遊びをせんとや

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牡丹靖佳展「月にのぼり、地にもぐる」 ~伊丹市立美術館~

2024-02-18 07:43:07 | 美術館、博物館
夕刊に載っていたカラーの絵に引き付けられたので絶対観たいと思った絵の展覧会は今月25日まで。
久しぶりに伊丹市立美術館へ出かける。

モノレールで大阪空港まで、そこからバスで。


1971年大阪ど真ん中、梅田生まれ。実家が料理屋さんを営まれていた。
ニューヨークで絵画を学び、ヨーロッパや各地を巡りながら創作活動を続けてらっしゃったようだ。


この日も武士の紬と黒羽織、ファー襟巻。


 
絵本「たまりのりひめ」

繊細な線、淡く溶けいるような色彩。
ヨーロッパの雰囲気、北欧の風、そこはかと漂う日本の線や色。
今まで観たことのない世界が広がる。


water fall
キャンパスに油絵具で。縦に伸びる光の滝。


 
  
絵本「おうさまのおひっこし」
色々な家具が細かく描かれていて、本当に子供の頃なら夢中になる絵本。今も好きになるけれど。
色んな画面に「たまのりひめ」が隠れていて思わず探してみた。

私がこの中で一番惹かれたページ。美しく、優しく、感動した。


 
絵本「旅する木馬」

 
  

なんともノスタルジックな画面。


 


  


キャンバスの地が所々に見え、北欧の森というか暗いところに光が降りてくるような舞うような画面。


深淵なる小品



リネン生地に描かれた絵。



絵本「めいわくなボール」

最期にポトンと落ちて飾ってある作品。


ヨーロッパ宗教画をイメージして描かれた作品


テンペラ画


大作「兎月夜」

堪能しました。

隣のギャラリーでは「むかしのくらし展」を無料でやっていて懐かしの「タミーちゃん人形」に再会

下に敷いてある緑色のドレスをまさに持ってました。
タミーちゃんは昭和37年から41年までしか販売してなかったようです。

河東碧梧桐と石川九楊の展覧会もあってみたかったけれど、時間切れで。
隣接した旧岡田家住宅の内部を見学したり

 
  


クラフトショップになっている旧石橋家住宅の二階に上がってお庭を見下ろしたりして

 
なかなか楽しめました。

牡丹靖佳展、会期は2月25日まで。必見です。

ランチ以後は次に。

この日の晩御飯は手抜きで。

スペイン風オムレツ。トマト、スライスチーズ、生ハム。
フライパンから直接。



  
 


  


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