紀尾井ホールでの三浦文彰のコンサートに行く日は午前中はヨガだったので、家には戻らないで、続けて四ツ谷まで行って、お弁当でも買って公園ででも食べようかと思っていたら、そうだ四谷三丁目のハ竹で茶巾ずしを持って行くのがコンビニのサンドイッチよりいいかと思いつきました。買ってから四ツ谷駅まで歩いて、上智大の前の土手の上を歩きました。若い頃夜桜を見に行っていた思い出のある場所です。
学生時代に、丸ノ内線が地上に出て、上智大学が見えるとなんだかときめいたものです。学生運動のアジトみたいになっていた学生会館によく会いに行きました。
迎賓館方面ですが、よく見えませんね。
江戸城外濠の土手や濠の跡を利用して一帯が公園になっています。こちらは埋め立てられて上智大のグラウンドになっています。
ベンチでもあるかしらと思ったけど、何もないので、紀尾井ホールの先の清水谷公園まで行ってみることにしました。
ここには椅子がいくつかあったのでお弁当を広げるのにちょうどいい場所でした。
久しぶりの茶巾ずしがたまごがふかふかでおいしかったです。母が好きで時々買って持って行きました。
そういえばお茶会で行ったことのある福田屋は上智大の一部になっていました。そして清水谷公園の近くに移転していました。魯山人とゆかりの料亭だったことを今知りました。
結婚式を挙げた上智大、披露宴をした維新號・・ 懐かしいエリアです。 維新號が今も変わらずあるのがうれしいです。
良く見えませんが、淵の所にスズメが何羽かいて、みんなで水を飲んでいました。
紀州徳川家や井伊家の江戸屋敷があった場所がその後寄贈され公園になっています。大久保利通の暗殺場所が近く、哀悼碑も建てられています。
井伊家との境目付近が谷だったことと、井伊家との境目付近の紀州徳川家の屋敷から清水が沸き出ていたことから、付近は「清水谷」と呼ばれていました。
紀尾井テラスにはいつも草月関連の花が飾られています。
コンサートの後は、前日に行っては入れなかった「しろたへ」に回ってみましたが、なんと中を入れれば40人くらいの人が並んでいたようです。外は列が折れ線になっていました。買うのにも入るのにも大変なのだろうと思い、すぐ帰ることにしました。代わりに青野の和菓子がお土産になりました。
最近開拓したルートは新宿3丁目経由でバスで帰る方法。早大理工前で降りて戸山公園を突っ切ります。
白梅がきれいでした。
赤坂は鹿島建設のアトリエに通った懐かしい街です。みんなで帰りに「しろたへ」に行ったり、当時あったカフェ・イ・アルテにもよく行きました。夜桜を見たり、日本酒を飲みに行ったり、クラブ活動みたいでしたね。
不思議においしいいちご大福。
Feb.20 2021 Yotsuya & Akasaka