新宿へ。
久しぶりだ。
新宿駅に来ると、いつも不思議な感覚に包まれる。
それは大学生になって、東京で一人暮らしを始めた頃から変わらない。
多分、この駅が直接故郷につながっているからだと思う。
線路の先、数時間電車に乗れば、今もそこに実家があり、母がいる。
18歳で新宿駅のホームに降り立った時の、「さあ、これからだ」という高揚と、陰で支えてくれる親への「すんません」という、少ししんみりした思いが混在する感じと言ったらいいか・・・。
その後、新宿駅で乗り降りするたび、気持ちがざわざわしたものだ。
そして今日も、雑踏の中で、それが甦った。
もう40年になるのに(笑)。



今日新宿に来たのは、西口のスバルビルのレガシイ・ホールで行われた、放送批評懇談会の「総会」に出席するためだった。
スバルビルといえば、かつてドラマのロケの際、よく集合場所になったものだ。
「朝5時半、新宿スバルビル前集合」とか。
で、行ってみると、時には同じようなロケバスが何台も並んでいて、ADが「こっちでーす!」と大声を張り上げる。
ここと「渋谷パンテオン前」がロケ隊集合のメッカだったなあ(笑)。
えーと、放懇の総会は無事終了し、2012年度の活動が正式に始まりました。
