遊びをせんとや

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錦秋特別公演 中村勘九郎・中村七之助 ~高槻城公演芸術文化劇場 トリシマホール~

2023-10-10 07:00:43 | 舞台、映画、DVD
9月の下旬は暑すぎるのと雨模様だったので観劇に着るのを諦めたお着物。
今回は十分寒くなったのでチャレンジ。この日のために20回くらいは練習した。

3時の公演になってので前日にカットに行き、まず髪を整えた。
朝、全ての支度を終え、旦那が散歩から帰ってくる11時から着付け。
その都度、後ろをチェックしてもらう。時にはスマホで撮影。
帯の模様がお太鼓に上手くでないので四苦八苦。手先をすごく短くすることで何とか解決。要するに私の胴が太いのだ。


 
こんな感じで何とか形になった。

場所はこの春竣工した高槻城公演芸術文化劇場トリシマホール座席数1500席の大ホールだ。
高槻城と言えば高山右近の城。
時間が早かったのでちょっと戻って隣のカトリック高槻教会。高山右近記念聖堂として建てられた聖堂。

高山右近像

レリーフ


高槻城はかつて高山右近が城主であった。
明治になって廃城になり建物の材料は鉄道の枕木などに使われたらしい。その城址をきれいに整備して公園としてホールを建設。

 
  


 
ホール内もとてもゴージャス。音響よさそうであった。

中村勘九郎、七之助の全国巡業公演。

写真はWebよりお借りしました。
まずはトークショーがあり。七之助が大の阪神ファンで優勝した日に甲子園にいたという話で盛り上がった。

おなじみ撮影タイム。勘九郎さんの頭がパッキンでした。12月に歌舞伎座で「天守物語」が七之助主演で再演され、なんと亀姫に玉三郎さんが出るとのこと。衣装も新調したそうだ。観たい!
観客は平成中村座姫路公演も観劇していた人がほとんどで追っかけファンが多く、京都の芸子さん、舞妓さん一同も多数来られていた。

演目は中村座一門の女伊達
きりっとした踊りで良かった。

復活舞踊の「桑名浦乙姫浦島」
さすがの勘九郎の見せ場もあり、「上手いなー。」とうなる一幕であった。
欲を言えば何か一幕お芝居が観たい物だった。前日に東京、高槻が終わればその日に金沢と強行日程。
中村座もそうやって歌舞伎の裾野を広げていく役割を担っているんやなと思った。

ツイッターに上がっていた写真。お借りしました。

あいにくの空模様でほんの少し小雨が降ったが、なんとか足元は大丈夫だった。
着物通の友人はきちんと雨合羽を持参、草履カバーもAmazonで購入していた。立派。
着物で観劇は私がやりたかった事の一つだった。次はいよいよ南座顔見世。団十郎襲名もあるのでチケット争奪戦になりそうだ。
着物で観劇友達ができて本当に感謝。これからもやりたい事はどんどんやって行こうと決意した。

電車やバスの乗り継ぎがよく6時過ぎには帰宅。
今秋初めての鍋料理。湯豆腐に豚肉を入れて。



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