Reflections

時のかけらたち

春は少しずつ ・・・・ spring is coming little by little

2021-02-06 23:59:54 | seasons

今日はまたとても暖かくて、コートではなくて、羽織をはおって、ベルカントの先生の公演を見に、紀尾井町まで行ってきました。新しい形式の「蝶々夫人」は斬新でとてもよかったです。一流のアーティストに習っていることを嬉しく思うとともに、プッチーニの曲ってなんて素敵なんだろうと思いました。

今日は昨日書きかけの春の始めの小石川植物園からアップします。

 

2月5日

節分が過ぎると春が少しずつ近づいているのを感じるこの頃です。

ベランダのクリスマスローズのつぼみももう少しで開きそうです。

陽があたたかく感じます。今日はありあわせでサンドイッチを作って小石川植物園までソロ・ピクニック。梅の花を見ながら、お弁当を食べて・・・ なんて幸せなの! felice!  植物園は年間パス、交通費はシルバーパス!

自然にはいろいろな面がありますが、穏やかな日に外に出れば癒されます。気がつけば腰の痛いのも忘れて歩いている私がいます。

 

いつもの森へ

最初に出会ったのはコサキ

 

水色の小さな花、オオイヌノフグリが咲き始めていました。

いくつかの小さな池の横を通ると傾斜している側ににメジロが少しいたのですが、高いところに行ってしまいました。

春はそこまで来ているという感じです。

 

 

しばらく行くと、カメラを持った人たちが4人くらい何かを待っていたので、女性が一人いたのでお聞きしたところ、連れの老人に目配せさせられて、答えてはいけないらしく、わからないと言われて驚いてしまいました。ルリビタキでもと聞いてみたのですが・・ルリビタキはもっと向こうの方ですよねというお答え・・・ なんだか変な縄張り意識か何かわかりませんがいい感じはしませんよね。猛禽類でもいるのでしょう ・・・ 又最後に寄って見た時に男性が一人いて、何か写真撮れましたかと聞かれて、少し話をしたら、やっぱりオオタカがいるとのことでした。

何を待っているのかわからないところにいてもしょうがないので、先に進んでいきました。

 

 

 

梅の花を見ながら、お弁当の時間。

あずまやにテーブルがある場所があって、そこだと多くて6人かかけることができるベンチがあります。女性が一人のんびりとしていたので、座ってもいいかお聞きして、対角線上に座っていたのですが、そちら側は陽が当たらなくて寒いからこちらのどうぞと同じ側の方を勧められて、移動しました。おかげで梅の花を見ながら昼食を取ることができて幸せででした。芝生の上では幼児を連れたグループがピクニックをしていました。

ツナとセロリのサンドイッチはもう食べちゃった。以前職場で朝忙しい時はいつもゆで卵のサンドイッチをお弁当に作ると言っていた後輩がいたのを思い出します。

 

梅の香りを楽しんでから、いつもと違う道を登って上の温室方面に向かいました。

 

藪の中をカサコソと鳥がいることはわかるのですが、姿を見せません。いつも聞かないような鳴き声も聞きました。

 

寒桜にもヒヨドリはいても、メジロは近づいていませんでした。

 

椿が美しい季節でした。 太郎冠者 侘助の原種とも言われています。椿園にもメジロがいました。

 

シセントキワノキ  (中国)

 

ロウヤガキ (中国)

 

トガリバサザンカ

 

カメリアドルピヘラ

菊更紗

 

加茂本阿弥

 

 

葉っぱに隠れるように咲いていたヤナギバサザンカ

女性二人連れの方たちが見ていて教えてくれました。葉っぱの裏が柔らかいから触って見てと言われて触って見たらふわっとしていました。以前御岳のレンゲショウマを見に行った時、他の人が花を触っていたら怒っていた人がいたけど、人それぞれですね。また横山先生とも花巡りに行きたいけれど、今年それはかなうでしょうか・・・

 

冷温室に咲いていたミチノクフクジュソウ

 

再び寒椿の所を通ったらメジロが2羽だけいました。

 

やっと会えたね。

 

タンポポも見~つけ。

何だか鳥たちにはあまり出会えずに池のほとりを歩いていたら、いつかエナガやシジュウカラが集まってきたところの近くでカラの群れがさーっとやって来ました。風のようにやってきて、せわしなく動いて、エナガはぶれてちゃんと撮れなくて、のんびり取り残されて、木の幹にいたシジュウカラだけを撮ることができました。鳥たちがさーっとやってくるこの瞬間を待っていました。

 

 

 

帰りにも別の池でコサギに会いました。今日はよくハンティングをしています。

夕方の方が鳥たちに会えるのかしらと思いました。

 

ネコちゃん、こんなところに今日はいたのね。

 

夕方が近づく森の中が静かでした。

 

カンツバキ

 

帰りに占春園にも寄ってみました。松平家の屋敷の庭の遺構があり、最近整備されたばかりの筑波大と区が共同で管理している場所です。

幸田文さんが植えた鳥が好きな木の実があるとのことです。

この日は鳥の鳴き声は聞こえたけれど、姿を見ることができませんでした。

 

外に出て自然の中にいると、気持ちが晴れやかになり、自分も自然の一部で溶け込むような感じになれるのが好きです。

 

帰ってから家から夕富士を見る。

 

Feb.5 2021  Koishikawa Botanical Garden & Senshun-en  Garden

 

コメント (2)
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