「ファミリー・ツリー」に落胆し、気分を回復させようとして観たのが、トム・ハンクス監督・脚本・主演の「幸せの教室」。
ところが、うーん、またもやガッカリです(苦笑)。
ラリー・クラウン(トム・ハンクス)は、大学を出ていないという理由から長きにわたって勤務してきたスーパーをリストラされてしまう。その後、隣に住む夫婦の勧めで地元の大学に通うことに。大学での新生活に希望を抱くラリーだったが、ラリーを教える教師のメルセデス(ジュリア・ロバーツ)は仕事への情熱を失っていた。しかし、そんな二人の出会いがお互いの人生を大きく変えていく。
・・・・っていうんだけど、トム・ハンクスがいて、ジュリア・ロバーツがいて、よくぞ、こんなにも「お退屈さま」な映画が出来ちゃったもんだ。
観ている間、ずっと、「もう少し我慢すれば、きっと良くなるに違いない」と思い続けて、そうならないまま終わっちゃったぞ(笑)。
まあ、トム・ハンクスには申しわけないけど、ご本人が書いたという脚本がつまらないんだよねえ。
演出(これもトムさん)も凡庸だし。
誰もがイーストウッド監督になれるわけではないのです(笑)。