改訂6版 環境社会検定試験eco検定公式テキスト
クリエーター情報なし
日本能率協会マネジメントセンター

 昨日は、自分ブランドを作る一日。まず、業界紙「ガスエネルギー新聞社」で、ガス主任技術者試験の学習について、インタビューを受ける。5月の後半に新聞紙上でガス主任の特集をするそうだ。原稿を作って1時間ほどしゃべる。そして新聞掲載用に最近の顔写真を送る。いい写真使ってもらわないとね。

 そして次、虎ノ門を出て、左に経済産業省、右に財務省を見て、霞ヶ関駅へ。そこから二駅、東京商工会議所へ。途中、財務省の前が騒がしい。どうやらセクハラののデモをやってるらしい。時折、財務省前で、ワッという大声が聞こえる。気勢を上げてるんだろう。ここ、デモは毎日のようだね。

 

 その後、東京商工会議所へ。執筆用に、商工会議所の資格名称の使用願いを書いて送ったら、詳しく説明してほしいとのこと。初めは私の会社(自宅)を訪問したいとのこと。ウチは、生活感一杯で、とても入れられる場所じゃないため、虎ノ門に行くついでに、こちらから訪問する。東商ビルは現在工事中で、仮設のため、なかなか場所がわからない。ようやく見つけて中に入る。

 先頃、校了した執筆について、初校版を見せて、商工会議所の資格をどのように紹介しているか、説明する。簿記、販売士、ビジ法、ビジマネなどは入れたが、エコ検定は忘れた。先方、残念がっていたが、ウウン、知ってれば入れたのに。東京商工会議所の資格について、感想や所見、受験者の拡大策など意見交換する。いちいち、頷かれていた。

 そして、中小企業診断士の研究会で東商の資格について、PRして戴くことになった。私からは、ブログで商工会議所の資格PRをすることもお話した。(今日の記事も商工会議所のPRの一環だ)ビジ法やビジマネなどはビジネスマンの自己啓発として、いい資格だと思うな。時々書いていきます。

 

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「専門家派遣事業支援専門家」に登録

2018年03月24日 | 中小企業診断士資格とその活用

 東京都中小企業振興公社の「専門家派遣事業支援専門家」の登録を完了した。この派遣事業のしくみは、中小企業さんが経営上外部専門家の支援を受けたい場合、1回当たり1.2万円強を振興公社に支払うと、専門家が企業に派遣され、相談を受けてくれる。1社年間8回までこの制度が利用できる。派遣された専門家は、1回当たり2.3万円を振興公社から受け取る、というものだ。企業と振興公社が半分ずつ持ち出して診断士の収入になるというしくみだ。

 この専門家は、中小企業診断士のほかに、社会保険労務士、税理士、技術士など300名近くが登録されている。この専門家派遣をできる専門家になるには、審査を受けて合格したら登録される。応募資格は独立して5年以上、申請用紙に、今までの業務経験や、執筆・講演履歴、最近の診断や研修の結果などのレポートを書く。そしてこれに合格したら、次は面接だ。この面接に合格したら登録される。期間は2年間で、更新制度もある。更新するかは2年経ってやってみてからだな。 

 先日、振興公社が連絡が来て、支援専門家として登録されたそうだ。よかった。これからは、面接で派遣専門家の名刺を作るか、今の名刺に肩書を刷り込んでくれという。困った、私の名刺はもう一杯だ。名刺もう1枚作るか。

 この派遣事業は、中小企業診断士が、知り合いの中小企業さんを公社に紹介することもできる。中小企業さんにこの制度利用しませんか、私が派遣専門家になりますから、という方法だ。でも、私の住まいは、埼玉県で、都内に知り合いの企業はあんまり多くはないからなあ。企業さん見つけないと。これ読んでる中小企業さん、希望するなら連絡くださいな。

 チラシを見ると、中小企業の支払うお金は、千代田区や港区などいくつかの特別区は補助制度があり、企業さんはほとんど無料に近い金額で派遣を受けることができるそうだ。これ、あんなり知られていないね。

 さて、これで晴れて、「専門家派遣事業支援専門家」、これも資格にカウントすると、ちょうど400個目なんだな。

 

 

 

 

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まだ売ってる、新・中小企業診断士の実像

2018年02月15日 | 中小企業診断士資格とその活用
新・中小企業診断士の実像
クリエーター情報なし
同友館

 先日、浜松町での打ち合わせが終わり、駅前の書店に寄った。この書店はサラリーマン時代の昼休みによく寄った店である。自然と脚が資格本コーナー、中小企業診断士のコーナーに向く。中小企業診断士コーナーでは、受験テキスト・問題集と並んで、診断士になるためにはどうしたらいいか、独立するにはどうしたらいいかなどのノウハウ書籍も同じコーナーに並んでいる。

 すると、あれあれ5年以上前に出版した書籍がまだ並んでいる。小林先生や波形先生、山根先生、そして日野先生など、診断士業界の中では著名人の方々と並んで売られている。この本、共著なんだが、私が共著の代表になっていて、背表紙だけ見ると、まるで私が一人で書いたように見える。

 ビジネス書の寿命は短いんだが、このジャンルの本が少ないんだろうか。こんなに長い期間販売されてるのは、ちょっと嬉しい。でもなかなか増刷にはならないんで、儲けはありません。

 

 

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中小企業診断士実績証明書の価値

2018年02月05日 | 中小企業診断士資格とその活用
新・中小企業診断士の実像
クリエーター情報なし
同友館

  

 先日都心(浜松町)の書店に寄ったら、あれあれ5年以上前に出版した書籍がまだ並んでいる。小林先生や波形先生、山根先生など著名人と並んで売られている。ビジネス書の寿命は短いんだが、こんなに長い期間販売されてるのは、ちょっと嬉しい。

 さて本題、中小企業診断士は、5年に一度診断士資格の更新がある。この資格更新の要件は結構ハードルが高い。1回4時間の理論研修を5回、5枚の証明書が必要になる。それに診断助言業務の実績証明書を30ポイント、ほぼ30日間だ。通常6ポイントが証明書1枚になるため、証明書5枚だ。

 私は来年資格の更新だ。三度目の更新になる。診断士生活は15年目になる。更新に先立って、理論研修の証明書が5枚、診断助言業務実績証明書が5枚揃った。これで来年の更新は間違いなくできる。私の場合、理論研修は、講師を務めたから楽に取れた。また実務従事は、最近頻繁に仕事を行っているため、企業さんからこれも割と簡単に証明をもらった。

 これが企業内診断士の場合、こうはいかない。私も長く企業内であったから、この証明書を揃えるのは苦労した。診断協会は、実務従事機会を斡旋してくれる。サラリーマン時代は、何度も料金を払って診断していた。IT会社、建設業、小売店、料亭、和食店、製造業、ITベンチャーなどだ。これで診断の実力が随分ついた。診断して料金を払うのも何だか変だがね。

 この更新ができないと、休止届を出すか、又は診断士を辞めることになる。ただ、この休止中は、中小企業診断士とは名乗れないのである。従って、企業内診断士はこの更新作業に全力を尽くす。企業内の方、頑張って下さい。

 

 

  

 

 

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1月の人財研は「私のサラリーマン論」

2018年01月21日 | 中小企業診断士資格とその活用

  1月の人財開発研究会は、涌元会員の「私のサラリーマン論」であった。通常、この研究会のテーマは、中小企業診断士としての性質上、中小企業の支援に直結する話が多いが、今回は、やや目線を上げたテーマである。

 涌元氏は、エネルギー業界で、某エネルギー会社にお勤めである。その長い経験から、サラリーマンの過去(歴史、集団主義と石田梅岩、戦後の高度成長)、現在(労労格差、中間層サラリーマンの流出、集団主義の弊害)、そして未来(AIによる影響、市民権を得つつあるフリーランス)についてお話を伺った。

 面白い話を一つ。涌元さんは、旧いタイプのサラリーマンを「日長正男」(ひながまさお)と表現されていた。これは、日本人で、長期雇用、正社員、男性の頭を取って、「日長正男さん」としているのがおかしい。

 終わって、恒例のディスカッション。若者の欲求から、ITの進展による社会の変化などへ。具体的には、コミュニケーションの手段はクルマからスマホへ、スカイプを使って飲み会をする若者、契約先とテレビ会議によるコミュニケーションで何も問題がない、現役のころ我慢して通勤していたが、あれは何だったんだろう、など大いに盛り上がった月例会であった。

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