遊びをせんとや

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訪れてみました老松町通り 古美術祭

2022-10-09 06:43:39 | 日々のあれこれ
大学時代に日本画を専攻していたので、独身の頃にこの通りのギャラリーでグループ展をやっていた。
仕事しながらだから、本当に付け焼刃で今から考えたら、凄い手抜きの作品をしかもやっつけ仕事で描いて本当に恥ずかしい。
それから20年くらいたって、場所替えてまた開催したけれど、やっぱり無理がある。
展覧会って人様に観てもらうなら観てもらなりの作品を描かないとね、、、。遠い目。

ということで老松通りで古美術祭が3年振りに開かれると新聞に掲載されていた。
我が家の歩くぴあが素早く切り取り掲示板に貼っていた。
行ってみるかと、、と初日の土曜日に出かけて行く。
この連休の初日はやっと晴れた。でも明日は雨。なんとも言えない。
人出は賑わっていた。

この通り、ギャラリーや古美術店など密集している。
梅田からは距離があり、少し不便な立地ながら少し歩くとお初天神にもぶちあたり、何となく風情はある。
裁判所の近くなので、少しお堅いながらバブリーな頃は北新地にも近く、お金持ちの結構隠れ家的な遊び場だったという雰囲気。
嫌いじゃないな。

旦那が歯科と眼科のダブル通院なので、朝一が無理で着いて最初に腹ごしらえをする。
ネットで調べたよさげな天ぷら屋さんは潰れていた。
うろうろして、昔懐かしい「チーズ停」へ。
色々ランチが980円。お得!
30年以上前に旦那と一回来た。チーズフォンデュが食べたくて友達とそれ以前にも2回ほど訪れたことがある。
店構えが変わってない。

本日のランチ

ハンバーグ、有頭エビフライ、スープ、サラダ、ライス。生ビール。
満足しました。

そこから通りの古美術のお店を冷やかしたのだけれど、入札するお店もあり、結構いい物見せていただいた。
何でも鑑定団実地研修って感じ。入札って「参考価格」と「最低価格」が表示してあって、一番高い値に入札された人が買えるみたい。私は最初「最低価格」がお値段だと思ってしまったあほうです。

店先に品物を並べて、「値引きします。」って感じの小規模なパリの蚤の市方式の店もちらほら。



  
レトロなビル。

本格的な骨董店はやっぱり私には敷居が高い。観て楽しむには良かった。

梅田まで歩いて、地下の丹青堂で三千本膠、胡粉、彩色筆を購入。

粒膠はもう製造していないとネットにあった。三千本膠は作っていたおばあちゃんが「もうやめた。」と言いはったそうで、今では工場生産。でもお店の人が「昔の修復には昔の膠が必須。だからあるところにはある。」だそうです。作ってすぐの膠はダメだそうです。
描いていて、筆の大切さは身に染みた。ぼかしたり微妙な表現はやっぱり筆遣いが大切。少し値の張る彩色筆を買いました。
丹青堂の包み紙に「人生一楽」いい言葉です。



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